BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2013年07月

画像3


jagat kana で人気のスコットランドのブリュードッグ、これまでも色々と楽しめるビールがリリースされてきました

新しいラインナップ 『ジャックハンマーIPA』の御紹介

ジャックハンマーとは掘削機の意味だそうです

IBU(国際苦味単位)100のIPAです 想像どうりのホップの強力なアロマを楽しめます

柑橘(レモンやグレープフルーツ)の香り+パイナップルのトロピカルフレーバーは、暑い夏にぴったりのIPAです

飲み心地もドライでビターながら麦芽感もしっかり感じられる美味しいインデアンペールエール

レイトビア96ポイントの高評価です 

先週ご紹介の『デュベル トリプルホップ2013』とともに夏の超おすすめビールですよ

画像1



年に一度しか醸造されない特別なデュベル『デュベルトリプルホップ』が入荷しました

ここ数年輸入されていましたが、生産数が限られている為とこれまでは750MLサイズでのボトリングしか無かったため、当店でも極限定でお出しした事しかありませんでした

今年は330MLでのリリースとなり、またある程度数量を予約できましたのでご紹介

もともと2008年にスタッフの為だけに造られた試作品だったビールが、評判になり限定で醸造されるようになりました 毎年レシピを変えて醸造されるのも特徴の一つです
画像2

通常のデュベルが2種類のホップを使用するのに対して、3種のホップを投入しドライホッピングを行うそうで、これにより、通常のデュベルにはないグレープフルーツやライムといったフルーティなシトラスフレーバーが加わります

ホップ強めのIPA好きの方にもかなりおすすめ、また通常のデュベルをジャガト カーナで楽しんで頂いてる皆様にも是非お試し頂きたいビールです

¥1150


2012-08-20 22:02:26 写真2


鹿児島産のパッションフルーツを使った夏にぴったりの甘酸っぱいカクテルの御紹介です

画像1


国産のパッションフルーツは沖縄、九州地方を中心につくられ、この時期に出回ります 甘酸っぱい果実と種のぷちぷちが個人的にも大好きなフルーツです

2012-08-20 22:02:26 写真1


パッションフルーツの実をくり抜いてホワイトラム、少しのパッションフルーツのシロップと合わせてたっぷり冷やしてサーブします 量的にはショートとロングの間ぐらいでしょうか 剥く前からかなり強いエキゾチックな香りがしてなんともいえません また、種のぷちぷちとゼリー状の実のぷるぷるの部分の違う食感も楽しめて面白いカクテルだと思います 是非お試しください 

*入荷状況によりお出しできない日もあるかと思います ご了承ください

¥900

画像1


ラベルもインパクトあるアメリカンスタウト『ブードゥー』が入荷しました

ジャガトでもよくご紹介するレフトコーストブルワリーの手によるものです

VooDoo(ヴードゥー)とは、タヒチに伝わる信仰宗教の事で、精霊にお願いして力を借りて色々なご利益を得ることが出来るそうです この宗教では儀式、魔術と言った行為が行われるので、そういったイメージから
ラベルにはガイコツが描かれているのでしょう

甘い香りの中にコーヒーやビターチョコ コクもありますが全体的にバランスのいいスムースなスタウト

ホップの存在感もしっかりしてハーブフレーバーが心地いいアクセントになっています 重すぎない飲み口ですので暑いこの時期でもスムースに飲んでいただけますよ

¥2500


Bar JAGAT KANA2

巨峰が出回りはじめましたので、『巨峰のカクテル』色々、はじめます 

葡萄の美味しい季節になってきましたね

巨峰のカクテルは、毎年ジャガトの夏の定番になってますので飲んで頂いた方も多いと思います 

巨峰をオーダー毎に果皮ごとペストルでクラッシュしたフレッシュで美味しいおすすめカクテルを各種ご用意しています 

メニューに掲載してますのは、

巨峰とカシスのカクテル(ジン、巨峰、カシスを使ったロングカクテル)・・・・・・900

巨峰のエスプモーソ(巨峰を皮ごとクラッシュして、スパークリングワインで割ったもの)・・・・・・・・・・1000

巨峰のフローズンカクテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1000

これ以外巨峰のフルーツマティーニなどもおすすめです また、ノンアルコールでもおつくりできます ご希望にあわせてお作りしますのでお申し付けくださいね


以前、2000年スコットランド蒸留所巡り覚書 VOL.4 ”グレンタレット蒸留所など”でグレンタレット蒸留所について触れる機会がありましたのと、先日開栓して好評な『グレンタレット34年 1977』をサーブする際に、グレンタレットに関するお話をする機会も多くなりましたので『グレンタレット』のジャガトカーナのストックボトルなどご紹介してみたいと思います
IMG_5555

写真は蒸留所で撮ったネコ界で燦然と輝くネズミ捕りのトップスター、『グレンタレット』のタウザーの銅像です(詳しくは蒸留所巡りの記事をご覧ください)

様々な雑誌、エッセイなんかでも『グレンタレット』とウイスキーキャット、タウザーの話は取り上げられているのでご存知の方も多いと思います

c.w二コルの『ウイスキーキャット』というエッセイにも登場し、10年以上前ですとこれを読んだことがきっかけでモルトウイスキーに興味をもたれた方も結構いらっしゃった記憶があります

一応ご説明しておきますとタウザーはその生涯で28,899匹のネズミを捕獲し、ギネスブックに記録されたメスのメインクーンで タウザーはネズミを捕獲すると蒸留所のスタッフに見せに来るという習性があったため、これを蒸留所のスタッフがある時から数えはじめたということです
画像1

これは蒸留所のお土産のキャンディーの箱に描かれたタウザーの肖像画 いかにもネズミを捕りそうないい顔してます うちにも一匹こんなのがいて、蛇やら鳩やらを仕留めては階段の踊り場にこれ見よがしに置いてたりします・・・

そういえば蒸留所にはタウザーグッズが一杯で僕が訪ねた時はフランスからの小学生グループがタウザーグッズを買いまくっていました 



と云う訳で、『グレンタレット』は猫好きでウイスキー好きなら避けて通れない蒸留所ではないかと思うのですが、実は『グレンタレット』はジャガトではご注文頂く機会の少ないウイスキーです


ですが、猫好き&タレットの味も好きなので少し古いボトルを結構持ってまして、現在開栓しているものも今流通しているものとは違うオールドプレゼンテーションのボトルになります ラベルの古い感じのグレンタレットのロゴも大好きです
写真 12-04-05 21 53 53



今回はそれをご紹介+まだ開栓してないストックボトルも少しご紹介して、僕の大好きなグレンタレットに少し注目して頂こう、という感じで書いてみました
  
10年以上前ごろはグレンタレットのオフィシャルボトルは結構ラインナップが揃っていました 12、15、18、21年、またヴィンテージ別でも各種・・・

ちなみに現在レギュラーのオフィシャルボトルは8年と10年ぐらいで、今のシンプルすぎるラベルからはモルトウイスキーとして売り出す気があまり無いのかな?等と思ってしまいますね・・・蒸留所も現在はフェイマスグラウスの原酒をつくっているところとして紹介されることが多いみたいで、蒸留所内もタウザーやアンバーなどネコ勢よりも雷鳥(グラウス)が目立っているかもしれませんね  


それでは現在開栓中のものから・・・

写真 12-04-05 21 50 45

こちらはグレンタレット15年の50度詰めのもの 当時15年は40度詰めもあったかと思いますが個人的にこちらが大好きでお勧めしてきました ピート感のあと、ナッティ、花のような香りのするきれいで複雑なウイスキーです  

写真 12-04-05 21 51 17

こちらは18年 よりシェリーぽい蜂蜜の香りの強いモルト バニラの甘さもありますが、こちらもピートの余韻が長く残ります 

写真 12-04-05 21 52 25

こちらは21年 残り少なくなっています 銅のフラゴンに入っているように見えますが陶器のデキャンターボトルです 熟成感から来るシェリーのきれいな甘さが美味しいです また、オイリーな要素も強めでしっかりと余韻を舌に残してくれます

※21年ですが下書き中は何杯かありましたが先日完売してしまいました  

それとこのグレンタレット1966は一応コレクションでして、まだ開ける予定はないのですが、飲みたい方がある程度いましたら開栓しようと思っています

写真 12-07-09 15 17 05


1966年蒸留、1993年ボトリングです
写真 12-07-09 15 17 18


このあたりのオールドプレゼンテーションのものは、ジャガトでももうストックが無いので興味のある方は是非どうぞ また、また年末にブログでご紹介、開栓したスコッチモルト販売の『グレンタレット1977 34年』も美味しい一本ですので是非お試しください ちなみに佐藤英行氏によるラベルも最高な一本です 画像2






画像2


ardbeg "ardbog"


今年のアードベッグ・デイのリミテッド 『アードボッグ』 入荷しました

先月のアードベッグ・デイのイベントに参加された方はいち早く飲まれてテイスティングコメントがいくつかネット上で見つけることができ、ずっと気になっていたボトルです

オフィシャル資料によると・・・

『アードボッグ』は、アードベッグの真髄であるピーティーさをもたらす、アイラ島の大地を称えるウイスキー 名前は、ピートが採掘される湿地=Peatbogに由来している その名のとおり、古代からのピート採掘地の土壌を思わせる味わいが、アードベッグ本来の、革製品、トフィー、スモークという要素を際立たせる バーボン・カスクで10年熟成させた原酒と、マンサニージャ・シェリーのカスクで10年熟成させた原酒をバッティングすることにより、アードベッグの従来持っていたミネラルや潮の要素を引き出す味わいに仕上がった 

とのこと
画像1

マンサニージャの樽からの影響がどう出ているか興味深いです 

マンサニージャは一般にシェリーとして知られるへレス・デ・ラ・フロンテーラでつくられるフィノタイプのシェリーと同種のものですが大西洋に面したサンルーカル・デ・バラメダで造られるものをマンサニージャといいます 葡萄品種はパロミノ、製造工程もでフィノと同じですが、海沿いの町でつくられるということで潮っぽさを感じることができ、またフロールがへレスよりも長期に厚く覆うということで独特の酸味、軽やかなニュアンスのあるお酒です 魚介系の料理などにはぴったりで僕もイワシの酢漬けやセビーチェなどに合わせて飲むことが多いです セビリアのバルでも、至る所にマンサニージャの看板があり、よく飲まれていました 実際、へレスのフィノよりもよく見かけた気がします

少しだけテイスティングしましたのでテイスティングコメントを・・・

甘く心地いい香り、塩キャラメル 革 アードベッグらしい土っぽさとフルボディの味わい 塩気とセロリの葉、
 口に含むとかなりオイリーで舌にねっとり残りますが、途端に黒胡椒、クローブのスパイシーさを強く感じる オレンジピールをくるんだチョコ、飲み終えた後のグラスからはシェリー香をしっかり感じる古いブレンデッドウイスキーの重く甘い香り 熟成年数はあまり長くないはずですが余韻も長く、甘さをしっかり感じる一昔以前のアードベッグのような佇まい 個人的にかなり好きです

先月ご紹介したラフロイグの今年のリミテッド『ラフロイグ カーディス2013』も面白いモルトでした 最近毎年この時期はこのあたりのリミテッドの到着が楽しみの一つです

数本は入荷しましたのでウイスキー好きの皆様、是非ともお楽しみください

¥1500



DSCF6092



モヒートの美味しい季節ですね 

あったかくなり、自宅プランターのイエルバブエナ、スペアミント、ペパーミント達がぐんぐん成長してきました!
画像1

こちらはイエルバブエナ
画像1

スペアミントです

最近は通年オーダーあるためなるべくいつもミントを置いておくようにしてますが、冬場は青果市場のものを使うことが多く入荷も不安定 この時期からから秋にかけては基本自家栽培のミントを摘んできてお使いしています香りも強く、より夏を感じるカクテルに仕上がります  

フレッシュミントと、ホワイトラム、ライムのざく切り、少しのミントシロップ、ソーダのさっぱりカクテルです

ここ2年は『イエルバブエナのモヒート』『スペアミントのモヒート』といったメニューでおつくりしてきましたが、今年はイエルバブエナ、スペアミント、ペパーミント、その日いい感じのものを摘んできてお使いしようと思っています

日によっては1種類のミント、また日によっては2種、3種のミントのミックスでのモヒートをおつくりします 2種類ある日も多いと思いますので、単一品種でのモヒートをご希望の方はお問いかけください

イエルバブエナは日本ではほぼ流通してないラテンアメリカのミントの一種

以前こちらの記事、メキシコ旅行記2010 vol.8 イエルバブエナのモヒート in グアダラハラ でもご紹介しましたが、メキシコのバーではこのミントを使ったモヒートが一般的な感じがしました 野生の香りの強いミントです 南米食材を扱うお店から取り寄せ、自家栽培したものが昨年よりしっかり根付いてきました

また爽快感たっぷりのスペアミント、ペパーミントでつくるモヒートももちろんおすすめです 摘んでる時にもいい香りがして思わずその摘みたてミントでモヒート一杯つくろうかな、なんて気分によくなります(休みの日にはやっちゃいます) 
 
モヒートのベースにはモヒート発祥のときに使われたバカルディ(革命前のキューバでつくられていました)をお使いしています メキシコでもバカルディで作っているところが多かったと思います 

また、バカルディで作られる前にはより素朴な蒸留酒、アグアルディエンテでつくられ名前もドラケといったそうで、アグアルディエンテもジャガトにはキューバ産、メキシコ産とございますのでご希望の方にはこちらでもおつくりできますよ

またテキーラモヒートなどもおすすめですのでお試しください

ノンアルコールのモヒート、モヒートスカッシュもお作りできます フレッシュミントにモヒートミントシロップ、ライム、ソーダでおつくりするノンアルコールのモヒートです お酒飲めない日、また飲まない方にもおすすめです

!〈冬場よりも多めにミントご用意していますが日や時間によっては切らす場合もございます ご了承ください〉 

このページのトップヘ