BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2012年06月


毎年恒例の桃のフルーツカクテルとフレッシュトマトのカクテル、既に今年もブログでもご紹介しましたが、今月半ばよりどちらも地元、香川県産のものを使用しています 
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白桃のカクテルの記事




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3種のトマトのブラッディメアリ&ブラッディシーザーの記事

フルーツは時期時期によって美味しいものを産地に拘らず仕入れていますが、やはり地元産やゆかりのある地域でつくられたフルーツを扱うときはちょっとテンションがあがりますし、いつもよりお勧め度が上がるかもしれません

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まずは桃・・・讃岐富士、飯野山の麓、飯山町の桃です 僕はここの桃が大好きで仕入れが出来る時期はこちらをご用意するようにしています 今週は「白鳳」「はなよめ」など入荷中です 

飯山の桃畑のあたりは3月終わり頃、桃の花が満開でいい景色&いい香りが広がって歩くと気持ちいいですね


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こちらは寒川町にある『井川さぬき農園』のフルーツトマト  香川では「井川さんのトマト」といって、スーパーで目にすることも多いのでご存知の方も結構いらっしゃると思います 何年か前、料理人の友人のすすめで食べて以来こちらも大好きなトマトになりました 塩を少しだけつけてそのままかぶりつくのが大好きなんですが、カクテルにしてももちろん最高です 

どちらも7月中ぐらいまではお出しできると思います 香川にお住まいの方、旅行で訪れた方、皆さんにおすすめです 是非どうぞ!

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ワインセラーにて長期熟成を目的に寝かせていたベルギービールのうち、『ジラルダン グーズ 1882 ブラック』を今月のお勧めでお出しします

ジラルダン醸造所は1882年から続く、ジラルダン家による家族経営の醸造所で、全ての工程を家族で行っており、品質管理を徹底しています そのため海外への輸出は極少量で、日本でもなかなか入手の困難なランビックの名品です いつか飲んでみたい銘柄の一つに挙げられたお客様もいらっしゃいました

『ジラルダン グーズ 1882 ブラック』は、同社が造り出すグーズ ホワイトラベルが清澄、濾過を行っているのに対して、無濾過での瓶詰を行っているのが特徴で、やはり伝統に則したランビックらしさ溢れるあじわいになっています ベルギー・ランビックの頂点として挙げられる方も多いです

ジラルダンでは自社で小麦の栽培を行っているそうで、こちらも小麦の割合が高めだそうです 

酸の高めの柑橘(グレープフルーツやハッサク)など、また若い桃のような甘さと酸のバランスも感じます 余韻の長いフルーティさ、また複雑な風味と麦芽感の広がる味わいです 

今回長めに熟成させましたので、炭酸は弱めですが、柔らかく熟成感のある仕上がりになっていますので、ベルギーランビック好きの方におすすめですよ

¥2200

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ぱっと見、「懐かしっ」と思った方もいらっしゃると思います 大人気ラム、ロン・サカパ23年の旧ボトルにそっくり藁の編みこみボトルです

 

このロン・ミロナリオ15年は、ペルー北部の1800m以上の高地で栽培された上質のサトウキビを原料につくられています コニャックのようないい甘さを感じるラムです 高地のため蒸留の沸点が低く、蒸留酒ですが原料由来の旨み、甘さなどがはっきりと残っていることでジューシーな甘さを強く感じることができます

またソレラ・システムを導入している事で深みのあるコクと、まろやかさが加えられ、優しさと上品さが感じられる仕上がりとなっています (ソレラシステムについては以前ご紹介のロン・マツサレム15年のページで御紹介しています)

ラムのコンクールでも度々ゴールドメダルなども受賞している、評価、品質ともに高いラムです サイトにはナスカの地上絵の写真がありましたが近くで作られているんでしょうか?

ペルーのお酒、というとピスコが有名ですね ジャガトでもピスコサワーなどでたまにお出しすることがありますが、ペルーのラムは、今回初めて扱います 

最近、大人気のマチュピチュの事を扱った番組や書籍などでペルーの事を目にすることも多いかと思います 

気になった方、ぜひペルーの高品質ラム ロン・ミロナリオ お試しください  ¥800


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2004年にボトリングされたタリスカー25年を開栓しました オフィシャルのカスクストレングスで57.8%

購入後、ストックルームに置いておいたものです テイスティングしてみましたのでそのコメントを・・・

香り: 潮、スモーク、薬品、はっさくの皮、熟したリンゴの芯に近い蜜の香り

味: 口に含むと桃っぽいフレーバー 舌に乗った瞬間から胡椒、辛い大根おろしのようなピリピリとした辛さがいつまでも舌に残ります ホットでペパリー!タリスカーの味わいとされる特徴を全て濃縮したようなパワフルなウイスキーです 美味しい!

25年熟成からの柔らかさを感じるかと思っていましたが、いやいや流石タリスカーですね 一嗅ぎ、一飲みでそれと判る個性! 熟した尖り方、というか欄熟した刺激の強さを味わうことができました 美味しかったんでテイスティングを若干お代わりしてしまいました

¥2000 是非お試しください

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実家(鹿児島です)で育った梅の木から今年も大量に梅の実が取れたようで先日送られてきました

この梅の木は、元々僕が梅の花が好きだったことで育ててもらうように両親にお願いしたもの 

梅の実のことはそのとき全然頭に無かったんですが数年前から実を付けたものを送ってもらうようになりました

いまだに花の咲く時期に行ったことが無いのですが、毎年梅の実は送られてきます 僕の中で『ジャガトの梅の木』ということにしてますこの梅の木に実った実で、毎年梅酒やら梅ジャムやら梅干しやらをこの時期仕込んでいます

今年は梅酒1.5リッター、梅ジャム1キロ、梅干し1キロと仕込みました

梅酒、梅干しは完成には時間がかかりますが梅ジャムは出来てすぐお出しできますので早速昨日よりチーズの付け合わせなどでお出ししています

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糖分控えめですので酸味のあるフレッシュ感のある梅ジャムに仕上がっています 

一番上の画像ではカマンベール、クリームチーズの付け合わせにお添えしていています どちらのチーズにも合います、また青カビのロックフォールやバルデオンとも相性いいです チーズの盛り合わせなどの付け合わせにお出ししていく予定です ご希望の方は一言お声掛けください また、この梅ジャムと2,3種のチーズの盛り合わせも出来ますのでお声掛けくださいね







 

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先日ご紹介の『ヘル&ベルドーメニス』に続き、同じデ・モーレン醸造所のipaをご紹介します

こちらも非常にクオリティの高いipaに仕上がっています

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『ブアー&ブラム ipa 』

以下インポーター資料より抜粋になります

ドライホップによるアロマが香るIPA

IPA(アイ・ピー・エー)とはインディアン・ペール・エールの略で、昔、英国が当時の植民地インドへビールを送るときに、長い航海と高い温度でビールが傷まないように、殺菌や解毒作用の高いホップを大量に入れて造ったスタイルです

グラスに注ぐと、果実を絞ったようなブラウンオレンジカラー 芳醇でモルティー、南国フルーツフレーバーが、シトラスビターホップと共にアロマを弾けさせます 

期待を込めて一口飲むと、ワオ!グレート!マンゴーやビターオレンジ、ガツンと土のような複雑で強烈なホップ

苦味の中にアプリコットマーマレードのようなビタースイート感が漂います。香ばしい焼きたてのクロワッサンやパイナップルの繊細な甘みも素晴らしい印象を与えます 苦味、甘み、旨味の三位一体となったIPA。至って堂々としている様は、IPAマニアでも思わず頷いてしまうはずです

はつらつとしたフレッシュで逞しいカーボネーションが、さらに輪をかけてフレーバーを際立たせます
“ratebeer.com”でも高得点の97点を獲得しております

とのこと これからの暑い時期にipaはより一層美味しく飲める気がするんですが、この『ブアー&ブラム ipa 』は特にピッタリじゃないでしょうか

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今年も白桃を使ったカクテル始めました 昨年より出回るのが若干遅い気もしますね 桃の季節は意外と短いのでお早目にどうぞ


メニュー掲載のカクテルは

・白桃のカクテル (ラムベースのさっぱり甘いロングカクテル)

・白桃のフローズンカクテル (白桃のカクテルをフローズンスタイルで)

・ベリーニ (白桃をピュレ状にしたものをスペインの辛口スパークリングワインと合わせて)

の3種になります

『桃のフルーツマティーニ』もおすすめですよ

どれもみずみずしく品のいい甘さを持った白桃のよいところがよく出たカクテルになってますのでおすすめです
 

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ストックルームから持ってきた2003年リリースのキングスバリー・ケルティックシリーズのラフロイグ1988 15年です

1970年から1974年までラフロイグのマネージャーをしていたジョン・マクドゥーガルによってセレクトされた樽から詰められています 

海藻とピートの煙、厚みのあるボディと潮のテイスト、オイリーで甘いフィニッシュが長く残る本当にいいバランスのラフロイグです 同時期にいくつかのカスクのバージョンで出てましたが、こちらは59.1%で240本リリースされていました
 
ケルティックシリーズは何度かラベルのマイナーチェンジをしながらたまにリリースされていますが、これは初期のラベルデザインです シンプルで無骨な感じがいいですよね

最近はケルティックシリーズというとG&Mの長熟シリーズが頭に浮かんじゃいますが、こちらの2000年頃よりスタートしたキングスバリーのケルティックシリーズも最初期はかなり長熟の激美味ボトルがリリースされていました

ジャガトでも1965speysideバリンダロッホや1972hebrides28年『タリスカー』(あと少しだけあります)などかなり好評でした

こちらもアイラ好き、ラフロイグ好きの方の期待を裏切らない出来です また、昔どこかで飲まれた方も久しぶりに如何でしょうか ¥1200




 



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