BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2013年06月

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サンフランシスコのベイエリアでつくられるベルジャン スタイル・ゴールデンエール

『ハイウォーター リオ ドーロ ベルジャン ゴールデンエール』入荷です

ブリュワリー・マスターのスティーヴ曰く、「私はいつもモルトガット・デュベルの味わいを好み、深く影響を受けた」
そうで、デュベルへの強いリスペクトと愛情を感じる仕上がりです

ベルジャン・ピルスナーモルトと、スティリアン・ゴールディングホップ、そしてベルジャン酵母を使用

きれいなゴールデンカラー、シトラス、パイナップルの香り、スパイス、蜂蜜、ホップの爽快感とまさにデュベルと共通する美味しさがいっぱいです  

個人的にもデュベルは一番飲むベルギービールの一つ ジャガトの看板もデュベルに貰ったものを使用していますのをご存知の方も多いと思います

なので、ブリュワリー・マスターのスティーヴにも勝手に親近感を感じます もちろん、この『ハイウォーター リオ ドーロ ベルジャン ゴールデンエール』もかなりおすすめ 少ない入荷ですがデュベル好きの方、ぜひどうぞ

(650mlでのボトリングですので、お二人以上でのシェアでお飲み頂く事ができます) 8.5%                          

¥2100


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laphroaig cairdeas2013

毎年この時期楽しみにして頂いてる方も増えてきました、『ラフロイグ カーディス』、2013年のリミテッドエディションが今日、届きました!

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“カーディス”とはゲール語で“友情”という意味で、この蒸留所のオフィシャル会員制クラブ『Friends of Laphroaig』にちなんで命名されたものです

5月に行われているアイラ・フェスティバル向けにアイラの蒸留所からはスペシャルボトリングが各種リリースされ、ラフロイグはこの『カーディス』を毎年テーマを変えてボトリングしています レギュラーでリリースされているものとは方向性の違うものや、よりラフロイグらしさを強調したものなど面白く、楽しめるシリーズです

午後一で自宅に届いてまだ開栓してませんが、とりあえず判っている情報だけ・・・

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今回の『ラフロイグ カーディス2013』はポートウッドエディションだそうです といっても、ダブルマチュレーションということなので通常のバーボン樽熟成の後、ポート樽に移し替えての熟成ということだと思います ポート樽のみでの熟成だと樽の特徴が出過ぎる気がしますので、こちらのポートフィニッシュ、といった感じの仕上げの方がバランス感のいい仕上がりになっていいんじゃないでしょうか?

既に世界中のウイスキーフォーラムにテイスティングコメントが出ていますが、概ね好評ですね

塩っぽさ、ヨード、スモークといったらしいフレーバーがしっかりと、それに樽由来でしょうチェリー、チョコレート、シトラスの香り、フレーバーが乗った華やかな仕上がりだそう また、バラやすみれといった香り強めの花をイメージしたコメントもありました 個人的にはポート樽由来のちょっと甘酸っぱいフレーバーは潮の香りの強いモルトとは相性がいいイメージがありますのでかなり楽しみです 

このあとにでもテイスティングしてみますので、また感想的なものでも追記しますね

¥1200

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また、2009〜2012までの『ラフロイグ カーディス』もストックしていますので同時に2種以上のテイスティング、ハーフテイスティングなどでも是非お楽しみください

追記 カーディスのテイスティングコメントです

香り ヨード、甘酸っぱいベリーの香り、スモーク、海藻、 

味 クランベリーのドライフルーツ、ヨード、果汁たっぷりのグミ、フルーツガム、唾液を促す酸、トータルではラフロイグのハウススタイル(ヨード&スモーク)が前面に

フィニッシュ ベリー系の果実感は先に消え、ラフロイグのスモーク感が長く舌に残る  

全体的にポートの要素は軽く、あくまでラフロイグのヨード香が前面に出、楽しめる仕上がりだと思います 舌に残るひりひりとした感じはラフロイグならでは そこに少しチャーミングなポートのニュアンスが顔を出す、といった具合でしょうか?変わり種カスクの熟成に懐疑的な方にも一度試して頂きたい一本です






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昨年『佐多宗二商店』の蒸留所を案内して頂いた際、工場長の中原さんよりご紹介いただいた『佐多宗二商店』のレア焼酎『INAZUMA 刀』とレア梅酒『刀リキュール梅酒』です

ブログカテゴリ『佐多宗二商店訪問記』にてご紹介した大好きな鹿児島の焼酎蔵『佐多宗二商店』
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『不二才』、『晴耕雨読』といった銘柄はご存知の方も多いと思います また、『角玉梅酒』も梅酒好きの方には人気の銘柄 このあたりはジャガトでもよくオーダー頂きます

ですが実は、『佐多宗二商店』ではいかにも焼酎蔵らしいこれらのお酒だけではなく、冒険的で魅力的なお酒を数々生み出しています

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その中でも、ジャガトで以前より扱いがあるのが『刀スピリッツ焼酎梅』

原料に『角玉梅酒』の製造時に出来る「焼酎梅」を発酵させ、グラッパの蒸留器で蒸留した梅酒のグラッパともいえる独特なスピリッツ 美味しくて面白いこんなお酒に出会うとテンションが上がるタイプの僕は初めて飲んだ時感動したのを思い出します

実は訪ねるまでよく知らなかったのですがこの『刀』というレンジは『佐多宗二商店』が日本の蒸留酒を世界に伝えたいとの想いで生産、販売するシリーズだそうでこの『刀スピリッツ焼酎梅』以外にも芋焼酎の『刀』、32度の梅酒『刀リキュール梅酒』、そして『刀』のさらにプレミアムレンジの『INAZUMA 刀』があります

是非飲んでみたかった『佐多宗二商店』こだわりのこれらのお酒 このうち『INAZUMA 刀』『刀リキュール梅酒』が、最近ジャガトカーナのラインナップに加わりました

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まずは『INAZUMA 刀』から・・・

非常に複雑な工程でつくられたこちらのお酒は製法の基準により焼酎ではなくスピリッツと表示されています
グラッパ蒸留機で蒸留され、リムーザンのフレンチオークの樽とシェリー樽の原酒でつくられています

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ちなみにこちらが見せて頂いたグラッパ蒸留器 そのまま使っているのではなく無く手を加え、『佐多宗二商店』の蒸留器に仕上がっています

香りは柔らかですがパワフル、スピリッツ表示ですがアロマは正に芋焼酎です 芋の甘いクリーミーなフレーバーにほどよく熟成香が乗った風合い 舌に乗ると結構オイリーで芋の香りが口いっぱいに広がります スパイシーな刺激もありますが全体的にクリーミーで柔らかで香りのいい食後酒 良い熟成を経たアネホタイプのテキーラから感じる非常に上質な甘さを口の中にずっと感じることが出来ます 焼酎党だけではなく、テキーラ派、モルト派、ラム派の方たちにもストレートで是非飲んでいただきたいお酒です

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そして『刀リキュール梅酒』

角玉梅酒の原酒(21度)をさらにグラッパ蒸留機で蒸留したアルコール度数60度程度の蒸留酒をもとにかめ壺で熟成され32度で詰められたハードな梅酒 「男の梅酒」ということです・・・

香りは華やかで強め アルコールの強さも感じます リキュール的な甘い香りではなく、より凛としたエキス分の濃縮したオードヴィーの香りです 含むとまず梅の甘さ、そしてビターな舌触り、余韻は長く甘さの後から続く少し苦みを感じるような味わいが面白いです 常温でまたは氷を溶かしながらのロックでかなり楽しめます

工場長の中原さんは蒸留の話になると目を輝かせて色々と教えてくれる自称『蒸留オタク』

次々に色々なアイデアを実践しているみたいで、今後も美味しく興味深い『佐多宗二商店』ならではの蒸留酒を造り上げてくれると思います 個人的にもかなり楽しみにしています

『INAZUMA 刀』『刀リキュール梅酒』 どちらもハードリカー、洋酒好みの方にも美味しく興味深く飲んで頂けるお酒です また数多く出回っているお酒では無いので焼酎党の方でも飲まれたことの無い方結構いらっしゃると思います 是非お試しください




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セールオファーで仕入れたイギリスのオールドトムのバリエーションビア2種をセールプライスでサーブいたします!

『オールドトム』ブランドのエールをつくるロビンソン醸造所は170年の歴史を持ち、今もロビンソン家の6代目が、当初からの味を守りながら運営しています

ちなみに『トム』というのはイギリスでは猫の愛称の代表的なものなんでしょうか?イギリスのお酒だと『オールドトムジン』などもそうですが猫がラベルに描かれていることが多いです

もちろんこちらの『オールドトム』にもちっちゃくですが猫が描かれています 王冠にもこんな感じで…
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今回はこちらのストロングエール『オールドトム』をベースにつくられたアレンジビアが入荷してきました

まずはこちら・・・
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『ジンジャートム』

クオリティが高く、カクテルベースとしてお好きな方も多いジンジャービア、『フェンティマンス』、こちらとオールドトムを3:7でブレンドした、スパイシーなエール 生姜エキスだけでなく梨も原料として加えられたジンジャービア

さっぱりしながらエールのコクもある飲み応えのあるビールです

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『チョコレートトム』

フラッグシップの『オールド・トム』と、新進気鋭のショコラティエのレシピが融合されたというチョコレート・トム オールド・トムの複雑さに加え、官能的でリッチ バニラを感じさせる、ベルベットの様なスムースなチョコレートの味わい 最近はバレンタイン時期などに割と見かけるチョコレートエールですが、もともとのエールの味わいがしっかりしたこちらの『チョコレートトム』のようなタイプだとより楽しめると思います

どちらも通常¥950ぐらいでサーブさせて頂いたことがありますが今回はどちらも
¥600にてご提供させて頂きます

是非お試しください

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昨年初上陸のオランダのブルワリー、デ・モーレンのライ麦IPA『カスケード&アマリロ』です

昨年ご紹介の『ヘル&ベルドーメニス インペリアルスタウト』『ブアー&ブラム ipa 』、どちらも好評でリピートして頂く方も多い人気のビールでした その時はまだ僕もよく知らなかったブルワリーですが、かなりバリエーションあるラインナップの個性的なビールを造っているようです 今回はその中から個人的に興味のあるライ麦IPAを仕入れてみました

「香ばしいライ麦、ホップの代表品種「カスケード」と「アマリロ」を使用したIPA

グラスに注ぐとダークアンバフルーティーで松のような収斂味があるホップアロマ。一口含むとライチやマンゴーのようなフルーティーホップが踊り、ベルベットのようなノド越しにうっとりします。マイルドスパイシーな余韻は、いつまでも飽きさせません。 飲み応えと切れのあるIPA」 とのこと

ライ麦を原料にしたビール、IPAはあまり目にすることがないタイプだと思います 珍しさだけではなく、味わいも飲む価値のあるビールです

レイト・ビア でもかなりの高評価 93 ポイント、入荷本数も少なめですのでお早めにどうぞ 

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今年も白桃を使ったカクテル始めました まだまだ小ぶりですが充分甘みのある桃がはいるようになってきましたのでこちらを使った桃のカクテルぜひどうぞ!


メニュー掲載のカクテルは

・桃のカクテル (ラムベースのさっぱり甘いロングカクテル)

・桃のフローズンカクテル (白桃のカクテルをフローズンスタイルで)

・ベリーニ (白桃をピュレ状にしたものをスペインの辛口スパークリングワインと合わせて)

の3種になります

また、お酒をしっかり効かせた『桃のフルーツマティーニ』もおすすめですよ

どれもみずみずしく品のいい甘さを持った白桃のよいところがよく出たカクテルになってますのでおすすめです

桃はその日、時期により産地などは変わります 今時期は熊本の白桃が多いですね

もう少し経つと香川県飯山町の特産品の白桃が入荷してきます 個人的にも大好きな『飯山の桃』こちらでつくるカクテル、おすすめですよ

もちろん、他の地域の桃の仕入れも直に店頭で見て美味しそうなのを選んでますのでおすすめです

割と短めな桃の季節です 旬のうちに是非お楽しみください
 

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