BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2013年02月

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少し前から金柑が出回り始め、メニューに載せないままたまにお勧めでお出ししたりしてきましたが、今週より
『金柑のジントニック』を「今月のおすすめカクテル」でお出しします

『たまたま』と呼ばれる宮崎産の完熟金柑、この時期、スーパーなんかで見かけるとよく買います ジントニックにしたり、ジン、ラムなんかをを飲みながら丸ごとかじったりするのが好きですね 
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『たまたま』は温室栽培で、開花結実から210日以上を経過、糖度16度以上、サイズL以上の大きさの品質基準を設定、樹上で金柑を完熟させる事により、甘さのある美味しい金柑に仕上がるそうです

『金柑のジントニック』は、この『たまたま』をすりつぶして皮ごとグラスに香りを移し、ジントニックに仕上げています
薄く小さい種を取るのが少し厄介・・・除け忘れでうっかり入ってることもあるかもしれません・・・

金柑はやはり皮の甘酸っぱい感じが旨さの真骨頂だと思いますので、『金柑のジントニック』はピックを添えてサーブします 是非金柑をかじりながらのジントニックを楽しんでください

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初入荷の『ペトリュス ウインター9』の御紹介

ペトリュス・シリーズの中で、冬季限定としてリリースされるものらしく、クリスマスカラーにカラーリングされたきれいなボトルです

ロゴには雪が積もり、トレードマークの鍵も装飾品の様に美しく描かれています

ベルジャン・ストロング・ダークエールに仕上げられ、コーヒーやチョコレートにロースト香といった、深みのある焙煎香と、紅茶の様なエレガントな風味も感じることができます 複雑で長い余韻を楽しめる逸品です

ペトリュス自体があまり日本への入荷の無い銘柄ですね ベルギーではビアカフェのリストにも何軒か載ってましたし、ブルージュのビアカフェで飲んだ記憶があります また帰りのブリュッセルの空港のデューティーフリーにもフルボトルのペトリュスがケース入りで色んなラインナップで揃っていたのでヨーロッパ圏ではお土産としてもポピュラーなのかもしれませんね

フルボトル、750mlでのリリースになります 2,3人でシェアされるのもお勧めですよ 勿論一人でがっつりと楽しんでもらうのもいいですね  

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たくさんの和柑橘が出回りはじめてますね 高酸柑橘のすだち、柚子、甘い柑橘のみかん、いよかん、デコポン、ポンカン、その他色んな新しい品種の柑橘類が青果コーナーに並びます 

ジャガトでもこの時期より和柑橘を使ったカクテルをおすすめすることが多くなります

現在、店にあることが多いのは

八朔、伊予柑、ぽんかん、文旦、みかん、デコポン・・・・

時期が移るとせとか、はるみ・・・また様々な和柑橘が仲間入りします

メニューに掲載しているカクテルは次のとおり

和柑橘のロングカクテル各種・・・・・・・・・・・・・・・・850
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その日の入荷により、みかん、伊予かん、デコポン、甘夏、文旦、
ポンカン、はっさくなど各種ございます また面白いのがあれば仕入れてます はるみ、たまみ、せとか、なんかの女の子の名前みたいな柑橘モ最近多いですね 見かけたら購入してお勧めしてます 甘め、さっぱりなどお好みで

和柑橘のショートカクテル各種・・・・・・・・・・・・・・・850
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お好みの和柑橘でおつくりするショートカクテルです

3種の和柑橘のファジーネーブル・・・・・・・・・・・・・850

日替わりで伊予かん、デコポン、はっさく、甘夏、みかんなど
甘めの和柑橘を3種類選んでオーダー毎に搾っておつくりする飲みやすいロングカクテルです


色々な組み合わせでお楽しみいただけますので、『今日の柑橘は何?』とお気軽にお尋ねくださいね

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スタンダードなホットカクテルのご紹介です 

『アイリッシュコーヒー』

アイリッシュウイスキーと濃い目に入れたホットコーヒー(エスプレッソ豆を使用しています)ホイップした生クリームをのせてお出しします 今年はジェムソンをベースに使う予定です グラスはアイリッシュコーヒー専用のものでアイリッシュパブなんかでは結構これで出てきます スコットランドの雑貨店で購入しました 


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『エッグノッグ』 

コニャックとダークラム、卵黄、ホットミルクを使ったカクテルです 甘くて温まります 仕上げにお好みでシナモン、ナツメグをふりかけてどうぞ ナツメグはホールよりすりおろしてサーブいたします こちらのグラスはホットビール用に作られたものでベルギーのビアカフェなどでみるタイプです

冬の寒い日、お酒のしっかり効いたこちらのホットカクテルおすすめですよ

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グレングラント2とも呼ばれたグレングラントの兄弟蒸留所キャパドニック、2002年に閉鎖されています

かなりメジャーな印象のあるグラントに較べあまり馴染みの無い蒸留所で、ボトラーズからも10〜15年前などそうたくさんはリリースが無かった印象がありますが、これはシーバス社が他にストックが流れないよう管理してきたからだそう 近年は60年代〜70年代の長熟ものがダンカンテーラーのピアレスをはじめ、様々なボトラーズからリリースされてきました 

今回モリソン&マッカイの『ワールドワンダーズ』というシリーズで面白そうなキャパドニックがリリースされましたのでご紹介します  

元モリソン・ボウモアの取締役のブライアン・モリソンと、スコティッシュ・リキュール・センターのマネージングディレクターで「キーパー・オブ・ザ・クエイク」の称号を持つケニー・マッカイが設立したボトラーズ、モリソン&マッカイがプレミアムレンジということでリリースしているらしい『ワールドワンダーズ』

1つ以外は現存しない古代の建造物7つをラベルのモチーフにしたなかなかコレクション心をそそるアイテムです
 残念ながらジャガトではコンプリートする予定はないのですが今回リリースのこの『キャパドニック』と『アベラワー』は入荷しました 

ちなみに画像のようにこの『キャパドニック』のラベルはギザのピラミッドですね 現存するものの謎だらけの正に「ワールドワンダーオブワールドワンダーズ」です 僕もこの辺りの話は大好きでテレビの特集で「ピラミッドで新発見!」なんてやってると必ずチェックします 最近読んだムックでも3つの並びがオリオン座の3つ星と・・・なんて書いてて興味深かったです

以下はインポーター資料によるテイスティングノート

『香りは黄桃、マリーゴールド、チョコブラウニー、タンポポコーヒー、バニラ 甘さと酸味が心地よいバランス

味はバニラキャラメル、ヌテラをぬったウエハース、バナナ、レモンを絞った黄桃

バニラクリームと黄色果実の長い余韻が圧巻 重厚ではありませんが、複雑で満足感の得られる素晴らしいモルトです』

ラベルも勿論、キャパドニックの長め熟成の味わいも非常に面白いものですので是非お試しください  ¥1500






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『エルヴ・アフィネ・アラ・ビエール』

ベルギー東部、オランダとドイツの国境近くに位置するエルヴ高原で、15世紀からつくられてきた「エルヴ」はベルギー唯一のAOPチーズ そのエルヴの中で、朝夕2回に分けてつくられるチーズです 塩水で4〜5日洗ったのち、4〜5週間修道院ビールで洗います 

ほどよく塩味が利いた中にミルクの風味が豊かに感じられ、香ばしさが長く余韻を残す濃厚な味わいを楽しめます
少し室温に戻したベルギービールとの相性は最高!互いの魅力をひきだします また、コーヒーやポルトワイン、甘いリキュールにあわせていただくのが伝統的ともいわれています 

(説明はフェルミエHpより)

ベルギービール、各種に合わせてお楽しみください 修道院系は勿論ダークエールやスパイス強めのエールにも合いますよ ミルキーで香ばしいのでこの時期おすすめのホットカクテルとも相性がいいと思います

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毎年冬になると食べるのが楽しみな『井上誠耕園の新漬けオリーブ』

出回る時期も短く、売り切れになるまでも早いのですがホントに美味しいオリーブです

ジャガトではオリーブの盛り合わせや前菜などでお出しすることが多いのですが、オリーブが苦手な方でもこの『井上誠耕園の新漬けオリーブ』は大好きという方、結構いらっしゃいますね

渋みの無いすっきりフレッシュな新漬けは個人的にも大好きで、ビール、シェリーやマンサニージャのあてにする事も多いです

2012年は小豆島のオリーブはかなり不作だったらしく、新漬けも例年より生産量がかなり少なかったそう 普段僕はネットショップなどから送ってもらってたのですが、今年はネットでの販売をやめるほど少ない生産だったらしいです 

が、なんと昨年から高松の商店街に井上誠耕園の直営店が出来てまして、今シーズンは出勤前にそちらで購入することができました

『通常の新漬け』、『深仕込み』というタイプと2種類買ってストックしていたのですが、在庫が『通常の新漬け』あと2袋になってしまいました!
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今シーズン分はもうショップにも無いでしょうから、今年の収穫まではジャガトでもお出しすることができなくなります 

今シーズン食べ逃した方、あるうちにぜひどうぞ!  




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無濾過でボトリングされるため、濁りまくり、なおかつホップの欠片まで入っていることもあるという個性派エール、
『マッドリヴァー ダブルドレッド インペリアルエール』です


マッドリヴァー ブリューイングはカリフォルニアのかなり北部に位置する醸造所 ビアフェスティバルやビアレイトでも評価が高い人気の醸造所です

この『マッドリヴァー ダブルドレッド インペリアルエール』はダークレッドアンバーカラー、芳醇なホップフレーバーでチョコレートのビター感  苦味の数値を示すIBUも90とレッドエールではかなり高め ホップ由来の苦みがガッツリと襲ってきます

ボトルによるのかもしれませんが、かなりの濁り・・・気になる方はオーダーされない方が賢明かも・・・無濾過によるボトリングはモルトウイスキーなどでも見かけられますがやはり醸造酒だとより濁りが強いです

と、書いてみて思ったのですがこの濁り、ジャガトでクラフトビールを好まれる方は逆に気になって飲みたくなる方が多いんじゃないでしょうか?濾過しない存在感たっぷりのクラフトビール、数量限定ですが是非どうぞ



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リヴァロをカルバドスでウォッシュした『グラン・カルヴァ』

正式名称は『グランドルジュ・アフィネ・オ・カルヴァドス』というそうです

ノルマンディー地方の街リヴァロでつくられるチーズです 

強い風味をもつリヴァロはカルヴァドスとの相性が良いことで知られますが、カルヴァドスで洗う熟成は古くから通の間では知られてきたそう かつては麦わらの上で熟成させていたそうで、その名残で木箱に藁を敷いています 

こちらにはもちろんカルバドスを合わせて楽しんでいただきたいですね もちろんコニャックやモルト、マールなんかにも合いますし、ワインと合わせてもお勧めですので是非お試しください

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