BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2015年11月

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ラ・フランスの季節になりました 冬恒例のラ・フランスを搾っておつくりするカクテルをご紹介します  

主に山形産のラ・フランスを使い、熟しすぎないフレッシュ感の残る状態のものをピュレ状にしておつくりしています

ねっとりと、そして何とも言えないセクシャルな香りが魅力的なフルーツ 生食でも美味しいんですが、カクテルとしてより美味しさも際立つんじゃないかと思います

メニューには

『ラ・フランスのカクテル』(ウォッカベースでお作りします) ¥920

『ラ・フランスのエスプモーソ』 (ラフランスのピュレをスパークリングワインと合わせて) ¥1030

『ラ・フランスのフローズンカクテル』 ¥1030

の3種をご用意しています

また熟した果実をたっぷり使った『ラフランスのフルーツマティーニ』もお勧めですよ

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友人2人と男3人旅で勝沼のワイナリー巡りをしてきました

時期的にはもちろん葡萄はほぼ収穫済み、ワイナリーの方も仕込みなどに忙しそうな時期ではありましたが、楽しい旅になりました

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忙しいなか、ワイナリー案内をして頂いたルミエールからご紹介 

勝沼のワイナリーエリアにあるのですが、飛び地のような境界線があるらしく笛吹市一宮町にあります  

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1885年操業という古い歴史のワイナリーです 元々は甲州園という名前だったらしく、コンテナにもその名が多数残っていました

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甲州種です 淡い色のぶどう 平安末期、または奈良時代からあったとする記録もあるそうですが、真偽はわからないそう 江戸時代には桃、梨、柿などとともにこの地域の名物となっていたのが紀行文などに残っているそうです

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収穫後ですが、ぶどう棚 こちらはフランスなどの栽培方法、垣根栽培ではなく日本で一般的に見られる棚栽培 勝沼ぐるぐる歩きましたが、ほぼこの棚栽培でした 香川で見るブドウ畑もこの栽培方法ですよね 土壌や季候の違いによるらしいです ただルミエールさんでは、カベルネ、メルロー、テンプラニージョなどは垣根栽培の畑がありました

メルロー
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カベルネソーヴィニヨン
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地面にもかなり雑草が生い茂ってますし、虫、クモなども畑にはいっぱいですが、これもルミエールさんのこだわりで畑は耕さず雑草の種類を多くするビオディナミの手法でつくられているからだそう 

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また国の有形登録文化財に指定されている日本初(1901年築造)のヨーロッパ式石蔵ワイン発酵槽もみることができました 使用されてない時期もあったそうですが、この石蔵発酵槽の2槽を整備しなおし、1998年より石蔵ワイン醸造を復活させたそう 花崗岩による天然の冷却効果が良い効果をワインにもたらすそう

発酵槽
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文化財なので説明もしっかりと書かれています
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地下熟成庫
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ラベルを貼る前のボトル
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2代目当主の作ったワインだそう ラベルもいい味でてますね
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信玄印の葡萄酒、気になります
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葡萄のなる時期に是非来て見たいワイナリーでした

いくつか購入しましたが、特に楽しみなのがこちらの『トラディショナルスパークリング光』

『甲州種を、ビン内発酵と長期熟成によって仕上げたトラディショナル・スタイルのスパークリングワインです
リンゴの蜜やグレープフルーツなどの香りに上品な緑茶や紅茶の香りが調和し、まろやかで厚みのある味わいが広がる風格のあるワインです』

とのこと お値段も結構するので、試飲は出来ませんでしたがルミエールの他のスパークリングがすごく美味しかったのでこちらには期待しています

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このほか、試飲のみでしたが『ダイヤモンド酒造』 10種ほどのワインを造り手のお母様が丁寧に説明してくれました ここも最近特に人気の高まっているワイナリーだそうで、こだわったベリーAのワイン『シャンテY・AますかっとベリーA』のシリーズは特に美味しかったです また『シャンテY・Aアマリージョ』という甲州のシュールリーも印象に残る美味しいワインでした

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また『くらむぼんワイン』でも試飲をたくさん頂きました

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『べるかんと』、という赤をお昼に行った勝沼のビストロで頂いたのですがそれが美味しくて予定外でしたが立ち寄りました 沢山の種類をつくっているようで甘口タイプのものもデザートワインとして美味しい出来でしたが
個人的には『べるかんと』が一番のお気に入りになりました

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道中見つけたご当地マンホール、ぶどうのデザインです
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勝沼醸造 こちらも試飲がメインとなりました
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広い自社畑が広がります 8月ぐらいに来れたら最高でしょうね
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また今回は宿泊が山中湖で、早朝の富士山は最高でした 念願の山中湖一周ジョグも出来て大満足 年末に向けていいリフレッシュになりました

ジョグ中に見えた『逆さ富士』 最高にきれいで感動しました
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普段あまり扱うことの無い国産ワイン、勝沼ワインですが、いい勉強になり、美味しいワインにもたくさん出会えたのでスポット的にはなると思いますがジャガトでも楽しんで頂けたら、と思います 










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かなり珍しいスウェーデンのスタウトが入荷しました

しかもオーツ麦のスタウトです 

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『ドント ブレーク ジ オート』 ネーミングは駄洒落的なものだと思われます・・・

バイキングのようなラベルの絵が何を意味するんでしょうか?

スウェーデンのマイクロブルワリー CAPによって造られるオートミールスタウトです サイトを見ると5種類ほどのビールを造っているようです ラベルやネーミングにユーモア、というか洒落ぽいのが多いですね ま、これはクラフトビールあるあるかもしれませんが・・・

個人的にスウェーデンのビール、飲んだことないかもしれません フィンランドに行ったときにも出てくるビールはフィンランドのLapin Kulta(機内でもこれでした)、熊のラベルのKarhu、ばかりでお隣スウェーデンのビールを目にすることは無かった気がします

なので、個人的にも興味大のこのビール テイスティングノートによると飲みやすく、チョコ、コーヒーのアロマの美味しいスタウトらしいです 

少量入荷なので気になる方はお早めにどうぞ

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若い葡萄の葉がまわりに巻かれた山羊のチーズ  『ロトロ ヴィーテ』

ピエモンテの山間で飼われている真っ白のザーネン種の山羊のミルクから作られています

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絹の様にきめの細かい滑らかなチーズ イタリアでシェーブルタイプのチーズがさかんに作られるようになったのは割と最近のことだそうです 確かに山羊乳のチーズといえばフランスのものが質量圧倒的に多いです

酸味の効いたいい風味のシェーブルです サラダのように食べても楽しめますし、白ワイン、さっぱりしたカクテルとも好相性です

チーズ盛り合わせA,Cでお出ししています



Brenda Boykin、ジャズやブルースのフィーリングたっぷりの厚みのあるパワフルなボーカルが最高に気に入ってます といっても、オールドタイムな感じではなく、今のグルーブ感のあるアレンジ、音使いです

ニーナ・シモン、エラ・フィッツジェラルドのような黒っぽくて厚いフィメールボーカルがお好きの方には絶対おすすめです

もともと、エレクトロスウィング系を漁っているときに聞いた『TAPE FIVE』とコラボレーションしていたのを耳にしたのがきっかけでした この曲もタイトルからしてロカビリーぽい雰囲気もあってかっこいいです

A Cool CAT in Town [Tape Five ft Brenda Boykin]』


他にもハウス、クラブ系のアーティストとのコラボが結構ある印象で、どれもBrenda Boykinの存在感が濃厚でコラボしたアーティストのことが若干薄く感じてしまいます もちろん本人名義のアルバムも最高です


ちまみに『 Be my Lover』もアコースティックのボッサアレンジのものもあって、これも好きなバージョン このアルバムに収録されてます
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少しにぎやかな時間帯にかけたりしてます 




 



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ドゥドクトルヴァンドゥコールナール醸造所のフラッグシップビール、「高貴さ、気高さ」を意味する『ノブレス』です

ドゥドクトルヴァンドゥコールナール醸造所は2007年Ronald Mengerlicにより立ち上げられた醸造所 家族で営む小規模な醸造所ながら、非常に品質の高い革新的なビールを造ります

世界中からビールマニアが集まることでも有名な、ジトスビアフェスティバル 2011, 2013にて来場者が選ぶベストビール投票のジトスコンシューマーアワードですでに2回もNo1ビールに輝いています

ドクトルヴァンドゥコールナールとは「穂の娘」の意味で、その昔 ローマ帝国皇帝シャルル・カンが1550年頃、穂の娘のジュース(=ビール)のほうがブドウの血(=ワイン)よりも好きだといったことに由来した名前です

小麦を使った独特の酸味と麦の甘みがバランス良くマッチしまして爽快な飲み心地となっています

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北海道の北東、紋別郡・興部(おこっぺ)にある珠玉のチーズ工房「アドナイ」の素晴らしい白カビチーズです

興部はオホーツク海に面した酪農と漁業の町 ここで古い牛小屋をみずから工房に改装し、手作りチーズを作っているのが堤田さん一家 

この『さゆり』は1番下の娘さんの名前だそうで、他にもお子さんの名前であろう名前のチーズがラインナップされています

きめ細かい白カビ、優しい味わいのチーズです クリーミーでどんなお酒にも合いそうなチーズ

ジャガトの盛り合わせでもABCどれにもお出しできそうです  


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2000年蒸留のペドロヒメネスカスクのベンリアックです

ベンリアックのシェリー系のものが2本ほど空きましたので少し前に買っていたこちらを持ってきました

雑誌「pen」と信濃屋のコラボボトル 同誌にて「salon de SHIMAJI」を連載している作家・島地勝彦氏と信濃屋のセレクトによるボトリングです

シェリーとの相性の良さとシェリーに負けない酒質を持った数少ない蒸留所の一つだと思っていますベンリアック 70年台などの長熟ものは素晴らしかったですがさすがに今は手が出ません 

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こちらは極甘口のペドロヒメネスの空き樽で熟成されています ペドロヒメネス自体を飲まれたことある方も少ないかもしれません ジャガトにも2種ほど常備していましたが、オーダー頂くというより、こういったペドロヒメネスカスクのウイスキーをお出ししたときに、試飲していただくといった感じの出番がほとんどでした

ペドロヒメネスを熟成に使ったモルト自体もそんなにないのですが、有名どころだと『ラガヴーリン ダブルマチュアード』が仕上げにペドロヒメネスを使用しています これがリリースされたときは非常に感動したもので、ラガヴーリンのピートスモークとペドロヒメネスのレーズンのようなコクのあるフレーバーのバランスがかなり僕好みでした 

この『ベンリアック 13年 ペドロヒメネス salon de SHIMAJI』は、仕上げでなく13年、ペドロヒメネスの樽で熟成されたものということで非常に樽からのフレーバーを強く感じるのではないかと思います

レーズン、蜂蜜、などの甘いフレーバーとこくのある味わいでこれからの時期にストレートでおすすめしたい1本です 

¥1150

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