BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2012年03月

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トマーティン1976ヴィンテージの『ぽっぴん』が届きました

この1,2年大人気のトマーティン1976ヴィンテージですが、この『ぽっぴん』のシスターカスクにあたる第一弾『見返り美人』も評判良かったですよね 『見返り美人』はジャガトでは購入を迷っている間に売りきれてしまい仕入れられなかったので、今回は情報入り次第、即発注しました 実際すぐ売り切れてしまったみたいです

喜多川歌麿の「ぽっぴんを吹く娘」をモチーフにしたいい感じのラベルも気に入っています

また、蒸留日が12月31日ということで大晦日、1976年の一年の締めくくりの蒸留だったんだ・・・となんとなく感慨深いです というか、12月31日にも蒸留するんですね・・・勝手なイメージですが蒸留所とかは大掃除とかそんなので終わるのかと思ってました


こちらの’76トマーティン『ぽっぴん』、夕方届いたばかりなのでまだ試飲してませんので、信濃屋さんのテイスティングノートを引用させて頂きます

---Tasting Note---

煮詰めた苺やプラム、青いバナナ、ややウッディで柔らかいシェリーの甘さと優しいハーブの香り 味わいは苺ジャム、ピーチシロップ、グレープフルーツやパッションフルーツに和菓子や黒糖のコクのある甘さにクリーミーな口当たり フィニッシュは桃の皮、柑橘系フルーツのビター感と仄かなミント トマーティンのソフトなフルーツ感と柔らかくしっかりしたシェリー樽の熟成感が旨く調和 大和撫子を連想させる1本です

とのこと 長熟のシェリーカスクの良さとフルーツ感がしっかり味わえそうで、期待の一本です ¥2000

 

前回は南ハイランドを駆け足で廻った時の事を書きました アバフェルディー蒸留所を出たのが午前中、そのあと
国道A9に戻って北上していきます A9でピトロッホリーに戻り、5,6分車で北上するとブレア城につきました
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ブレア城パンフ
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ブレア城は可愛らしい建物と、広大な庭園があり、絵画やアンティークなどのコレクションも素晴らしいそうですが入らず 近くにオートキャンプ場みたいなのがあり、かなり安く借りられそうでした 

そのまま、さらにA9を20分ほど北上して標高も結構上がったかな?というところでA889という左に折れる道を行くとダルウィニー蒸留所が見えました 
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スコットランドで一番高い標高にある蒸留所らしく、気象庁の観測所にもなっているらしいです 中を覗きましたが時間の関係で見学はせず レセプションデグラス等購入 近くの川の水がとてもきれいで美味しそうだったので、すくって飲みました ひんやりとして、少し甘みを感じる美味しい水でした
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さらにA9を北上、アヴィモアという小さい町を超え、さらにA95という道を行くとグランタウン・オン・スペイという町に これも小さい町でしたが名前にスペイとつくし、いよいよスペイサイドに来たという気持ちになります お腹がすいたのでテイクアウェイのハンバーガー、時間かかるとのことで待つ間、向かいのCOOPに行って、ガムやカップヌードル、洗剤など物色 スーパーにもいつ出会うか判らなかったので、色々買い込みました 

このあたりから、広めの川が道沿いに見えてきたと思います しばらくいくと "RIVER SPEY"の看板が見えました IMG_1299
 
若干、川の水の色がピートが溶けこんだかのように濃く感じたのは思い入れから来る気のせいかもしれませんが、この流域に名だたるモルトウイスキーの蒸留所があるとおもうと、やはりテンションあがりますね 写真をとりながら川の流域を進んでいくと、いました!ちっちゃくしか映りませんでしたがスペイ川でフライフィッシングをする人です
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左はしの方にほんとちっちゃくですが、いかにもイギリスのフライフィッシャーといった感じのおじさんが写ってるのわかりますでしょうか?(拡大すると判ると思いますが)
スペイ川はサーモンフィッシングでも有名らしく、釣りをする人を見たいなと思っていたのでうれしかったですね もっとも、この辺りは大半私有地で、一般の人間、特に旅行客が釣りをするポイントはかなり限られているみたいです

またしばらく車で進み、今度はどの道行ったか、記憶が曖昧なのですが標識が見えました
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上には"Welcome to the malt whisky trail" 、下にはまっすぐ行くと"cardhu"カードゥ蒸留所、右へ行くと"glenfarclas"グレンファークラスがあると出ています とりあえずカードゥの方へ行くことにして、直進 割とすぐ到着しました 近くにはノッカンドゥもありましたが、なぜか写真が残っていません カードゥはやはりジョニーウォーカーの原酒であることを大々的に打ち出していました 敷地内はこんな感じ ジョニーウォーカーのシンボル、ストライディングマンの入ったグッズを色々買って軽く一周して出ました
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ここからマッカランへ行くあたりで、道をまちがえ農道のような舗装されていない道を結構すすむはめに・・・冷や冷やしながらゆっくり進んでいったのですが道の両サイドに穴ぼこがいっぱい・・・何だろうと見てみるといろんな穴からウサギが顔を覗かせてはひっこんで、また顔出して・・・かなり可愛かったですね これは、その道から少し抜けたところで見つけたウサギですが、こんなのがたくさんいました
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迷い道ながらも、少し癒されてマッカラン蒸留所へ
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当時は、見学には事前予約が必要で、また少人数では受け付けてなかったのかな?また、内部の撮影も駄目だと聞いていたので廻りを色々歩いてみたりしました 今はいいヴィジターセンターで、見学もできるらしいですね

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その後、クレイゲラヒを通り、A941を南下してダフタウンに向かいます グレンフィディックやバルヴェニーなどを見学するのですが、今回も長くなったのでまた次回に書きますね





前回の続きです・・・ピトロッホリーで一泊、ピトロッホリーは割と有名な避暑地らしく別荘やいい感じのホテルなどもありました 夏目漱石もロンドン留学中に避暑に来たらしいですね 僕らが予約したところも、きれいで可愛らしいb&bでした 写真はフロントです
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翌朝、すぐ近くにあるエドラダワーへ・・・車で5分程度だったでしょうか、天気も良く、気持ちいい風が吹いていましたので歩いて行っても良かったですね

ここは当時スコットランド一、小さい蒸留器で生産されていました 
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現在の所有者はボトラーズのシグナトリーですが、当時はペルノリカールだったと思います 

蒸留所も小さく可愛らしい建物 昔のエドラダワーのオフィシャルにはこの蒸留所のイラストが描かれていましたね バグパイプを吹く人も蒸留所内にいましたし、ピトロッホリーの観光地の目玉的にもなってた感じでした ビジターも多く賑わってましたね 写真が残ってませんが、所内の見学をした後、紙工作で蒸留所をつくれるお土産やピンバッジ等購入し、出ました 見学は観光で訪れたらしいフランス人一行とのツアーでした こじんまりと縦長な蒸留所といった記憶があります
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エドラダワーのパンフレット
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紙工作で蒸留所をつくれるポストカード 

この辺りは、ウイスキー関連では南ハイランドというくくりで紹介されるエリアになります 近くにブレアアソール、アバフェルディ蒸留所があります

少し南下し、A827から内陸に向かうとアバフェルディ蒸留所が見えます
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立派できれいな建物でした
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定番、樽のディスプレイもあります 
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見学はしなかったのですが中に入ると「Dewar's World of Whisky」と名付けられた大きなビジターセンターがありました この蒸留所はブレンデットウィスキー「Dewar's(デュワーズ)」の主要モルトでして、アバフェルディとしてより、デュワーズの作られる場所として宣伝されている感が強かったですね 行った日の一月前に完成したらしいビジターセンターは結構充実してそうでしたが、時間がかかりそうだったのと、エジンバラのウイスキーヘリテージとかぶりそうだったのでやめました 蒸留所の女性スタッフには結構勧められたんですが・・・ でも、行く価値はあると思います 
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デュワーズ ワールドオブウイスキーのパンフ
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裏面
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アバフェルディ蒸留所のパンフ

ホワイトラベル表記の頃のボトルのデザインされたポストカードをいくつか買いました
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ハイランド牛もいい感じです
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ブレアアソールはエドラダワーの少し北、A9沿いにあります 
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写真は蒸留所入り口 通向けイメージのあるウイスキーですが、蒸留所もなかなか独特の佇まいで、いい感じでした
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説明つきの見学はしませんでしたが、ぐるっと駆け足で設備を見せてもらいました・・・

ブレンデッドのベルの原酒として知られているブレアアソールは、当時ud社の花と動物シリーズでオフィシャル12年が販売されていました このシリーズはラベルにそれぞれの蒸留所ゆかりの花や動物が描かれていましたが、ブレアアソールはカワウソが描かれていました 蒸留所内にもカワウソの絵が結構飾られていて、ショップにもカワウソの水彩画が売られていたので買いました

これは蒸留所内にあったカワウソの絵
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パンフ
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このあとまた例のA9を北上してダルウィニーの方へ そして、いよいよスペイサイドへ向かいます 次回はこのあたりを書きますね

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ジャズ界の奇才、セロ二アス・モンクをフィーチャーしたベルジャン・スタイルのアビィエールです

ジャガトには4年ぶりぐらいの入荷になります といっても、前回は750MLのものを数本入れただけなので、あまり色々な方にお勧めする機会がありませんでした

ジャガトでも好評でしたインペリアルロシアンスタウト”オールドラスプーチン” などを醸造するノースコースト ブリューイング でつくられています

ノースコースト ブリューイングはカリフォルニア北部で1998年に創業した、数々の受賞歴を誇るマイクロ・ブリュワリーで、作られるビールはどれも個性的でありながら非常に美味しいビールです

このブラザーセロニアスはベルギーの修道院タイプのエールです セロニアス・モンクとベルギー修道院の修道僧(モンク)をかけたダジャレのネーミングらしいです 味わいも高レベルのベルジャンエール 軽い酸味と深いコクがあります 

セロ二アス・モンクはジャガトでもよくかけるジャズアーティストですし、大好きなピアニストです 僕がジャズ聴き始めのころに「ジャズっておもしろいかも」と思うきっかけになったピアニストです 

ソロピアノのものが特に好きなのですが、カルテットやそれ以上の編成でも一聴してモンクだとわかる強烈な個性の持ち主です そして、僕に限らずパンクの後ぐらいの世代の人間で、モンクがモダンジャズに入っていくきっかけになった人も結構いるんじゃないかな?と思います  

昔ながらのジャズファンに否定されてきたという特徴的な不協和音やズレを感じるリズムなんかも、ポストパンクやロックに馴染んだ耳では逆に心地よく聞こえる気がします 

モンクのことを書く機会もなかなか無かったので、折角ということでYOUTUBEの動画なんかもあげてみますね



Thelonious Monk: Blue Monk (Oslo, April 1966) "Monk in Oslo".
Thelonious Monk - piano. Charlie Rouse - tenor. Larry Gales - bass. Ben Riley - drums.

ピアノの弾き方も独特でかっこいいので、ぜひ見てみてください


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IAN MACLEOD Chieftains MORTLACH 18y 1993 57,2% 

シェリー香を存分に感じることのできるモートラックです

モートラックは、地味といえば地味な蒸留所ですが、好きな方も多く隠れた人気者といったイメージのモルトウイスキーです ダフタウンにある蒸留所の中で最も古い1823年の創業で、ここの特徴は6つのポットスチルのサイズがばらばらなこと(ペアにもなっていない)ことと、そのため蒸留工程が非常に複雑で、更に3回蒸留(2回半?)のモルトも含まれるそうで結果複雑な味わいに仕上がっています コクのある豊かな味わいで、スペイサイドの良いところをすべて兼ね備えるともいわれるウイスキーです

ボトラーズからも多数リリースされていますが、外れをあまりひかない、とも言われていますね

オフィシャル的なものは花と動物から16年が、またG&Mからは15年がレギュラーアイテムのような感じでリリースされています 

最近はG&Mから長熟のものが何点もリリースされてそれも評判良かったです そういえば70年ものもリリースされていました 

ちょうど最近ジャガトで開栓していたモートラックが空きましたので何かいいのないかな、と探していました

モートラックといえば、個人的になんとなくシェリー樽の良さを生かした濃いめの色調のスペイモルト、というイメージだったので、このボトルはイメージ通りで購入することに

こちらはイアンマクロードのチーフタンズのシリーズですね

何年か前からかこの品のいいシンプルなラベルに変わってましたが、仕入れるのは久しぶり 以前のラベルは、高価なボトル(30年オーバー)でもあまりそうは見えないカジュアルなデザインであまり手が伸びませんでした とはいえ、いくつか購入した記憶がありますが

18年熟成 57,2%になります スモーキーでビッグな香り レーズンや、深めに焙煎したコーヒー、オロロソシェリー由来の甘み&タンニン ナッツの香り  飲みこんだ後にはドライでスパイシーな舌触りが長く残ります

美味しいオーソドックスなシェリー樽の良さがしっかり味わえる一本ですよ

¥1400

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以前購入したまま紹介し忘れ&ストックしっぱなしだったメスカル今回ご紹介します


ラベルに猫っぽい(ジャガーかな?)を見つけて購入しました 

”メスカル”といい、テキーラと原料、製法ともほぼ同じですが法的に区別されています というか、リュウゼツランを原料にしたものをメスカルといいますので、テキーラもメスカルの一種になります

原産地呼称が認められ、また原料等の基準にもハリスコ州など決められた原産地で生育されたブルーアガヴェを使用すること、テキーラ村とその周辺で蒸留されたものであること、原料は「アガヴェ・アスール・テキラーナ・ウェーバー」を51%以上使用すること、最低2回蒸留すること、など厳しく決められたテキーラと異なり、一回蒸留でもOKなど、法的には緩くそのため安価なものも多く作られています

メスカルはこれまでジャガトでもいくつか扱ってきました 例えばボトルに虫の入った”グサーノロホ”など・・・

オアハカで多く作られているイメージがありますが、あまり詳しいことは判りません こちらのMEXCALIもオアハカ産になります アガベ100%でつくられています

サイトを見てみましたが、ブランコ、レポサド、アネホの他にメスカルベースの缶のドリンク、缶チューハイ的なものも出しているようです メキシコシティでは見かけませんでしたが・・・・

あえて、熟成してないブランコを買ってきましたので、メキシコのバーのカクテルメニューでよくみかけた メスカルのコーラ割CHARRO NEGRO”チャロネグロ”などいかがでしょうか?またトマトやクラマトで割っても美味しいですよ


ストレート、ロックなど・・・¥600

カクテル ¥800〜


昼過ぎて車を予約してあったハーツへ 

エジンバラのウェイバリー駅の半地下のような通路沿いにオフィスがあります 保険の事や返す場所(グラスゴーの空港)などある程度予約時に伝えていたのですがもう一度最初から説明し直すことに 保険関係の単語とか全然わからないので結構手間取りました 

まあなんとか借りられ車がオフィス横に  当時日本に入り始めたばかりだったと思うフォードのフォーカスでした  車体も新しく快適にドライブできました 
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これは、後でカーデュ蒸留所の入り口で撮った写真です
 
スコットランドは日本と同じ左通行、右ハンドルなので他の国よりも運転しやすいと聞いていましたが、確かにそうでした 但し、ラウンドアバウトを除いては・・・

ラウンドアバウトは日本で馴染みのないもので交差点内に進入した車が中心の「島」の周りを定められた向きに周回して所要の道路へ進むといったもので、周回している車両側に優先権があるロータリー式の交差点です

画像のような感じでぐるぐる回りながら行きたい方向に出ていくといった感じのもの  
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イギリス、アメリカなどで普及しているもので、慣れれば通常の交差点よりも便利で安全らしいですが旅行中に市街地で何度か遭遇したこのラウンドアバウト、入るタイミングも出るタイミングもなかなかつかめず毎回ぐるぐる何周もしながら思い切って出るっ、といった感じでした 

なんとか市街地を抜け、M9という高速へ 高速道路は無料です 混んでるのかと思いきや、すいすいといけます
その後、A9という広めの一般道へ 高速は制限速度70マイル(112km/h)なのですが、このA道路も制限速度は時速60マイル(96km/h)で、結構とばせますので快適です 
このA9はインヴァネスまで北上して抜けていますので、後々ハイランドの蒸留所に行くために細めのB道路や農道を通りながら、またA9に戻って北上するといった感じでずっとお世話になりました 

A9からA822という道に抜けcrieffクリーフという町まで行き、そこから10分ほどでグレンタレット蒸留所までたどり着きました 
途中道も細くなりながらの山道でしたが、迷わず着いた記憶があるので看板や標識などが結構あったんじゃないかと思います 途中タレット川というグレンタレットの水源になっている川を道路沿いに伝って・・・
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旅行中、川を見つけては水を飲むという行為を繰り返したのですが、ここはスコットランド初の川の水でしたので、特に美味しく感じましたね

蒸留所では何人かのグループと一緒に中を見学させてもらいました 残念ながら、説明聞くのに必死だったみたいで写真があんまり残ってませんでした 
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蒸留所わきの樽を重ねてあるところ
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ポットスティル
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ウォッシュバック
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そしてもちろんグレンタレットといえばネコのタウザー 世界一ネズミを捕ったネコとしてギネスブックのも掲載されているウイスキー好きのかた以外のも知られているネコ界のビッグネームです 

1987年には亡くなっていて銅像が建てられています 僕ら行ったときは、お土産のブースにネコがいましたがネズミは捕らなそう、(捕れなそう)でしたね あれが2代目のアンバーだったんだと思いますが・・・
 
タウザーはお土産コーナーのグッズとしても大活躍で、ボールペンやTシャツ、エプロン、マウスパッドなどなどありました 僕らと同じ時間帯で小学生ぐらいのフランス人の団体の子たちが見学に来てましたが、興味ないだろうウイスキーの見学のあとに、タウザーグッズ買いまくってました 
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これは、クッキーの入った缶です タウザー、見るからにネズミを捕りそうないい顔つきです
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タレットのガイドにのっていたタウザーの写真
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こちらがアンバー
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旧ラベルの頃のタレットが載ったガイド本 店に置いてます
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当時の書類のすきまから出てきたグッズのメールオーダー用紙 タウザーグッズや当時のボトルやミニチュアなどいろんな値段が書いてあって興味深いです 1966の27年ものが85ポンドだったんですねー 購入して今も未開封で置いています グレンタレットは好きなウイスキーで、この当時のものは味もデザインも大好きです 現在もいくつかは置いてあります (画像ちっちゃいですがサムネイルなんでクリックすると拡大できます)


こんな感じで初の蒸留所見学を終えたのが3時か4時ごろ このあとperthパースという町まで行き、そこから2泊目の予約をしているピトロッホリーの町まで行き、b&bへチェックイン
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これは、歩き方に挟まっていたホテルまでの地図を手書きで写したもの 確か、予約した会社から送られてきたFAXが薄くて見えづらく、薄めで読み取り、書き直して持ってきたものだと思います

この地図でたどり着けるのかやや不安でしたが、割とスムーズに見つかりました 可愛らしいペンションタイプのB&Bで、レセプションの写真が残っていました
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この町は、エドラダワー蒸留所があります 泊って翌日行くことにして、この日はホテル近くのいい雰囲気のインド料理屋さんへ 

バルティという料理が当時イギリスで流行っていると何かに書いてありそれを食べました バルティは移民してきたパキスタン人がつくりだした料理だそうで、肉をトマトや玉ねぎ、ピーマンなどと一緒に炒め煮したカレーを鉄製の両手鍋で作ってそのままテーブルに運んできます かなり美味しかったですね イギリスはインド料理が美味しいと聞いていましたし、ここが当たりだったこともあり、この旅行中インド料理は3、4回ぐらい食べたと思いますが、結局このレストランが一番おいしかったです 

ということで、2日目にして結構ハードだったので食後は部屋でぐっすり寝ました 次回はエドラダワーや南ハイランドの蒸留所いくつかのことを書きますね

自分の覚え書きということもあり、準備段階などちょっと細かく書きすぎたなというのがあったので、少し簡潔に書こうと思います といっても、あいかわらず長いかもですが

関空発でロンドンまでは全日空、ロンドン ヒースローで乗り換えてエディンバラまではブリティッシュエアで行きました 遅延もありましたが、割とスムーズに 空港の待ち時間では初パブでエールやギネスなど飲んでみたりと云う感じでした エディンバラには19時ぐらいに到着、バスに乗ってホテル近くまで 5月ということもあり19時ぐらいでは未だお昼のように明るく温かいです  
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エディンバラの絵地図 iでもらったもの スコットランドのiでもらえる街の地図はこういった絵地図が多かったですね
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写真撮る余裕なく歩き回ったみたいで街並みの写真はこの一枚しか残ってませんでした

ホテルは1泊めだけ少しいいホテル(僕らにしては)、カールトンホテルに宿泊 こういうとこはポーターが出てくるので今でも苦手なんですが、オールドタウンの風情にマッチした旅行感がアップするいい雰囲気のホテルでした

休憩後ホテル内のバーで飲んで、なんか食べに行こうとしたのですが23時ぐらいでも日曜日で開いてる店が全然見つかりません 一軒だけフィッシュ&チップスの店を見つけ、タラ、ソーセージ、オートミールとミンチのフライ等を買って(ビールはライセンスか時間の問題かで買えませんでした)、ホテルに戻りました

で、寝て翌朝いい天気なのでとりあえず散歩しました すぐ近くにカールトンヒルという小高い丘があります ここからエディンバラを一望できるというので行ってみました すぐに登りきれるほどの高さでしたが確かにいい眺めです
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神殿のようなモニュメントがありました 新市街旧市街、どちらも良く見えます 
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新市街といっても18〜19世紀にかけてつくられたもので都市計画の傑作とも言われているそうです 新旧市街とも世界遺産に登録されているようです 散歩のあとは、エディンバラでの最初の目的地 ”スコッチウイスキーヘリテージセンター” に向かいました 割と坂の多い道を歩きます 

エディンバラ城脇にあるヘリテージセンターにつきました 申し込みをしてまず一杯ウイスキーをもらって飲み、その後3つのセクションを通り、ウィスキーの樽の形をしたカートに乗って、ウイスキーの歴史や作り方をろう人形のセット(リアルで怖い)を見てまわりました アトラクション的な施設ですね  日本語の説明も用意されていてヘッドホンから日本語でアトラクションの解説が流れてきます
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またショップやパブもあり、子供から大人まで楽しめるような設備になってます 一般向けなので、専門的に勉強できるのではなく、あくまで基礎的な事を知って興味を持ってもらうといった目的だと思います 参加すると記念に修了証書みたいなのをくれました
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ショップではミニチュアが結構あってまとめ買い それと、発刊されて間もなかった"WHISKY MAGAZINE" ウイスキーマガジンをここのショップで初めてみました 3号か4号ぐらいまででてたかな?創刊号を買ったと思います 

このあと、エディンバラ駅にあるハーツで車を借り、最初の目的地グレンタレットに向かいます 次回はこの辺を書きますね

今思えば、エディンバラでもっとゆっくり滞在すればよかった!好きな街並みだったし、いいパブもいっぱいあったと思うのですが、もうこの日にピトロホリーのb&bを予約していたのでエディンバラを出なければいけませんでした

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エスカルゴにブルギニヨンバターを詰めてグリルした冬の人気オードブルです

寒い時期によくオーダー頂きます

かたつむりは最近養殖の盛んなブルガリア産、トルコ産のものを使用しています

ブルギニヨンバターはブルゴーニュ風バターといった意味ですが、にんにく、パセリ、エシャロットなどを練りこんだバターで、魚介系には何でも合うバターです ツブ貝やタイラギ、ホタテの貝柱などもこれで和えると美味しいオードブルになります

また、ジャガトではガーリックトーストにもこのブルギニヨンバターを使用しています 香草の効いたお酒に合うガーリックトーストですよ

エスカルゴ(6個)+バゲット  ¥980

ガーリックトースト  ¥600

ハーフ(3個)でもお出しできますし、前菜の盛り合わせに入れるのも可能ですので白ワイン、カクテル・・・お酒のあてにぴったりのエスカルゴ、いかがでしょうか?


・・・かたつむりはまだ日本では馴染みが少ない食材で、拒否反応を示される方も多いですが、ヨーロッパでは日常で食べられているイメージです アントワープの広場ではかたつむりの煮込み屋台を見かけましたし、マドリードのバルにもかたつむりのタパを専門で出すバルがありました

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これはへレス・デ・ラ・フロンテーラで見たかたつむりを食材として売っている露店 ねぎやスパイスなども一緒に売っていましたので煮込みの材料一式売ってるのかな?と思います

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アップにしたもの 更に画像を拡大すると生きのよさそうなかたつむりがうようよしてます・・・



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ジャガトでは、いくつかの種類を取り扱い、ファンの方も増えてきてますミッケラーのビール達 

まだまだ様々なスタイルのものがリリースされていてどれも気になるものばかりです 少しづつですがご紹介していきたいと思っています

今回はインペリアルスタウトのこれ!ラベルのインパクトも抜群の『ブラックホール』です 

ぼくのミッケラーとの出会いはこのビールでした ネーミングどおり重量感があって、どこまでも引っ張られるような飲み心地 いいシェリー樽で熟成したモルトウイスキーと共通するようなオレンジの香り、エスプレッソ、濃いカカオのチョコレートの味わいで、素晴らしいインペリアルスタウトです

13.1%と高アルコールですし、かなり自己主張してくるビールですので、どなたにも・・・というわけにはいかないのですが、以前ご紹介したアメリカンクラフトのインペリアルスタウト『ラスプーチン』が、好みに合った方には是非お試し頂きたいですね

今回少量入荷になりますので、欠品の場合は申し訳ございません


また、ブラックホールはこのスタンダードの他にテキーラ樽、ワイン樽、ピートウイスキーダルなどによる熟成を行ったレンジもリリースしています 面白そうなので、こちらもそのうち入荷させようと思っていますのでお楽しみに

¥2100

13.1% 375ml

続き物のカテゴリなので、初めて来た方は良かったら前回のも読んでくださいね

約12年前・・・スコットランドに実際行ってみたい!蒸留所を見てみたい!と思い、旅行の計画を練り始めました ネットでの情報もまだまだ薄く、情報集めは本、電話、faxなど・・・


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これは、当時のレシートなど・・・この旅行記を書くにあたり、最近色々探り中です





飛行機はロンドンまでの往復、ロンドンーエジンバラ、グラスゴーロンドン、それとアイラ島の往復チケットを手配、ホテルは1泊目のエジンバラと2泊目にピトロッホリー(エドラダワーのある地域)のB&Bを予約、あとは車でまわりながら、適当に泊るところを探そうということにしました 

レンタカーを使って、蒸留所をなるべく多く回りながら、スコットランドを満喫したいと考えました

手に入る限りの本など参考にしながら計画していきましたが中でも特に参考になった本など数冊・・・

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○地球の歩き方 スコットランド

一般的なガイドブックでスコットランドのみのものは、歩き方しか無かったと思います アイラや、オーバンなどの簡単な地図やレンタカー会社の情報なども載っていましたし助かりました

「歩き方」は他の地域を旅行する時も必ず持っていきますね

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 ○とんぼの本 スコッチ・モルト・ウィスキー

これには、スコットランド・ドライブ紀行という項目があり、ああこいうふうに旅すればいいんだな、ということが判り易く書かれていました "自分でも行けるかも!”という動機づけになった本です

また、各蒸留所写真の周辺の風景、また製造工程等も判り易く写真付きで解説されていて、スコットランドへの興味をかなり掻き立てられた一冊です 

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○モルトウイスキーファイル

これは、実戦で役に立った本 ブラッカダーというボトラーズを主催するロビン・トゥチェクの書いた、モルトウイスキーコンパニオンのようにボトルの評価などがメインの本なのですが、蒸留所の説明のところに、簡単にですが訪ね方が載っています

例えば、ダルウィニー

DALWHINNIE  蒸留所は(北はインヴァネス、南はパースへ向かう)A9とフォート・ウィリアムに向かうA889の合流点近くを走る鉄道本線の隣にある

これなんかは、非常に分かりやすく、書かれたとおりの状況で蒸留所が見えてきました こんな感じで、具体的な場所が書かれている場合が結構多く、役に立ちました まあ、わりにざっと書かれている場合もあって 

オーバン、

OBAN  港を見下ろすオーバンの街の中心

アードベッグなんかは、もっと適当というか抽象的に

ARDBEG  アイラの南海岸の海辺に、とてもロマンチックにひっそりとたたずんでいる

この辺は改めて見るとざっとした説明ですけど地図とこの説明で大体の蒸留所はなんとなく行けちゃいましたね 判りやすい道が多かったのも理由だと思いますけど


○スコットランドの詳しいロードマップ

これはとんぼの本の巻末に載っていたスコッチウイスキー広報センターというところに、なんか情報いただけたらと思い電話してみたところ、そちらの江川由美子さんという女性から丁寧なアドバイスを頂き、地図を貸してくれるという話になり、東京から郵送してもらいました googlemapなど無い時です、あれがなかったら順調にスタートできなかったんじゃないでしょうか 

また、どこの蒸留所が訪問を受け付けているか、予約はいるか、またヴィジターツアーの時間、料金など書かれたリーフレットやその他、一ぱい資料を頂き、これもほんとに助かりました

調べてみると、僕がお世話になってからしばらくで広報センターは無くなってしまったみたいですね・・・時の流れを感じます
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これは、行ってから買った地図やハーツでもらった地図、右端がお借りした地図のアイラ島のページのコピーです

で、その地図をみながらどう廻るか考えて、1週間でまわれる感じを予想しながら

エジンバラ発でレンタカーを借り、南ハイランドからスペイサイドの方をまわり、エルギンから西へ向かいインバネスから南下、オーバンに寄ってからグラスゴーについてアイラ島を回る、

という大体の骨格ができました  行けたら行こう、というところになったのがスカイ島、グレンモーレンジの周辺、スプリングバンクのあるキャンベルタウンなど・・・結局駆け足で回っても行けませんでしたね・・・

で、レンタカーはエジンバラで借りてグラスゴーで返せるタイプのものを予約し、アイラ島はまあ行ってからで、という感じ 国際免許証というものを取りに行き、という感じで出発の日になりました なんで、次回から実際の蒸留所巡り記になりますのでよろしくお願いします

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写真はアイラ島で泊ったホテルの前から撮影したアイラ島の夕暮れです 夕暮れといいながら夜8時か9時ぐらいでしたけど・・・、

実はもう1年以上前から少しずつ書きためて下書きしていた10年以上前のスコットランド旅行記が、先日やっと完成しました!

、ということでこれから新しいカテゴリ(2000年スコットランド蒸留所巡り覚書)をはじめまして、古ーい旅行記を11回で連載しますのでよろしくお願いします

後述してますが、記憶もおぼろで当時のメモ見ながら写真を探し、ネットであやふやな情報を補完し・・・、その間他の旅行記も下書きしながら・・・というわけで当初は”10年前のスコットランド旅行記”というタイトルにしていたのですが年も明けて実質12年前ということになってしまいました 

2000年5月に少々無謀なスコットランドの蒸留所巡りをしたことがあり、その時のあれこれを店でモルトを飲んでいただく際のあてとしてお話したりしていたのですが、それを一度まとめてみようと思ってました

10年以上前のコトを書くのもどうかと思いつつなかなか踏み出せなかったのですが、「読んでみたい!」とおっしゃっていただけるお客様がいたことと、僕自身このときの旅行を一度も何かにまとめてこなかったので、覚え書きといった感じで書いていくことにしました

今ではスコットランドの旅行記は結構ネットを探せば出てきますし、やはりモルト好きの方々が熱心に廻られてますね ぼくが当時の知識のなさや、情報のなさ、そして英語力の無さで行ったものと違い、詳しく丹念に充実された旅行をされている方ばかりで、まあ僕の旅行記を記すことで若干恥をさらすようなことになりそうですが、暇つぶしにでも読んでもらえればと思ってます

12年前・・・開業して4年程です 

まだまだモルトウイスキーは僕にとって謎だらけで、だけど魅力がたっぷりのお酒でした(まあ、今でもそうなんですが) うちではモルトウイスキーを飲まれる方はまだかなり少数派で罰ゲームがわりにアイラウイスキーみたいな飲み方も、まあありましたね・・・

それでも、モルトを楽しみに来店される方も少しずつ増え、僕個人ももっとウイスキーのことを知りたい!モルトウイスキーの生まれる場所を訪ねてみたい!という思いが強くなってきた時期でした 勉強するにも、今みたいにネットに繋いで検索すれば大概解決するような時代でもなかったですよね ウイスキー関連の本を片っ端から購入し、ボトラーズのウイスキーを購入するために大阪、東京など出かけて行ってました もうあと2年後ぐらいにはネット通販やオークションを使っての購入がメインになるのですが・・・

ちなみに当時自宅アパートのパソコンは電話回線に繋いでました(電話回線からネットに繋ぐときのあの変な音!)世間的にはADSLやISDNが出始めだったような記憶があります 

グラスゴーからアイラへのフライトスケジュールを閲覧するのに30分ぐらい!かかりましたね 某酒屋さんの商品リストもテキストデータだけなのに何十分もかけて閲覧してました 届くまでどんなボトルなのかも解らなかったです  なので、旅行に関する情報を集めるのも結構大変でしたね 

ということで、当時どうやって蒸留所巡りに関する情報を集めたかを次回は書いてみようと思います 

とりあえず今回はこんなん始めますよ!といった感じの長い前ふりでした

今後、校正しながら週2回程度(たぶん日、月)でアップしていきますので、ヒマつぶしに読んでみてくださいね




 

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american cowboy 20y

バーボン棚に新しく仲間入りしました ストックルームより持ってきたので、仕入れは結構前になります

アメリカンカウボーイ20年・・・若干とってつけたような名前ですね

バーボンはラベルにデータが明記されていないものが多く、原酒がどこの蒸留所によるものかなどはっきり調べるのは結構手間がかかります 商標が同じでも時代ごとに蒸留元が変わることもあり、マイナーな銘柄も味だけでなくラベルなども結構楽しめて好きなのですが、判り難いですね 

現在バーボン製造の7,8割はヘブンヒル社によるものらしく、これもそうかな?と思ったんですが、このアメリカンカウボーイと似た感じののルックスのバーボンがあって、ミクターズといいます これは現在バートン蒸留所の原酒を使っているらしいので、これもそうかもしれません バートンはバーズタウンで現在操業する唯一の蒸留所です
 
ボトルは結構洗練されたデザインでミクターズの長熟タイプのものと瓶型は一緒 ラベルデザインも雰囲気よく似ています・・・が、正確なところは解りません そういえば、昔同じ瓶型でストーンキャッスルという美味しいバーボンもありましたね(懐かしいです・・・)

一言で言うと辛口の男性的なバーボン・・・オレンジピールのような香りと、樽香、アイスティー、少しバニラぽさ  味わいは焦がした樽の渋み、スパイス(白胡椒?クローブ)、柑橘の酸、アタックの強い辛口でキレを感じるミディアムボディのバーボンです 

甘い余韻の長いタイプの長熟ものとは違う魅力・・・昔はこういうバーボン結構飲んだ気がするんですが、久々感があります 辛口のおすすめとしてお出ししようと思いますので、お試しください

¥1000

今週入荷したもののうち、初入荷のチーズ2種、ご紹介します

山羊乳のチーズ、クール デュ ベリーとエピセアに包まれた白カビのチーズ、コンテス ドゥ ヴィッシー レ クリュになります


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クール デュ ベリー COEUR DU BERRY 

さわやかな酸味が上品な味わいのハート型シェーヴル 若いうちはしっとりと口溶けよく、熟成したしまるとまろやか に変化し、山羊乳のコクを増します フルーティーな辛口の白ワインがぴったり ジャッカンは年間1000トンものチーズをつくる大会社です 伝統的な農家製のものから、こんなに可愛らしいチーズまで、その意気込みはピカイチです 
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コンテス ドゥ ヴィッシー レ クリュ  COMTESSE DE VICHY

フランスの中央山塊で知られるオーヴェルニュ なだらかに広がる山々と豊かな川に囲まれたヴィッシーの街は、美味しい水でも有名です 
無殺菌乳のミルクで造られ、周りにはエピセアの樹皮を巻いて熟成されます 木の香りがほんのりと移った味わいは、ほどよく塩いていてとても滑らか 白かびらしいコクもあり、しっかりとした赤ワインにも負けることはありません チーズの名前の意味は「ヴィッシーの伯爵夫人」ですが、繊細さを持ちながらどっしりとした風格は、その名に相応しいといえるでしょう 

どちらもおすすめですが、個人的には『コンテス ドゥ ヴィッシー レ クリュ』が気に入りました エピセアの香りが邪魔にならないほどに移り、チーズ自身もコクのある、しっかりとしたもので白カビチーズ好きの方には是非お試しいただきたいですね

チーズの盛り合わせA,Cでお出しします またお試しで2種1カットずつ¥400でもサーブできます


※説明文はfermieさんのhpよりお借りしました

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鹿児島の親元から屋久島産のたんかんが送られてきました 色つやもきれいで香りも甘く、美味しいたんかんです

たんかんはポンカンとネーブルオレンジの自然交配で生まれたタンゴールの一種らしく、柑橘系の果物の中では一番糖度が高いことが特徴 果汁にはみかんの約2倍のビタミンCが含まれているそうです

屋久島、奄美大島、沖縄などで作られています 奄美の黒糖焼酎をたんかんで割って飲んだことがありますが、柔らかい甘みで美味しかったです

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、どのスピリッツとも相性ばっちりです また、ピーチリキュールやマンゴーリキュールと合わせても美味しいですよ 

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写真はウォッカと合わせて 柔らかい甘みで飲み口も優しいです グラスはステムに気泡の入ったもので、この画像ではわかりにくいんですが、スポットの下に置くと映えるきれいなグラスです

ショート、ロングどちらもおすすめです ¥850 

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トンゲルローブラウン

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チャールズクイント ブロンド

昨年末にご紹介したトンゲルローとチャールズクイントの別レンジの御紹介です

前回ご紹介のトンゲルロープリオールチャールズクイント ルビーレッドもご好評頂きました こちらもお勧めですのでぜひお試しください

トンゲルローブラウンはカラメルのような甘さと酸味のバランスがいい感じのブラウンエール

チャールズクイント ブロンドはスパイシーなホップ香が心地いいゴールデンエールです

蒸留所の御紹介やチャールズクイントの名前の由来となった皇帝の説明などは前回の御紹介の時に、たっぷり書きましたので上段のリンク部分などから読んでみてくださいね

¥900

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