新着バーボンのご紹介 『レキシントン』です
香りは甘いバニラとレーズン 飲むと割りとドライですが、粗いドライさではなく、スパイス感のあるきりっとしまった感じ 飲み易く品のいいバーボンといった印象 タンニンも強くないのでバーボンが苦手な方にもお勧めしやすそうな味わいです
ケンタッキーのバーボン生産地として名高いレキシントンという地名からの命名かと思っていましたが、実はラベルに描かれた馬が有名なサラブレッドで、その名が『レキシントン』なんだそうです
ウィキペデアにも生涯がしっかり記載されているかなりの名馬 生涯成績は7戦6勝、獲得賞金56600ドルとレースの回数が少ないなと思ったら、実はこのレキシントン、種牡馬としての実績がすごいそう リーディングサイアー と呼ばれる、ある国、ある地域、もしくは団体において、1シーズンの産駒の獲得賞金の合計額によって一位となった種牡馬の栄誉に通算16回も輝いたそうで、歴史に残る名馬のようです
1955年、アメリカ競馬名誉の殿堂博物館の最初の選考で父ボストン、曽祖父サーアーチーらとともに選出されており、骨格はスミソニアン博物館の哺乳類の進化コーナーに飾られているそう 人間だと超偉人クラスの馬ですね
ただ単に地名にちなんでのネーミングとケンタッキーダービーにちなんでのラベルかと思ったら、面白いですねー
僕の場合はこういう由来とかが分かるとその酒に愛着の湧くタイプ 競馬はやらないんで、ウィキのページを見てもあまり理解は出来ませんし、リーディングサイアーとかの称号なども初見ですが、競馬の歴史も深くて興味深いな、と思いました
馬由来のウイスキーは色々あって、競馬好きの方はレースの前に景気づけに飲んだりもされますが、このレキシントンは由来からしてなかなかいい景気づけになるんじゃないでしょうか?もちろん味もおすすめです
¥900