BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2013年10月

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割と前にリリースされたものなんですが出し忘れ・・・ストックしてたんですがワインフィニッシュのモルトウイスキーにご興味の方がいらっしゃいましたので開栓しました

グレンモーレンジのプライベート・エディションの第三弾となる『グレンモーレンジ アルテイン』です

様々な樽での熟成、フィニッシュで興味深い味わいのウイスキーをリリースしてくれるモーレンジですが、こちらは
スーパータスカン、サシカイアの樽でのフィニッシュです トスカーナのワインは好きなワインが多く、中でも個人的にはブルネッロが大好きなんですが、サシカイアもホントに美味しいワイン、但し高いワインなんで一度しか飲んだことが無いですが・・・サシカイアはスーパータスカンの元祖といってもいい存在で御存じの方も多いと思います

以下、資料より・・・

“アルテイン”とはゲール語で「石」という意味 水源地であるターロギーの泉は、石の層を通って湧き出ることにより、ミネラルを多く含む硬水としてグレンモーレンジィに豊かな果実のアロマを与えます

今回ビル・ラムズデン博士が追加熟成に選んだのは、スーパー・タスカンの樽です 起伏に富み、岩の多い地盤を持つトスカーナ地方沿岸部の丘陵は、ブドウ栽培には全く適さないように思われます しかし、石が多いテロワール(土壌)によって葡萄は養分を求めて地中深く根をはり、この特異な環境が結果として芳醇な味わいをもたらします この比類なきウィスキーとワインの共通した要素である「石」から着想を得て、“アルテイン”と名付けられました 

<輸入元のテイスティングコメント>

アロマ : 熟した赤いベリーの芳しい甘さ、スイカズラ、そしてフレッシュ・ミントの香り
味わい : 完熟のアプリコットやピーチ、プラムがハーモニーを醸し、ほのかなミルクチョコレートの風味の後からスペアミントとチェリーのニュアンスが感じられます
フィニッシュ : 風味の高いレモンシャーベットとクリーミーなカプチーノが香り立ち、長い余韻を残します

少しテイスティングしてみましたが、確かに赤い完熟フルーツの甘酸っぱさが口、鼻いっぱいに広がり、すっきりとしていますがしっかりしたボディで長い余韻が楽しめる美味しいモーレンジ、と思いました 


ちなみに現在うちのコースターのモデルになっているネコは『アルレッキーノ』と言いまして、通称『アルチン』と呼んでおります ので、『アルテイン』は、リリースされたとたんになんとなく愛着湧いたウイスキーでした
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この写真は気に入っている一枚で、結構雑誌なんかでも載せてもらったりしたもの・・・見たことある方もいらっしゃるかもしれませんね

過去記事『ネココースターできました』 話、またずれましたが『アルテイン』、おすすめのウイスキーですので是非お試しください 
¥1000

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とろりとした食感と秋感たっぷりの完熟柿を使った『完熟柿のカクテル』です

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「ずく柿」と呼ばれるとろっと熟した柿のある日のみお作りできます

毎年、ジンベースのフルーツマティーニでお出しすることが多かったのですが今年はより甘さのひきたつウォッカベースにてお勧めしております 勿論ジンベースでも美味しくお作りできますのでご希望の方はお申し付けください


また、濃厚な甘さを持つフルーツですのでフローズンスタイルでもおすすめですよ

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自宅ワインセラーにて長期熟成しました ベルギーランビック、カンティヨン醸造所でつくられる
『カンティヨン キュべ ル ペペ クリーク 2001』です
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2001年醸造ですので12年ほど熟成したベルギーランビックになります クリークはランビックにサクランボをたっぷり漬けこんでつくるフルーツランビック ジャガト カーナでも別銘柄ですが『ティママン クリーク』は人気の定番ラインナップです 

こちらは通常出荷されているクリークとは異なり、ボルドー、サンテミリオンのワイン樽でランビックを2年以上熟成し、1リットルあたり300gという通常の倍以上の量のさくらんぼを漬けこみ、更にビールから造られたリキュールを瓶詰め前に極小量ブレンドし、瓶内発酵を促進させたというこだわりのぎっしり詰まったプレミアムなクリークです

仕入れ時、何本かはお出ししたのですが一本は10年以上熟成させようと思い、他の熟成ベルギービールとともに寝かせておいたもの 一応の賞味期限が2013年ということで今回持ってきました (本来はまだまだ熟成できるのですが、商品としては期限内に提供しようと考えてますので・・・)

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ベルギービールの中には良質のワインと同じく熟成とともに深みを増すものも多くあります これまでもいくつか熟成させたものを味わったことがあります 最近では修道院ビール『ウエストフレテレン』を10年近く熟成させたものを開栓しましたが落ち着いた風合いの中に旨みのある酸味をしっかり感じる素晴らしいものでした

ので、こちらも個人的にもかなり興味あります クリークの長熟というのもいいですね

ちなみにこの『カンティヨン キュべ ル ペペ クリーク 2001』をつくるカンティヨン醸造所はブリュッセル南駅のそばにあり、ブリュッセルを訪れた際には是非訪れてほしい、また訪ねやすい醸造所です

僕らもベルギー旅行の際に行きましたが家族経営のような小さい醸造所で手造り感たっぷりにランビックをつくっていました その時の記事はこちら・・・

ベルギー ビアカフェ巡り vol.21-- " CANTILLON醸造所"at ブリュッセル

限定1本です 興味ある方は是非どうぞ!

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先日ご紹介した『ケイデンヘッド オーヘントッシャン14年』に続き、今度はケイデンヘッドのカスクストレングスのレンジ、スモールバッチがリリースされました このスモールバッチのボトルはスクエアになっています この手のスクエアボトルは最近あまり見ない気がしますが個人的にオールドボトルのスクエアボトルで素晴らしいウイスキーに出会った経験が結構あって、ボトルの形でまず僕の中では「美味しそう!」というイメージが湧いてきます  

ジャガトではこちらの『ケイデンヘッド スモールバッチ クライネリッシュ17年 1995 57.3%  』が入荷しています

クライヌリッシュは北ハイランドの銘酒 オフィシャルボトルも美味しいのですが以前よりこちらはボトラーズからのリリースも多く、ジャガト カーナでもこれまで多くのクライヌリッシュのボトルを取り扱いしてきました またボトラーものでも外れを引く事がめったにない印象で、どのタイプの樽の熟成でも潮っぽさ、オイリーな舌触り、といったハウススタイルを持ちつつ、いい仕上がりになっている事が多い気がします

最近だと『bbr クライヌリッシュ1982』『クライヌリッシュ 14年 エクスクルーシブ・レンジ for スリーリバース』などバーボンカスクでいい状態のものをお勧めしてきましたが、シェリー樽とも相性のいい蒸留所です で、今回はシェリーカスクでの熟成のものになります

今回は肩かけのリーフレットにケイデンヘッドによるテイスティングノートはついてましたので、判る範囲で訳してご紹介 

香り:トフィー、ドライシェリー、ドライオレンジ、醤油、プラム、肉のよう

味わい:リッチなシェリー、カシス、カイエンペパー、洋梨

フィニッシュ:赤い果実、マジパン、ソフトな煤とオイリーさ

どうでしょう、まだ飲んでないのですが僕の好きな『シェリーカスクのクライヌリッシュ』の特徴が完璧にある気がするテイスティングコメント!かなり、おすすめのボトルになる気がします 

パワフルでオイリー、甘さとスモークを感じる美味しいモルトウイスキーだと思われます ぜひどうぞ

¥1400

*記事アップ後に試飲しました!ノートどおりであまり付け足す事が無いんですが、甘みは割と抑え気味、シェリー感はありますがドライでそしてピリピリとペッパーの辛みを舌に感じます なんとなくの酸味とフルーツの甘さ、スモークもしっかり、余韻も長め、ちょっと寒くなってきたこれからにぴったりのウイスキーですよ


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中南米パナマ共和国産のラムです

マレコンとはキューバの有名な海岸通りの名前で、キューバンラムを意識したネーミングなんでしょうね

『ブエナビスタソシアルクラブ』の中で、ライクーダーが息子とクラシックカーでドライブしていた海岸沿いがマレコン通りだそうです 

このラムも以前ご紹介したロン マツサレム 15年と同様キューバの伝統的なラムの製法によってつくられている、とラベルに記載されています
 
シロップのようなはっきりとした甘み、柔らかい口当たりとしっかりした熟成感のあるラムで、食後にシガーなどとともに味わって頂くのにぴったりだと思います

¥1000

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初入荷のシェーブル、『トリコーンヌ』の御紹介

フランス、 ポワトー・シャラント圏でつくられる山羊乳のチーズで、名前の由来は17〜18世紀の頃貴族がかぶっていた三角形の帽子、『トリコーン』に由来するそう

確かにその頃のヨーロッパの貴族や王族の肖像画、特に馬に乗ってのものなどで三角形の帽子、かぶってるの結構記憶にありますよね 検索したらルイ14世やワシントン、ピョートル大帝などの肖像画が出てきました

こちらのチーズ、自然のカビをとても大切にするなど、一番良い状態を保って天然の熟成庫にてゆっくり熟成、酸味がおだやかで、コクのあるシェーヴルです 盛り合わせA,またはCでどうぞ

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入荷したてのチーズ8種ほどの中から、今回は3種ご紹介

『エルヴ ルムドゥー』

まずはジャガト カーナでも人気のベルギーのウォッシュチーズ、エルヴ、今回入荷の『エルヴ ルムドゥー』は更に熟成を加え、より個性のしっかりとしたものに仕上がっています

語源は、「2度目の搾乳」と言う意味があるとか6ヶ月以上も熟成させる為に塩味も風味も強いのが特徴です

当然ベルギービールにはばっちりと合います これからの時期に美味しいコクのしっかりした修道院タイプのベルギーエールなどと合わせてお召し上がり頂くのがおすすめですよ

『サン ネクテール フェルミエ ブリュエル セレクション』

秋になると個人的にこういったキノコや土っぽい香りの山のチーズが食べたくなります 今回は特に『サン ネクテール』のいい熟成ものが入荷しましたのでご紹介 

オーヴェルニュの農家製チーズを専門に買い付けて熟成させているアンドレ・ブリュエル氏によってセレクトされ、丁寧に仕上げられた「サン ネクテール」 湿った藁の匂い、微かなシャンピニヨンの香り、ノアゼット(ヘーゼルナッツ)の風味が混じり合った、これぞまさに極上の「サン ネクテール フェルミエ」です

オーヴェルニュ地方のチーズのなかで圧倒的に人気があるのが、太陽王ルイ14世も愛したチーズ「サン ネクテール」です 「サン ネクテール」は今もフェルミエ(農家)製の製造が盛んで、表皮の中央にある緑色のカゼインマークが楕円形ならフェルミエ製、正方形であればレティエ(工場)製と区別していますが、色とりどりのカビに覆われた表皮にフェルミエ製の証である楕円形のマークを見つけるのはなかなか困難です

『ロックフォール カルル』

こちらはジャガト カーナの青カビチーズの大定番で、逆にこういったご紹介の機会が無いチーズなんですが本当に美味しいロックフォールです つい最近のTV『世界遺産』でロックフォール村一帯を含む『コースとセヴェンヌの牧畜が生んだ景観』という特集があり、ロックフォールについても結構時間が割かれていましたので、こちらでもご紹介 この『ロックフォール カルル』をつくるカルル氏も登場し、チーズづくりに関してのこだわりを話していました 2000年の歴史を持つといわれ、無殺菌の羊乳で今も洞窟で自然に熟成される『ロックフォール カルル』、もちろんジャガトでも大人気のチーズです

この他、いい状態の熟成チーズ各種ご用意しています 盛り合わせ等にてぜひどうぞ

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カリフォルニアのラグニタスブルワリー ジャガト カーナ でもいくつかのスペシャルなビールを取り扱いましたし、どれもが評判良く気に入って頂きました 可愛いブチ犬がトレードマークの醸造所です

今回ご紹介するのは650mlサイズのスタウト 『ラグニタス カプチーノスタウト』です
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度数9%のしっかりテイストのスタウトにコーヒーをプラス、麦芽のロースト香と苦みがしっかり主張する重厚なスタウトです 色合いもしっかりでインペリアルスタウト系がお好きな方にはぴったり 食後酒として熟成感のあるラム、モルトウイスキーなどと同じようにじっくりと楽しめる一本です

レイト ビア も 96 ポイントの高評価 今回3本入荷してます

¥2500

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極早生みかん、早生みかんとみかんの美味しい季節になりました 

『みかんのファジーネーブル』と『みかんのブロッサム』などがこれからの時期、おすすめです 

通常フレッシュオレンジを使っておつくりするファジーネーブルですが早生みかんを使って柔らかい酸味の心地いいカクテルに仕上がっています 

オレンジよりも酸味、甘みの主張の強い、温州みかんとピーチリキュールの柔らかい甘さがバランスよくおすすめですよ

また、『みかんのブロッサム』 『みかんのミモザ』など、オレンジを使ったカクテル各種みかんに変えてお作りできますのでお好みでご注文くださいね

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