BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2009年06月

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鹿児島で暮らす両親から庭でとれた梅の実が今年も届きました 昨年が初収穫で昨年はそれを使って初梅干しづくりに挑戦したのですが、今年は熟した梅の香りがほんとにいい感じでしたので、梅シロップと梅ジャムをつくることにしました で、フレッシュ感のあるおいしいジャムとシロップが完成しましたのでこちらを使ったカクテルなどを来週からのおすすめに加えようと思います

どんなカクテルができるかといいますと・・・
ウォッカコリンズに梅シロップを加えた“梅のコリンズ”や、梅ジャムをアクセントにした”梅ギムレット”など・・・メニュー以外に色々お作りできますのでぜひお試しくださいね

ちなみに、梅シロップの話を友人としていたところ、彼のご両親が作ったという10年ものの梅シロップをおすそ分けしてもらいました これは熟成感のある非常に力強いシロップです ジャガトでつくったフレッシュなタイプと飲み比べも可能ですので興味ある方はぜひどうぞ
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左の画像は梅シロップをつけた時の状態です 梅をきれいに洗って、一日冷凍して砂糖とあわせて瓶に詰めて置いとくだけ 一日何度か思い出したときにビンをふって混ぜてやれば2週間ほどでできあがりますよ 熟したものは、スーパーにもまだ出回ってますし、値段もかなり下がってる時期なので、興味のあるかたは作ってみてくださいね 





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アイリッシュウイスキーのご紹介はブログでは初だと思います 当店ではアイリッシュはスコッチの陰に隠れ、オーダー頂くことも少ないです 飲んでみると美味しいウイスキーだと気付いていただけると思うのですが・・・
お客様に”おすすめのアイリッシュ”とオーダーいただいた場合によくおすすめするのはレッドブレストやグリーンスポット、カネマラなどの銘柄になります このうちカネマラというのはスコッチタイプの2回蒸留によるウイスキーでピート香もあります
(通常のアイリッシュにはピート香はないです)このカネマラをつくっているクーリー蒸留所の原酒でつくられたのが、今回
ご紹介するワイルドギースです  
最近大がかりなリリースが始まったのでしょうか?以前は安価なブレンデッド系のもの1種を見かけるだけでしたが、ブレンデッド、シングルモルト、リミテッドなど数種みかけるようになりました
味わいも林檎や洋ナシの甘い香りと麦芽や蜂蜜のニュアンス、アイリッシュ特有のとろっとオイリーな舌触りが心地よく食後にぴったりのウイスキーだと思います ジャガトおすすめアイリッシュウイスキーの仲間入りになると思います

余談ですが、アイルランドには現在3カ所しか蒸留所がなく、このクーリー蒸留所はジョン・ティーリングという企業家によって1987年に稼働開始した1番新しい蒸留所です クーリー原酒を使用した銘柄は現在たくさんあり、樽売りなども積極的にやっているようです 新しい蒸留所としては成功しつつあるケースだと思います 初代蒸留所長は昨年までアラン蒸溜所のマネージャーを務めたゴードン・ミッチェルです
クーリーはアイリッシュとしては唯一のピートで乾燥させた麦芽を使用し、ポットスチルで2回蒸溜するシングルモルト『カネマラ』を開発し、話題となりました 蒸留所の開設やビジネスの話など興味深い話が色々ある蒸留所なので、興味のあるかたは“クーリー””アイルランドの企業家”で検索してみてください 

ジャガトにはワイルドギースの他にもクーリー原酒のアイリッシュは、コネマラ、ミラーズ、ティルコネル、リムラックなどございます ぜひ飲み比べてみてくださいね
ワイルドギース ¥1000

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ブログでのご案内遅くなりましたが、先月よりモヒート、フルーツモヒートおすすめしております 

モヒートはキューバ生まれのカクテルです

スペアミントの葉と、ホワイトラム、レモン、ソーダのさっぱりカクテルです 当店では基本は夏ごろのカクテルということで、この時期おすすめさせて頂いてます

フルーツモヒートはグレープフルーツやパイナップル、オレンジなどお好みのフルーツとミント、ラム、ソーダでおつくりします 

そういえば、5月にパリに行った時は、どのカフェでもモヒートが大人気なようで、いたるところでモヒートのグラスを傾ける人達を見ました 中でもストロベリーモヒートのようなものが人気らしく、テラス席の6,7割の人が飲んでいるカフェもありましたよ 

どんどん暑くなってくるこの時期、ぜひさっぱりとしたモヒートをお楽しみください

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ハワイ島でつくられるコナコーヒー入りのポーター(黒ビール)です 冬季限定で出荷される商品なんですが、酒屋さんのセールにより1ケース入りましたのでご案内します

色々なビールをお薦めしてきましたが、コーヒー入りというのも珍しいですよね 飲んでみるとギネスよりも優しい口当たりですが、コーヒーのいい香りと苦味が妙にマッチしておいしいですよ 逆にスタウトやポーターが苦手な方におすすめしてみたいビールです
   
コナビールは 94年よりハワイ島カイルアコナで生産開始したブルワリーで、 ロゴマークはヤモリ ヤモリは通称“Gecko”と呼ばれ現地では「幸運」や「幸福」などの意味を持ちます

ラベルもロングボード抱えたサーファーのシルエットがなかなかいい感じですよ 

¥800  

新着シャンパーニュからジョゼ・ミッシェル・ブリュット・カルト・ブランシュとリシャール・シュルラン・ブリュット・カルト・ドールの2種をご紹介します

R.Mのシャンパーニュは数をたくさん仕入れるわけではないのでブログでご紹介する前にオーダー頂いて開けちゃうことが多いのですが、今回は届きたてのうちにご紹介しときます 
どちらも久しぶりの入荷ですが、以前にサーブしたお客様にはとても好評でしたよ

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●ジョゼ・ミッシェル・ブリュット・カルト・ブランシュ

ピノ・ムニエ70% シャルドネ30%

エペルネから4km離れた「ムッスィ」に1847年からブドウ畑を所有しているメゾンです  70代半ばになるジョゼ・ミシェルは熟成型の優雅なピノ・ムニエをベースにしたシャンパーニュを造り続けています 「シャンパーニュの伝説的な人物」と地元のセラーマスターの間で敬われ、自らは「シンプルな古典的原理を応用する職人」と考えています

 ピノ・ムニエを中心とする黒葡萄の生産者として非常に有名で、他の生産者への葡萄の供給もしています レコルタン・マニュピュランとして非常に優秀なシャンパンを送り続けています

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●リシャール・シュルラン・ブリュット・カルト・ドール

ピノ・ノワール70% シャルドネ30%

シャンパーニュ地方最南端のオーブ県で1919年より自家でシャンパーニュの生産を始めています
現在5代目のリシャールは1978年から仕事を受け継ぎ農薬などを一切使わない【ヴィティキュルチュール・レゾネ】で生産をしています

ビオの認定は受けていませんが国の規制にこだわらない見事な造り 実に自然で奥行きのあるエレガントなシャンパンで寝かせるほどにその変化に目を見張ります このシャンパンは最近エレガントな雰囲気の中に力強さが出てきています

この他にも、シャンパーニュ各種入荷してますのでお訊ねくださいね

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今週より白桃を使ったカクテル始めました 桃の季節は意外と短いのでお早目にどうぞ
・白桃のカクテル
・白桃のフローズンカクテル
・ベリーニ
の3種になります どれもみずみずしく品のいい甘さを持った白桃のよいところがよく出たカクテルになってます おすすめですよ
 
ところでベリーニはベネツィアのハリーズバー生まれのカクテルで、ベネツィアゆかりの画家の名前がついてますね 
ハリーズバー生まれのもので、もうひとつ今日本でかなりの知名度を誇る料理の名前がありますがご存じでしょうか?

正解はカルパッチョです!
 
こちらも画家の名前ですよね 色遣い、画風からのネーミングですがセンスいいですよね

どちらもここ10年ほどで日本でかなり定着したカクテル、料理ですよね
カルパッチョは居酒屋さんのメニューとかにも載ってたりしますし、本来のレシピとはかなり変わりますが、魚介を使った
ものなども一般的なんじゃないでしょうか?当店には牛もも肉のタタキを使ったカルパッチョがございます バルサミコでつくったソースを使った料理でワインに合いますよ

そういえば、昔ハリーズバーに関する本を読んだことがありますが面白かったですよ 多分今も店の書庫にありますので、読んでみたい方はおっしゃってください
 
ハリーズバーはベネツィアに旅行した際、何度か入店しようと試みましたが満席、順番待ち状態で結局入れませんでした 初海外旅行だったので押しが弱かったかもしれません ベネツィアは中世の雰囲気がかなり濃く残った素敵な街で、猫にも結構出会えましたので、また行きたいですね 歴史的にも非常に興味深い街です 

話ずれましたが白桃のカクテルよろしくお願いします

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前回ご紹介の店の並びには、たくさんのレストランやビアカフェがあり、適当にいくつか入ってみました 
the out は、いかにも若いお客さんが多そうなカジュアルなお店でビアカフェというより、バーといった感じのお店 若いスタッフが一人でやってましたがBGMの選曲を色々いじってることが多く、奥に広いスペースがあり週末とかにはイベントとかもするのかもな、と思いました 息抜きという感じでヒューガルデンを飲んで出ました 

このあと、もう一軒いったのですが食事がメインのとこだったようでビールだけのオーダーに嫌そうな感じだったので、すぐに退散しました 名前もメモしてませんでした

次に向かったのがフランドル伯の城のそばにある絞首用の縄という意味の店名のストロプケ'T STROPKEです こちらも食事もしっかりとれる感じでしたがビールのみのオーダーでも平気でした グーデンドラークのドラフトと店名のついたビールを飲みました 店名と同じ名前のビールは後日紹介するDE HOPDUVELという素晴らしいビアカフェのレシピによるものらしいです ちなみにフランドル伯の城は「拷問室」として使われていた当時の拷問具などが展示された博物館になっているらしいですね 中に入らなかったのですが、いかにも中世の城といった貫禄ある佇まいでした


'T STROPKE(14 Meersenierstraat,GENT) 09.224.36.00

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