BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2016年08月

2016-07-05-22-46-16


キナフレーバーたっぷりの美味しいビターリキュール、『ビガレット シナ‐シナ』のご紹介 先日試飲会で久々にお会いしたラールアルコルさんが輸入しているリキュール ずっと気になってたんですがビターリキュールのストックがたっぷりあったため仕入れ待ちにしてました 試飲会で久々飲んで、やっぱり美味しい!と思い発注しました

『ビガレット シナ‐シナ』はフレンチアルプスにある、ビガレット社が1875年より造りつづける、スウィート&ビターオレンジとキナのリキュールです オレンジとキナのバランス、キナの苦みの余韻がすばらしいリキュールです 

ビガレットはリヨンよりも南東、グルノーブル、シャンベリー、リヨンに囲まれた真ん中あたりにあります シロップ系も得意なようでサイトをみるとかなりラインナップされています またハーブリキュール類も豊富 このあたりも日本で味わえる日が来るんでしょうか?個人的にはタイムのリキュールが気になりました

そのままでも、ソーダ割でも美味しいです ショートカクテルでしたらマティーニのアレンジメントのようにお出しすると思います ヴェスパーのリレの代わりでもいいかも よりキナフレーバーが引き立ちます

ハーブ、ビター系のリキュールを楽しんで頂く方、最近ちょっと少なくなって個人的に好きなこのタイプのお酒の出番が少なめなのは寂しい気がしています 良質のビターリキュールはほんと美味しいですよ ぜひお試しください

2016-07-27-01-22-28


ベルギー ブルーダー・ヤコブ醸造所のブラウンエールです ダーク系のビールにありがちな甘さは控えめで、ドライな印象が特徴的な瓶内二次発酵ビールです

伝統的なレシピに基づき、コリアンダー・オレンジピール・リコリスなどのハーブを使用しており、甘みの中にスパイシーなキレもあわせもつ、飲みやすいブラウンエールです

このあたりのエールだと甘みを強く感じるものが多い気がしますが、こちらはドライでビター感があるスパイシーなエール ロシュフォールの10などがお好きな方にもおすすめです

 

image


香川県産のシャインマスカットのカクテル、おすすめしております

シャインマスカットは2006年に品種登録されたばかりのまだ新しい品種の白ブドウです マスカットの香りと高い糖度が特徴で果皮ごと食べることができます 

なので、果皮ごとミキサーにかけジン、マスカットリキュール『ミスティア』で香味のバランスを見ながらおつくりしています 葡萄の香味はジンと相性がいい気がします

個人的にも巨峰とともに食べるのも好きな葡萄です 

『シャインマスカットとジンのカクテル』 『シャインマスカットのエスプモーソ』 『シャインマスカットのフローズンカクテル』 『シャインマスカットのフルーツマティーニ』 など・・・

淡い味わいですのでフローズンカクテルよりはフルーツマティーニなどの輪郭のはっきりしたカクテルに仕上げた方が美味しく味わえると思います

それほど旬の長くないフルーツですが是非県産の良質のフルーツをお楽しみ下さい

2016-03-24-02-00-56


熟成の旨味を味わえるシェリー、『マツサレム オロロソ30年』です

フィノの代名詞ともいえるティオペペを生産するゴンザレスビアスによってつくられています

アンダルシア、ヘレスにあるゴンザレスビアスには1度行った事があって過去記事『追記 ティオペペのボデガ』やカテゴリ『スペインetcからアップしてます』などで、そのときの事など書いてますので良ければご覧ください

実はこの『マツサレム オロロソ30年』、その訪問の際、ボデガのショップで購入したことがあるのですが、スペインからトルコへ向かう際の搭乗のトラブルで破棄になった悲しい思い出があります マツサレム以外にも10本ほど買ったシェリー全て破棄になりました で、日本で買いなおしてストックしていたもののなかなか開けるタイミング無かったのですが、最近熟成感のあるオロロソをご希望のお客様がいらっしゃったこともあり、開栓しました 

オロロソシェリーといえばやはりジャガトのお客様にはモルトウイスキーの熟成に重要な影響を及ぼすお酒として認識されていると思います 

ですがウイスキー愛好家の方、意外とシェリーそのものを飲んだことが無い、しっかり味わったことが無い、という方も結構多いです 興味はあるけど・・・といった方が多いのですがそういった方にもこの『マツサレム オロロソ30年』はおすすめ 大手ゴンザレスビアスによるバランスの良さとコスパ、オロロソの美味しさの要素がしっかり全部わかる仕上がりになっています レーズン、キャラメル、の凝縮した甘み、旨味がしっかり味わえます

この手の甘口シェリーは、現代的な感覚で言うと甘みが強すぎる感じもあり、そういったこともあって年々生産量、消費量も減っているのだと思いますが、デザート的に食後や一日の締めくくりとして飲んで頂く方が増えるといいな、と思っています

『マツサレム オロロソ30年』、お試し下さい 


¥1000





2016-07-05-23-00-35


先日『ジムビーム デビルズカット』『ジムビーム ダブルオーク』のご紹介のとき、最後に少しご紹介したかなりバカバカしいデキャンターボトル 『Beams Fire Helmet Decanter』です

購入したのは20年以上前、当時宇多津や丸亀にあった『明治城』という酒屋さんで購入 この『明治城』、僕世代より上ぐらいの方はご存知だと思いますが大きなディスカウントの酒屋さんですが、かなりカオス的にレアなお酒を置いてました 未だにストックしてるものもいくつかありますが、ボトラーズモルトなんかも誰も見ないような棚の一番下にごっそりジェームスマッカーサーがあったり、得体の知れないリキュールも数々あって、高松からもよく買い物に行ったものです で、そこでネタ的に買ったのがこの『Beams Fire Helmet Decanter』

2016-07-05-23-00-28


消防士のヘルメットを模したデキャンターという意味の分からないコンセプトです ジムビームは昔から結構な種類のデキャンターを出していて、海外とかだとかなり熱心なコレクターもいます デキャンターのコレクションをしようと思ったことはないのですが、ジムビームのデキャンターはアメ車のシリーズ、アメリカの歴史上の人物、エルビスやマリリンモンローなどアメリカを代表する人物、動物もの、アメリカの元気な時代の文化を象徴するようなデザインのものがたくさんあります アメフトやボーリングや軍に関するものもあり、コレクターのページを見ると結構楽しいです e-beyにもよく出品されてますね 50年代ごろのアメリカの雑貨とか好きな方には結構はまるデザインのものが多いと思います

2016-07-05-23-01-28


2016-07-05-23-01-54


これは箱の中にあった同時期にリリースされたであろうボトルのカタログ 拡大すると分かると思いますがジュークボックスとかいい感じです ちなみにこのヘルメットボトルの宣伝文句は『our top choice 』と書かれてます・・・アメリカンジョークなんでしょうか?

消防士もアメリカで尊敬される職業として人気があると聞くこともあり、そういった意味でのデザインなのかもしれませんね ただ、それなら消防士自体のフィギアのようなボトルデザインにしてもよかったような気もしますが、ある意味アメリカぽい大味感が気に入っています

2016-07-05-23-03-07


2016-07-05-23-03-58


説明書きと外箱

2016-07-05-23-06-23


実はこれ、開栓したまま、まだ半分以上ボトル、というかヘルメットの中にジムビームが入っています で、久々に飲んでみましたが色も濃く、味も現在のスタンダードよりはかなり熟成感があって美味しい!柔らかくて甘みのある昔ぽいジムビームでした 久々にカウンターに並べようかと思いましたがかなりの邪魔なのでいまのとこ仕舞ってます が、もし見たい、飲みたいという方いらっしゃいましたら、喜んでお出ししますのでお声掛けください こないだご紹介の『ジムビーム デビルズカット』『ジムビーム ダブルオーク』と同じ¥750でどうぞ 

2016-01-21-01-39-54



セッションエールは、ここ2,3年つくるブルワリーの増えた感のあるタイプのビール 既存のビアスタイルの特徴を保ちつつ、度数を下げ飲みやすくしたビール、というのがセッションエールの説明として良く使う言い方です

なんとなく日本でも定着してきた気もするipaスタイルのビールですが、度数が10%程度のものも多く、またここ近年はホップの強さ、個性の強さを強調したビール作りを競いあうような傾向もあり、美味しい!けどきつい、飲み疲れる・・・といった印象の残るビールも割とありました ま、でも美味しいし楽しいビールが多くていいな、と思ってたんですが最近それに対してこういったセッションエールというのも出て、しっかりホップ、ビールの個性はあるけど飲み飽きしないタイプが増えつつあります

ミッケラーのつくるビールはどれも個性派、度数も高めのものが多いのでちょっと身構えて、体調考えて・・・どうしよう、といったときもありますが、このセッションIPAは5% 一般的なピルスナーと同程度で身構えなく飲めますね

暑い夏の日にさくっとさっぱり飲めるセッションエール、おすすめです

2016-05-13-01-17-08


アビイ系の美味しいベルギーエールです

『コルセンドンク ゴールドトリプル10』

アントワープ州のTurnhoutという町に、1398年に建てられたコルセンドンク小修道院で醸造されていたビールが醸造所の名前の由来だそう 醸造は現在Du Bocq醸造所に委託されつくられています

修道院タイプのビールを各種とブロンシュもつくっているそうで、ボトルデザインも修道院のそれを感じさせるベルギービールファンにはぴったりな感じです

今回入荷のゴールドトリプル10はリンゴや洋梨、オレンジの様なフルーティーな香りや味わいと麦芽感、ドライな口当たり、スパイシーなフィニッシュと美味しいベルジャンビアの要素をしっかり持ち、10、2%の飲みごたえもしっかり楽しめる味わい 

個人的にも好きな味、ラベルですので安定して入荷すればレギュラーメニューにしたいな、と思ってます が、とりあえず少量ずつの入荷ですのでお早めにどうぞ

このページのトップヘ