BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2010年07月

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現在終売、もしくは入荷しづらいラム2種類、ストックルームから持ってきました 

PORT MORANT 1985 ポートモラント1985 は13,4年前にBRISTLE'S SINGLE CASK RUM シリーズの一つとしてリリースされたものです なんとなくラベルの感じがラガブーリンぽいですね
ガイアナ・デメララ西海岸に存する同名の単式蒸留器で生産られた原酒を、英国にて熟成させたものです 非常にスモーキーでビッグな味わい フルボディでアフターもかなり楽しめます

1956年に一旦閉鎖されたポート・モーラント蒸溜所の旧式の単式蒸留器をウィットブルク蒸溜所に移して、使用しているとのこと ポートモラントと名のつくラムは結構市場に出回っていて、キングスバリーからリリースされたウイスキーカスクフィニッシュのラムも原酒はポートモラントでした

もう一種、LEGENDARIO EXTRASECO 7年 レジェンダリオエクストラセコ7年はキューバ産で厳密にはラムではなくアグアルディエンテという種類になります キューバでのラム呼称の定義で4回蒸留という規定があり、こちらは1回蒸留のためです 
アグアルディエンテというのは、安価な焼酎的なイメージのものが多く、熟成させずに飲まれる透明のものが多いのですが、こちらは7年熟成の琥珀色のものです サトウキビの絞り汁のみを使用して発酵、蒸留したマルティニーク諸島のアグリコール製法と同じような製法です 素朴で柔らかい口当たりのお酒です 最近キューバ産のアグアルディエンテの別銘柄が輸入されていることを知り、思い出して持ってきました 

ポートモラント1985 ¥1000 レジェンダリオ エクストラセコ7年 ¥800

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夏にぴったりの小麦のスパイスビアです 小麦の・・・と云えば皆さんヒューガルデンを思い浮かべることと思います こちらのヴェデットは、もろにそのライバル商品として、2008年にリリースされたものです デュベルでおなじみのモルトガット社からのリリースで、ボトルの形も一緒です モルトガット社とヒューガルデンホワイトの生みの親でも高名なピエール・セリス氏の合作ということです

味はヒューガルデンホワイトとよく似ています が、ヒューガルデンよりはスパイスが控えめで、その分フルーティな柔らかい口当たりを感じます 僕はどちらも同じように好きなのですが、当店では非常に似たテイストのヒューガルデンを扱っているために、あまり仕入れる機会がありませんでした・・・
先ほど書いたように僕は味わいは両方とも好きですが、ラベルデザインはVEDETTのほうがイイと思いません?カフェなんかでお昼に飲んでいても似合うようなシンプルなデザインにイメージキャラクタの白クマがカワイイです 
また、裏ラベルにはボトル毎に違ういろいろな人の顔写真がプリントされていますが、これはWEBサイトにて応募された写真やVEDETTのイベントなどで撮影された写真で、それをラベルに印刷して流通させているようです 日本人の写真は日本で流通するようなので、これに応募して自分の写真がのったラベルを探してみたくなりますね(なかなか出会わないとは思いますが・・・) VEDETTの日本のサイトにいけば、アップロードできますので、暇なときにやってみてはどうでしょうか

今月よりしばらくは、ヒューガルデンと両方ストックしておきますので、ぜひ試してみてください
 ¥900 




Bar JAGAT KANA2

今年も巨峰の美味しい季節になってきましたので、恒例の巨峰カクテルをいくつかやってます

メニューに掲載してますのは、

巨峰とカシスのカクテル(ジン、巨峰、カシスを使ったロングカクテル)・・・・・・900

巨峰のエスプモーソ(巨峰を皮ごとクラッシュして、スパークリングワインで割ったもの)・・・・・・・・・・1000

ですが、これ以外にもフローズンカクテルやショートスタイルの巨峰のフルーツマティーニなどもおつくりしています また、ノンアルコールでもおつくりできます ご希望にあわせてお作りしますのでお申し付けくださいね








DSCF4283Laphroaig Cairdeas 2010 ‘Master Edition’

ラフロイグ蒸留所が最近毎年アイラ・フェスティバル向けにボトリングし、webでも購入できる限定ボトル、『カーディス (CAIRDEAS)』の今年のバージョンが今日入荷しました!2008年、2009年のバージョンとも、通常のオフィシャルボトルとは違う魅力を感じさせてくれました 今年のカーディスはどうでしょうか? 

昨年は12年物のカスクでしたが、今年は11年から19年熟成の樽をヴァッティングしています 2月にリリースされたアードベッグのローラーコースターのようなつくりになりますが、こちらの方が長めの熟成原酒を使用しています

ちなみに“カーディス”とはゲール語で“友情”という意味で、この蒸留所のオフィシャル会員制クラブ『フレンズ・オブ・ラフロイグ (Friends of Laphroaig)』にちなんで命名されたものです)

香りは樽香とバニラを強く感じた2008、フルーティなフレーバーを感じる2009と比べると、今年のカーディスはよりスモーク、ピートを強く感じられます 口に含むと、若干の甘みの中に胡椒や塩、オイリーさ、ヨード香を強く感じます 生ハム・・・コッパを口に含んだ感じにも似てるかも知れません 飲み込んだ後にもきれいに燻製香や海草のフレーバーが残ります 美味しい!今回はよりピーティな感じが強く出てますんで、ピートフリークの皆様にはぜひとも試して頂きたいです

ラフロイグ カーディス 2010 57.3%   ¥1200

また、2008(若干あり),2009(未開封ストックもまだあります)のものと飲み比べされるのもいいかもしれません 

2008,2009のシングルショット ¥1500
3種ハーフテイスティング ¥2000

  

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