BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2012年10月

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とろりとした食感と秋感たっぷりの完熟柿を使ったフルーツマティーニのご紹介です

柔らかくなるまで熟した柿をペストルですりつぶして、ジンと合わせたこの時期だけのカクテルです

個人的にもすごく好きなんですが、残念ながら毎日はお出しできません 

ある程度時期を分けて仕入れ、店で追熟させているんですが、固めの柿ではドリンクとしてお作りすることができないため、その日いい状態まで熟した柿がある日のみお作りするようにしています

ちなみに柿は収穫後は追熟しないと書いてあるサイトがいくつかありましたが、どうなんでしょうね 追熟、という言葉が違うのかもしれませんが、やはり置いておくと少しずつ柔らかく熟して甘みのある柿に変化します
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たくさんご用意できる日もありますし、一つも完熟してない日もあります 御希望の方は、ぜひお尋ねください

とろとろの柿のマティーニ、美味しいですよ

また、濃厚な甘さを持つフルーツですのでフローズンスタイルもおすすめです

完熟柿のフルーツマティーニ ¥1000

完熟柿のフローズンカクテル ¥1000

 

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『サラナック パンプキンエール』

ハロウィンにぴったりな可愛らしいラベルのカボチャのエール、入荷しました 『サラナック パンプキンエール』は最も有名なパンプキンエールの一つです 

ニューヨークで最も古い醸造所として有名なマット・ブリューイングによる醸造で、サラナックというブランドネームは
アメリカの原住民の言葉で 『たくさんの星が輝く夜空』 という意味だそうです

ラベルにはジャック・オー・ランタン、原材料にはカボチャだけでなく、スパイス、ジンジャー、バニラを使用しており、甘くフルーティな飲み易いエールです

明るいアンバーカラー モルティなフレーバーが広がった後、生姜、オールスパイスなスパイシーなアクセントとバニラの甘いニュアンス そしてカボチャのフレーバーが口にほんのり残る感じです

ハロウィンパーティなど、イベント事が苦手なジャガトでは今年も全くやる予定がありませんが『サラナック パンプキンエール』飲みながらなんとなくハロウィン気分というのもいいかもしれませんよ   ¥1100

子供のころ以来に行った桜島、曇り気味でしたが写真も撮りましたので何枚か日記代わりに・・・

と、いいつつ風景よりも猫からなんですが

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猫兄弟のいい感じの写真が撮れました 烏島展望所の駐車場でのんびりしてました
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オス同士の人懐っこい&めちゃ仲良しの猫たちで、かがむとすぐ2匹でじゃれあいながら寄ってきます
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可愛いですねー 時間無かったんですが結構ここで遊んでしまいました

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桜島へは鹿児島中央駅より市電で10分少々のフェリー乗り場から・・・
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船が出港した途端に黒煙が噴きあがってテンションあがりました
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こんな感じで間近で見ると迫力あります
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この循環バスでささっと展望所などを廻ります
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こんな感じで足元は灰だらけ 草木にも灰が降り積もってました
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これは・・・長淵剛の桜島コンサート記念のモニュメントで『叫びの肖像』というそうです 折角なんで写真を撮りました
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海岸沿いに3キロほどの遊歩道が出来ていて歌碑が所々にあります 当初ジョギングする予定でジャージに着替えていたんですが、火山灰で滑りそうだったのでのんびり歩きました
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遊歩道から見えたライオンの横顔のような岩・・・なんか名前でもついてるんでしょうか・・・
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遊歩道沿いは溶岩の固まった一帯から松の木やススキなどが木が生えていて独特の荒涼とした雰囲気
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遊歩道の終点、フェリー乗り場近くには海岸に向かって長い足湯があります 程よいお湯加減でウォーキングで疲れた足に心地よくかなりの長湯をしてしまいました 港に行きかう船や桜島を見ながらの足湯はかなりお勧めですよ 


 

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火曜日までお休みさせていただいて鹿児島へ行ってました 上の画像は桜島です

鹿児島市の南の喜入に住む両親を訪ねて、私用を少々・・・ですが、久々に行く鹿児島なのでかねがね行きたかったところにも行こうと予定を立てて行ってきました

一番の目的は、僕の一番好きな芋焼酎の蔵元『佐多宗二商店』を訪ねること・・・
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『佐多宗二商店』は『不二才』や『晴耕雨読』などの美味しい芋焼酎、角玉梅酒、梅酒のグラッパ?オードヴィー?『刀』など個性的なお酒をつくる興味深い蒸留所で、ずっと訪ねてみたかった所です 問い合わせしたところ仕込み時期に関わらず、案内していただけることになりました 

焼酎の製造工程はもちろん、現在『佐多宗二商店』で意欲的に取り組んでらっしゃるグラッパの蒸留器やオードヴィーの蒸留器による蒸留、樽熟や甕熟の取り組みなど、大変勉強になりました
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この訪問は僕にとって非常に意味のあるものになり、大変いい経験になりましたので近いうちにしっかりとした訪問記をブログでアップしますね

焼酎の酒蔵はもう一軒訪問できて、こちらは『さつま白波』で有名な薩摩酒造の『花渡川蒸留所 明治蔵』という枕崎にある蒸留所  
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大手ならではの色々な試みをしていて、昔ながらの設備で昔ながらの仕込みをしたものをこの蒸留所では造っているそう 残念ながら撮影禁止でしたので詳しくご紹介できませんが、世界の古い蒸留器の立派なコレクションなどもあり楽しく見せて頂きました また、試飲を好きなだけさせていただき、気に入ったいくつかは買って帰りましたので、またお勧めしていきたいと思います

また桜島の方や枕崎、指宿など観光的なこともできましたのでそんなことも日記代わりにブログに乗っけてみようと思ってます

また、実家や親族の畑などで農作業の手伝いしてきまして、さつまいも、里芋、落花生、、、掘りまくってきました

親戚のミカン畑ではかなりの量を収穫させてもらいました画像1

こんな感じの超田舎で
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割と違和感なくみかん狩りをしてきました

今日届きましたのでこの時期のお勧めカクテル『みかんのファジーネーブル』『みかんのブロッサム』 などは、しばらく僕らが木から直接収穫してきたまさに産地直送のみかんでおつくりしますね

田舎はいーなぁ、と改めて感じる何日かでした また香川とは違う色々な習慣だったりが新鮮で楽しかったです





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今年も早生みかんのカクテルをお出しできる季節になりました グランドメニューには"みかんのファジーネーブル"と"みかんのブロッサム"を掲載しています 

通常フレッシュオレンジとピーチリキュールをお使いするファジーネーブルを、この時期は早生みかんを使ってお作りします 

みかんの味わいって、なんかほっとするものがありますよね ”みかん” ”ファジーネーブル” というと、ありきたりな感じを持たれるかもしれませんが、このカクテル、個人的にも大好きなカクテルです

オレンジよりも酸味、甘みの主張の強い、温州みかんとピーチリキュールの柔らかい甘さがバランスよくおすすめですよ

また、"みかんのブロッサム" "みかんのミモザ" など、オレンジを使ったカクテル各種みかんに変えてお作りできますのでお好みでご注文くださいね

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アードベッグの今年のリミテッドエディションの一つ、『アードベッグ ガリレオ』が入荷しました!


ガリレオ・・・からイメージするのはやはり宇宙でしょうか?こちらのリリースを知って以来、情報を色々集めていたのですが当初は勝手なイメージでこう思っていました

『アードベッグの原料となる麦芽、あるいは酵母などをロケット、宇宙船に積み込んでそれを使ってアードベッグを仕込み、熟成したもの...』

なぜかというと、数年前から高知の酒造メーカー何社かで『宇宙酒』というものをリリースしていまして、それは日本酒の仕込みに使う酵母をロシアから打ち上げるロケットに載せ、それを使って醸造を行うというものだったからなんです

訪ねたことのある酒蔵さんのいくつかも『宇宙酒』を醸造していまして、何種類かは飲んで事があります 通常の酵母との味わいの違い、というのは残念ながら僕にははっきりと解らないのですがロマンのある面白い試みだなー、と思ってまして今回の『アードベッグ ガリレオ』もそういう成り立ちのお酒なのかな?と思ってました


ですが、今回の『アードベッグ ガリレオ』は「世界初」となる宇宙での熟成に関する実験を記念して発売される限定商品とのことで、特に『アードベッグ ガリレオ』の中身に、宇宙に関係した原酒が入っているわけではないそうです

以下はオフィシャルサイトの説明から引用しました『アードベッグ ガリレオ』の成り立ちについて・・・
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『近代天文学の父、ガリレオにちなんで名づけられたこのウィスキーは、2012年4月に開催されたエジンバラ国際科学フェスティバルで発表された、「世界初」となる宇宙での熟成に関する実験を記念して発売される限定商品です。 アードベッグ蒸留所は2011年末、テキサス州ヒューストンにおいて宇宙実験を手がける米国企業、ナノラックス社の招きに応じ、アイラ島の蒸留所で作られた原酒から採取した微量有機化合物に関しての2年間に及ぶ実験に参画することとなりました。有機化合物と焦がしたオークとの相互作用を検証するこの熟成実験は、地球上での通常の重力下と同時に、はるか上空の宇宙ステーション(ISS)での微小重力下でも行われます。今回の実験により大型で複雑な構造を持つ香り成分「テルペン」の分子のメカニズムが解明され、アードベッグが醸し出す風味に秘められた、新たな科学成分を発見する糸口になるかもしれません。無重力に近い条件下においてどのような変化が生じるのかなど、新たな事実を明らかにする手掛かりとなるでしょう。』

なんか難しい話ですねー この実験に使われた微量有機化合物というのがなんのことかも僕にはさっぱり判りません が、その成果をアードベッグのスペシャルエディションとしていつか味わえたらいいですね

ということで『アードベッグ ガリレオ』はその記念につくられたエディションらしいです といっても、ただの記念ボトルというわけでは無く、非常に興味深いつくりになっています

以下も、オフィシャルサイトより『アードベッグ ガリレオ』の紹介文になります

『近代天文学の父、ガリレオにちなんで名づけられたこのウィスキーは、
「世界初」となる宇宙での熟成に関する実験を記念して発売される限定商品です。
1999年の様々な原酒を特別にバッティングしたもので、すべてが絶妙に絡み合い、甘くスモーキーな口当たりを生み出しています。最大の特徴はシチリアのマルサラワイン樽で熟成した原酒を使用していること。バーボン樽で熟成した極上のアードベッグに合わせることで、ピーティーでスモーキーなことで名高いアードベッグにフルーティーなアロマと口当たりを加えています。』

テイスティングコメントもオフィシャルサイトより抜粋・・・

[  色  ]
ディープな琥珀色
[ アロマ ]
ススおよびタール、スパイシートフィー、バター香るポップコーン、そしてかすかに漂う完熟したトロピカルフルーツ(バナナ、マンゴー、ライチ)。少量の水を加えると、消毒液にもたとえられるフレッシュで心地いい香りと、波しぶきのようにはじけるかすかな潮の香りが立ち上る。
[ 味わい ]
コシ があるオイリーなテキスチャーに続き、甘くクリーミーなファッジ、クリームを添えたスモークしたアプリコット、完熟バナナとシナモン、クローブ、アニスシードなどの豊かなスパイス。
[ フィニッシュ ]
スモーキーながら甘さもあるフィニッシュ。口の中で余韻が長く続き、スモークしたフルーツの豊かな味わいを彷彿とさせる


マルサラカスク+バーボンカスクのアードベッグということでなかなか興味をそそります コメント通りフルーティなニュアンスを強く感じるんでしょうか?届いてすぐのアップでまだ開けてませんが、楽しみですね 




・・・追記:営業後、試飲しましたのでジャガトのティスティングコメントを・・・

香りはピートの刺激と煙っぽさ、熟したアプリコットのコンポート、潮っぽさ アードベッグらしいはっきりとしたスモークを感じます

味わいはアップルマンゴーとオレンジを使ったカクテルのよう、甘さと薄く酸味を感じる 甘めの煮物の出汁、スパイスラック マルサラカスクからの影響でしょうか?甘酸っぱいフレーバーが程良くスモーク感と合わさって美味しいです

フィニッシュにはスモークとオロロソの香りがねっとりと舌に残ります 飲み終えた後のグラスにはよく熟成したオールドブレンデッド(古いジョニーウォーカースイングなど?)のようなカラメル香が残ります この香りも好きな香りで長い時間グラスを置いていたくなります  

また箱蓋裏とボトル裏ラベルにはアードベッグのマスコット犬、ショーティがアストロノーツ気取りのドヤ顔で写ってて、めちゃ可愛いです
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箱横にもショーティのイラスト、、、
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個人的には、このショーティの写真が表ラベルだったほうが良かったかもですね...

と、今回も長くなりましたが、楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃると思います

アードベッグファンの皆さん、ぜひお試しください   ¥1400



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漢字で書いてみましたが、秋の味覚

『いちじくのカクテル』です 

短い期間だけのお薦めカクテルですが、美味しいですよ

ホワイトラムとクラッシュアイスと合わせてスムージーのような感じでお出ししています
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「無花果」と書きますが、花がないわけではなく、実の中に無数の花を咲かせます 果実を切るとたくさんつまっている赤い部分、あれが花です ぷちぷちとしてなんか気持ちいい食感、あれは花の食感だったんですね

口に含むと花のプチプチ感、さっぱり甘い香りがいい感じです
 
子供の頃、近所になってるイチジクをこっそりもいで食べた思い出のある方も多いんじゃないかと思います
(僕もそうでした)そんな頃を思い出しながら、飲んでみてはいかがでしょうか?



¥900


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