BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2012年05月

写真 12-05-22 20 25 41


オランダのカリスマブルワリーと呼ばれる デ・モーレン醸造所より2種のすごいビールが入荷しました!

まずこちらはレイトビアで100点満点の評価の素晴らしいインペリアルスタウト、

『ヘル&ベルドーメニス インペリアルスタウト』です
写真 12-05-22 21 35 06


以下、インポーター資料より

『デ・モーレンが最も得意とするインペリアルスタウト

グラスに注ぐと、時間の滞留した沈黙のブラックカラー 地の底から湧き上がるような強大なアロマが目覚めます 地底のコアからマグマのようなアロマが一気に地上へと流れ出し、ダークロースト麦芽、濃厚なビターチョコレートの香りが大気圏まで噴出します 一口含むとドライで、プルーンやダークフルーツ、モカにひとつまみの灰、ミントの爽快さを伴うビターホップが、濃厚なスタウトに一輪の優しさとなって現れます チョコレートブラウニー、マイルドなタール、ベルジアンのようなイースト感もありリッチで複雑 強烈な印象を残しつつも暴れすぎず、懐の深い泰然自若のインペリアルスタウトです 賞味期限は25年で、寝かせればさらなる高みを望めます 
“ratebeer.com”でもパーフェクトの100点満点を獲得しております これは飲むしかありません!』

とのこと  賞味期限は2036年になっていますので数本はしばらく熟成させてみようと思います

ジャガトでも人気のアメリカンクラフト『ラスプーチン インペリアルスタウト』などがお好きな方、是非お試しくださいね

昨日フェルミエさんより届いたばかりの美味しいチーズ、ご紹介します

今回はどちらも修道士、司祭に関係したといわれるチーズ 『アベイ ド シトー』 と 『キュレ ナンテ オ ミュスカデ』です

写真 12-05-21 23 21 16


こちらは 『アベイ ド シトー』 ブルゴーニュのコートドール地区で、1925年からシトー派の修道士の手によってつくられ続けてきた由緒あるチーズです 長い間、現地での消費分しか生産されていませんでしたが、やっと入荷ができるようになりました

洗われた表皮は香ばしく、生地はなめらかな口溶けです。蜂蜜をおもわせるようなまろやかなコク、ほのかに松の実に似た香りを余韻に残す繊細な味わいは、すばらしいバランスに仕上がっています


写真 12-05-21 23 21 03

こちらは『キュレ ナンテ オ ミュスカデ』 フランス革命の時代、ロワール河下流の都市・ナントの街に逃れた司祭(キュレ)が造ったと言われている歴史あるチーズです 表面をロワールの代表品種ミュスカデの白ワインで洗っているウォッシュチーズです

黄色い生地はふっくらし、むっちり弾力があります まろやかでナッツ系の香ばしい香りも感じられます 表皮を洗う塩は有名なゲランド産のものです

どちらもワインに、そしてしっかりとしたモルトウイスキーにも合うと思います もちろんその他のお酒に合わせても美味しくいただけますよ 

チーズの盛り合わせA、またはCにてお召し上がりください また少しずつ2種の盛り合わせも出来ますので是非どうぞ

※説明はフェルミエさんhpよりお借りしました

DSCF4172

冬の時期から ”夏に飲んだすいかのカクテルがおいしかった、また飲みたい!”とおっしゃっていただくことの多い
”すいかのカクテル”の季節になりました

シンプルにウォッカベースで、ゆるくミキサーにかけた果肉感のあるタイプに仕上げています ソルティドッグに使うフレークソルトをグラスの淵に半分だけおつけしていますので、塩あり、塩なしお好きな飲み方でお楽しみください

現在、熊本産のすいかを主に仕入れています 徐々に産地も北上してきますが、糖度のしっかりしたものを仕入れるようにしています

9月ごろまでのおすすめになりますので、ぜひご注文ください

写真 12-05-07 23 06 20



ベルギーはエノー州にあるボンセコールの村のコリエ醸造所で丁寧に造られる美味しいビールです

常時輸入されている銘柄では無さそうなので、今回のみの御案内になるかもしれません

ガス圧が非常に高い為にスウィング・トップで密封され、味わいはベルジャン・アンバーエールの王道の路線を行く、コクと深みを楽しめる、深い美味しさがあります

ガス圧が高いということで、トップに「飛散注意」と書かれたシールが貼ってあります・・・ので、テイスティング用に開栓した際ちょっと緊張しましたがビールが噴き出す事も無く、拍子抜け・・・ですがメープルシロップのような甘さと柑橘のフルーティさのバランスのいいアンバーエールです また、確かにガスは強めなのでアンバーにしてはすっきり感もあります

10本限りですが、今月のお勧めでお出ししていますのでお試しください ¥1050

写真 12-04-22 1 48 21


美味しい長熟シェリーカスクを次々にリリースするグレンドロナックですが、新しくオフィシャルラインナップに加わった21年パーラメントと名付けられたボトルをご紹介です 今年初めに入荷していたのですがなんとなく出番が遅れて今になってしまいました

グレンドロナック21年は、オロロソ樽とペドロヒメネス樽を使用したフルボディタイプ オロロソ樽由来のドライフルーツ、ビターチョコのコクのある苦味と、ペドロヒメネスシェリー樽からのアプリコット、バタースコッチなどの甘さとのハーモニーが絶妙、とのことです ペドロヒメネスというのはシェリーの中でも極甘のデザートタイプで、蜜のような甘さが特徴的 それ自身を飲むと甘過ぎて結構しんどいんですがいいウイスキーの熟成に使うときれいな甘さをウイスキーに与える印象があります

資料によるとテイスティングコメントは・・・

「ヘビーシェリーが奏でるフルボディ」
■色:ディープアンバー
■香り:熟した秋のフルーツ、ブラックベリー、レッドプラム、リッチなオロロソシェリー 砂糖漬けオレンジ、オートミールビスケット、トーストしたオーク
■味:オロロソシェリー、ビターチョコソース、ホームメードプラムプディング、シナモン、ナツメグ

とのこと 色合いも濃すぎずきれいにシェリーのニュアンスを受けている印象です 

グレンドロナック蒸溜所は1826年、東ハイランド地方ハントリーの郊外で創業 1996年まではフロアモルティングを行い、石炭の直火焚きを最後まで行っていた蒸溜所です ティーチャーズやバランタイン17年などのブレンドに多くを使われてきたイメージがあります 2008年にベンリアック・ディスティラリー社がオーナーとなって以来、シングルモルトとして素晴らしいボトルがいくつも出ています

パワフルなオフィシャルグレンドロナックは、ウイスキーに興味をお持ちの方によくおすすめする銘柄の一つ この21年もその仲間入りになると思います  是非お試しください

¥1400

DSCF6092


昨年はじめて入荷した『イエルバブエナ』 今年もこちらのモヒート、はじめました

メキシコ旅行記2010 vol.8 イエルバブエナのモヒート in グアダラハラ
で御紹介したラテンアメリカのモヒート ”イエルバブエナのモヒート”です

ハーブ "イエルバブエナ" こんな感じで届きます 開けた途端に爽やかな香りが部屋中に広がります
DSCF6075



スペアミントやペパーミントとは見た目もだいぶ異なります 茎の長い状態で届いたので昨年も植えて栽培しようとしたのですが天候不順で全滅・・・
今年はしっかり育ててみたいと思います うまくいけば長い時期ご提供できるかもしれません

DSCF6080


強く爽快な香草の香りがします スペアミントよりエキゾティックな香りが鼻腔をくすぐって、爽やかな感じです 

ベースにはモヒート発祥のときに使われたバカルディ(革命前のキューバでつくられていました)をお使いしています メキシコでもバカルディで作っているところが多かったと思います 

また、バカルディで作られる前にはより素朴な蒸留酒、アグアルディエンテでつくられ名前もドラケといったそうで、アグアルディエンテもジャガトにはキューバ産、メキシコ産とございますのでご希望の方にはこちらでもおつくりできますよ

テキーラモヒート、フルーツモヒートにもお使いできます 通常ご提供しているスペアミントのモヒートもありますのでお好みで、また飲み比べもおすすめです

ラテンアメリカ版モヒート 『イエルバブエナのモヒート』 是非どうぞ! 


 

写真 12-05-07 23 07 02


『グーデンカルロス』でお馴染みの、ヘットアンケル醸造所の『マーネ ブリュッセル』入荷しました

ちなみにヘットアンケルは アントワープのメッヘレンに古くから続いている醸造所で、メッヘレン市の最も古い記録によれば、ヘットアンケル醸造所の歴史は1369年まで遡ることができるそう 実際にはそれ以前から操業が始まっていたようです ベルギーの最も古い醸造所の一つになります

‘マーネブリュッセル’とは「月を消す者」を意味するそうで、17世紀のメッヘレンの人々のニックネームに由来しています

コリアンダーとオレンジピールという、ベルギービールならではのスパイスが入り、フルーティでスパイシーな美味しくバランスの良いベルギービールです

これからの暖かい陽気の日にぴったりの軽めのテイストのビールです ¥1000

写真 12-04-22 1 49 49


スプリングバンクのスモールカスク熟成タイプの新しいバージョンです 紹介するタイミングが少し遅れました 

『ランドレッツ&キルダキンズ』という何やら思わせぶりなネーミングですが、3年ほど前にリリースされたスモールカスクの流れをくむウイスキーだと思います

「RUNDLETSは50リットル、KILDERKINSは100リットルの小樽で、18世紀に主にワインに使われていました しかし、18世紀のキャンベルタウンでは、貴族の間でこの小樽に詰められたウイスキーが広く流通し、スプリングバンク蒸溜所の古い帳簿にも販売の記録が残っています」

と、資料にありますがぱっとみるとワインの熟成に使ったスモールカスクで熟成したのかな?と思いますね

スプリングバンクのテイスティングノートによると

「色は10年熟成としては濃い小豆色。香りは、コーヒー、ダークチョコ、エステル、ハチミツ、バニラ、アニスシード、クルミ、タバコ、トーストしたオークで、樽香の乗った香ばしさが特徴的です 味はリッチでクリーミー ローストしたコーヒー、キャラメル、バーレーシュガー、トフィー、イチゴジャム、潮、ナツメグで、10年の熟成で旨みが凝縮され、奥深い味わいとなっています」 

とのこと 色合いやコメントからしてシェリー樽による熟成なのではないかなと思います

10年熟成ですが、小さめの樽での熟成により樽材と接触する面積が増えることにより熟成度が早まるとされています

きれいな色合いでスモールカスクを気に入って頂いた方、またスプリングバンク自体のリッチでフルボディ、そして潮と甘みのバランスがお好きな方には気に入って頂ける仕上がりだと思いますよ

¥1000


DSCF3260








モヒートの御紹介です

最近は通年オーダーあるためなるべくいつもミントを置いておくようにしてますが、やはり暖かくなってくるごとに飲みたくなるカクテルですね

フレッシュミントと、ホワイトラム、ライムのざく切り、少しのミントシロップ、ソーダのさっぱりカクテルです

この時期は自宅にて栽培しているスペアミントをお使いしておつくりします 日に浴びて香りの強いミントになるように、と思って世話してます 

また、昨年初出しのイエルバブエナのモヒート、今年もやりますので是非お試しください  イエルバブエナは日本ではあまり流通してないラテンアメリカのミントの一種 こちらも近々ブログで再度ご紹介します

また、グアダラハラで飲んで以来、僕も好きでよく飲むテキーラモヒートやドラケ(アグアルディエンテのモヒート)、フルーツモヒートなども出来ますのでお試しください 

また、ノンアルコールのモヒート、モヒートスカッシュもお作りできます フレッシュミントにモヒートミントシロップ、ライム、ソーダでおつくりするノンアルコールのモヒートです お酒飲めない日、また飲まない方にもおすすめです

!〈冬場よりも多めにミントご用意していますが日や時間によっては切らす場合もございます ご了承ください〉 

DSCF3469










グレンモーレンジ1987 17年熟成

2004年にドイツ市場向けに限定発売されたグレンモーレンジ1987 17年熟成をストックルームより持ってきました

ナチュラルカスクストレングスによるボトリングで2004.11.18瓶詰め

カスクナンバー 6813でアウトターンは258本だそうです 度数は54.1 %

ドイツでもシングルモルトのファンは大変多く、近年はウイスキーフェアも開催され熱心なコレクターも多いですね

カスクストレングスタイプのものが好まれるらしく、(これは日本に似てますね)グレンファークラスもよくドイツ向けのリミテッドをリリースしていますが、ほぼ全てカスクストレングスでリリースされています

ラベルもサー・ウォルター・スコットが岩場のような場所で犬と佇む印象的なもの アザミの文様も入ってオールドボトルのようないい雰囲気のデザインです 

同じデザインで "speak easy" といわれるボトルが同時期に蒸留所限定で売られていたことがあり、それによれば1822年に サー ウォルター スコットと 国王ジョージ4世 が密造酒 のシングルモルトを酌み交わした記録があるそうで、密造酒時代のイメージでつくられたそんなエディションなのかもしれませんね

モーレンジのカスクストレングスですと当店ではトラディショナルが定番でオーダーいただいていますが、トラディショナルよりは熟成感をより感じることができます 

香りはスパイシー(ジンジャー?)でオレンジや優しい蜂蜜のアロマ、口に含むときれいな甘さが広がり、樽香とほどよいスモーキーさとともに舌に非常に長く残ります クオリティの高い美味しいモーレンジです

¥1500 

 
  

2009_02120006


美味しいトマトが色々と出回る季節になりましたので

3種のトマトのブラッディメアリ

3種のトマトのブラッディシーザー

をおすすめカクテルではじめます

3種のトマトのブラッディメアリは、高知の日高村のシュガートマト、県産のミディトマトをすりおろし、順造選の美味しいトマトジュースと合わせたブラッディメアリです

3種のトマトのブラッディシーザーはシュガートマト、ミディトマトのすりおろしに、モッツのクラマトジュース(ハマグリエキスやスパイスの入った旨辛トマトジュース)をえたもの

通常県産ミディトマトをご注文ごとすりおろして作るカクテルなのですが、この時期は同じお値段でフレッシュトマトの半分をシュガートマトに変えておつくりします

毎年この時期は、フルーツトマトをメインにお作りしていたのですが糖度が高めのフルーツトマトだけを使うよりもミディトマトと合わせたほうがブラッディメアリとしてのバランスがいいのかな、と考えて今年はこれでおつくりすることにしました

また通常と同じように岩塩をグラス半分にまぶし、仕上げに黒胡椒を挽き、お出ししています

お値段は通常のカクテルと同じ¥900になっております

個人的にも大好きなトマトのカクテル、メニューにはこの2種類ですがテキーラと合わせた『ストローハット』、ラムと合わせた『クバニート』、ピルスナーと合わせた『レッドアイ』、黒ビールと合わせた『ブラックアイ』など様々なお酒との組み合わせで楽しめますので、是非どうぞ

このページのトップヘ