ダグラスレインのカジュアルに楽しめるコスパのいいライン『シングルマインデッド』
ダグラスレインはもともとブレンデッドウイスキーのメーカーとしての顔、そして2000年頃からはダグラスレイン氏の息子2人によるブレンデッド用に確保していたであろう豊富なモルト原酒をシングルモルトとしてボトリングしてきました オールドモルトカスクやオールド&レアなどのシリーズは特に初期ラインは素晴らしいストックが多くありましたね 今でも外れがあまり無いボトラーズといった印象です
昨年分社化し、兄のフレッドはダグラスレインで、弟のスチュアートはハンターレインという新会社を立ち上げました オールドモルトカスクやオールド&レアはハンターレインのブランドになるようです
こちらダグラスレインのニューレンジ、シングルマインデッド『ブレイヴァル』、お客様との会話で『ブレイヴァル』ネタになりまして持ってきました
『ブレイヴァル』といえば元々、『ブレイズオブグレンリベット』という名前でリリースされていたスペイサイドの蒸留所 1994年に改名されました
創業が僕の生まれ年であったこともあり、ジャガト最初期にボトラーズ(キングスバリー)のものを入手した覚えがあります もちろん『ブレイズオブグレンリベット』表記でした シーバスリーガルの原酒としての役割を果たすため建造されたといってもいい蒸留所のイメージ 2002年に操業停止、2008年に生産を再開しています
こちらはシェリーカスク2樽からボトリング インポーターコメントによれば
『甘さを伴った柑橘の香りに、チョコレート、バタースコッチ、モカの香りが感じられる 口にするとスパイスが口内を包み、フランベしたオレンジの風味とともにチョコレートの風味が強まる フィニッシュは長く、ここでもオレンジのような風味は続き、ドライになっていくに従ってレモンのワタの風味が現れる』
重たくないシェリー感の飲みやすいスペイモルトに仕上がっていると思います
¥800