グレンギリーのオフィシャルボトルが大幅に味、ラベルを変えてリリースされました
グレンギリーの印象というと、パルフェタムール(すみれの花のリキュール)のような香りと若干のパフューミーさが特徴的で好き嫌い分かれるタイプのモルトウイスキーでした
今回のニューボトルはパフューム香はほぼ無く、ピートをはっきり感じることができます、バーボンとシェリーのヴァッティングということですが、甘みと若干の酸のあるクリーミーな味わいでなかなか面白い仕上がりだと思います 48度のノンチルで詰められています
ちなみにボトルもダンピィタイプで昔っぽいシンプルなラベルでいい感じですが、箱も深い色合いのタータンチェックで渋いですよ
”Glen Garioch”と記されるこの蒸留所は、読み方の難しいスコットランドの蒸留所の中でも特に難解で、昔の酒の資料などでは ”グレンガリオッホ”や”グレンガリー”などと書かれていることもあります
蒸留所はゴルフ場で有名なセント・アンドリュースの北方約100キロ、オールドメルドラムという小さな村にあります ハイランド地方で最も古い歴史をもつ蒸溜所のひとつで、公式な創業年は1797年ですが、すでに1785年には蒸溜が行われていたことを示す記録が残っています
蒸留所巡りのときには、南ハイランドからスペイサイドに向かった道とは方向が違ったこともあり、グレンギリーは訪ねていませんが、次回はぜひ足を延ばしてみたいですね ¥800