BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2017年05月

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昨年から少しづつ日本にも入荷しているシリーズ、『ダークネス』です 基本的にある程度熟成した樽、バーボンカスクかプレーンカスクが多いと思いますが、これを濃いめのシェリーカスク、それもクォーターカスクなどの早く熟成感が出るもの、に詰め替え後熟させたものだと理解しています
 

見るからに濃くシェリーカスクの影響を受けたカラーリングで、シェリーカスク好きの方にはおすすめしたくなルックスです

こちらの『ダークネス!グレンバーギ20年』は、ペドロヒメネスフィニッシュのグレンバーギ

グレンバーギは、まあなかなか指名されることのない蒸留所ですがバランタインのメイン原酒としてご存知の方も多いと思います 2005年に操業停止、2007年に全面改築、新築となったグレンバーギが現在稼働しています 今時点で、ボトリングされているのは以前のグレンバーギの設備によってつくられたもの 味のイメージとしてはフローラルな香りとハチミツのような甘さを感じるスペイモルトの佳酒といった感じでしょうか 熟成樽によっては、めちゃめちゃいい状態のものがあるな、という印象です 

こちらの『ダークネス!グレンバーギ20年』は、見た目のシェリー感で想像する味わい+、といった感じで桃のコンポートやアップルクランブルのような煮詰めたフルーツ、ハチミツ、焦がし砂糖の味わいがあります ペドロヒメネス由来の甘いデザート感、クリーミーさがあり、この辺り好きな方にはドンピシャなんじゃないかと思います

グレンバーギ、ストックしていたものも含めこれからいくつか開栓、ご紹介しようと思いますので是非お試しください ¥2000





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『季の美 京都ドライジン ネイビーストレングス』が届きました

こちらは、最近ジャガトでも人気の『季の美』のスペシャルリリース、5月に開催された東京インターナショナルバーショー2017向けにボトリングされたものです

ボタニカルや蒸留過程は定番商品「季の美」と同様、伝統的な英国のネイビーストレングス(54.5%)でボトリングしたものです

『季の美』は、過去記事『季の実』made in kyoto 京都のドライジンですでご紹介した通り、山椒、柚子、檜、玉露、これらの独自のボタニカルをライススピリッツと伏見の水で仕込み、他にも赤紫蘇、生姜、笹の葉、木の芽も使われているそうでそれぞれ特徴を持った「ベース(礎)」、「シトラス(柑)」、「ティー(茶)」、「スパイス(辛)」、「フルーティ&フローラル(芳)」、「ハーバル(凛)」の6つのグループに分類しグループ毎に蒸留し、ブレンドしていくといったこだわり、独自の蒸留方法が味わいに見事に結節して、素晴らしい香り、味のジャパニーズジンに仕上がっています

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この『季の美』のストレングスバージョン、というのは個人的にも興味大、常温でのストレート、もしくはロックで、楽しんで頂きたいと思います 

届いたところでまだ飲んでませんが、楽しみです 京都ジン好きの皆様、ぜひどうぞ ¥1000

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可愛いデキャンターボトルなどもいろいろリリースしている『ラ・コフラディア』、今回はフラッグシップ的な蒸留所の名前を冠した『ラ・コフラディア アネホ』を仕入れました

上質なテキーラを仕込む蒸留所で場所もバジェスのテキーラ地区にあります 

蒸留所に併設してホテルがあって、エクスペディアで調べたことがあるのですがメキシコ、テキーラ感満載でしかもセンスのいい内装と、アガベの畑に囲まれている感じの雰囲気が最高で、いつか泊まってテキーラ三昧してみたいな、と思っていたところです

コフラディアは様々なデキャンタボトルもリリースしていて、見つけたら買ってしまいそうなものも結構あります

樽香、スパイスが特徴的ですが、やはり良質のアガベのとろっとした甘みもしっかり感じることができ、バランスよく楽しめるテキーラ もちろんストレートで、がおすすめです





 

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ブルイックラディ、開栓ボトルが少なくなりましたので、ストック持ってきました

ブルイックラディが復活して間もなくリリースされだしたリンクスシリーズの第一弾だったと思います 2003年リリース、現在は300€ぐらいで取引されているみたいですね 

『ブルイックラディ リンクス14年 セントアンドリュース』です

ジム・マッキュワンが蒸留する前、前オーナー時代の80年代原酒をセレクトしてボトリング リフィルシェリー樽100%です

世界中の著名なゴルフコースが描かれているシリーズで、セントアンドリュースはゴルフにうとい僕でもさすがに知っているスコットランドの有名なコースです

ラベルとボトル缶に描かれた絵は、ゴルフ場画家として著名なバクスター氏によるものだそう 

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このリンクスがリリースされた当時、ブルイックラディのニューリリースは買えるだけ買おう、と思っていました ところが、ジム・マッキュワンのビジネスセンスのためか、ブルイックラディはすごい勢いでリミテッドをリリースします リンクスも10種以上出たと思いますし、フィニッシュものもかなりの量が出ましたね イエローサブマリン、とかラベルやネーミングがいい感じのものもいろいろ出てました ま、ストック原酒をどう売っていくか、ということでの色々なフィニッシュやリリースラッシュだと思いますが、正直途中でついていけなくなりましたね ワインフィニッシュ系にネガティブなイメージを強く感じていたこともありますし・・・

でも、このあたりの初期リリースは結構楽しめるものが多く、いくつかはまだストックしていました
この『ブルイックラディ リンクス14年 セントアンドリュース』も缶は少し錆びてましたが、保存状態はばっちりのところにありましたので、開栓楽しみにしてました 久々のリンクス・・・

香りは柔らかい海の香りと固めのピーチや熟す前のリンゴ、パッションフルーツ、ミント ほんのりスモーク 味わいには割とピート感 オイリーで柑橘マーマレードのような甘み強めの酸味と塩味、木皮の渋みも若干感じます 強いスモークはないですが、80年代ラディの感じの潮ぽさとオイリーさ、フルーツたくさん、といった感じ 味わいよりは香りが楽しめる感じです バランスよくこの頃のブルイックラディぽさを感じる仕上がりだと思います


¥1200  

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個人的にも最近よく飲むバーボン 『ノブクリーク シングルバレル』です

ノブクリークはジムビームのスモールバッチシリーズの一つで昔から好きで定番にしていたバーボン ですが、最近はバーボンのデッドストックを開ける機会が多く、このあたりの間違いないけど割とほかのバーにもある定番バーボン、をメニューから外してました 

このシングルバレルも出て数年たつのですが、最近まで飲んだことがなく、飲む機会があったときに『美味しいなー』としみじみ思ったバーボンです 新興クラフト系のものには、一喜一憂することが多く、珍しさ≠美味しさ、を感じることが多くなりました このあたりの大手蒸留所の多大なストックの中からいいバッチをセレクトしたものの確かさ、コスパの良さを実感することが最近多いです これは、バーボンに限らずの話ですが・・・

こちらの『ノブクリーク シングルバレル』は60度詰めでレギュラーのノブクリークと同じ9年熟成 よりよいバッチのものをシングルバレルのカスクストレングスでボトリングしたものです

深いコクとビタースイートなキャラメルの味わい 焙煎したナッツの香ばしさ、オイリーな余韻といいバーボン、というか僕の好きなバーボンの要素がしっかり詰まった仕上がりです

舌触りも滑らかで60度詰めにも関わらず、アルコール感を感じずお酒の旨味を堪能できます
リッチで、いい熟成のラムに通じるアフターの心地よさがあります 

ストレートで是非どうぞ 

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以前は、半分定番品みたいになっていた個人的にも好きなブロンドエール、『ステーンブルージュ・ブロンド』です 

秘密のハーブミックス「グルート」が生み出す繊細な味わいが特徴、ラベルにも 

ステーンブルージュ・ブロンドは特にこのハーブによる、スパイシーな風味を楽しむことができます。

フルボディーのブロンドビールはマイルドなフルーティーさの中で、甘さと苦さが絶妙のバランスを保っています。

アルコール度数は6.5%、味わいながらゆっくり飲むのにも、のどの渇きを癒すのにも適しています

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大好きなロストコーストブルワリーのアイテムです が、ジャガトでは初めての入荷になります

『フォグカッター ダブルIPA』

ラベルもスカルのライダーがバイクにまたがったロストコーストぽいものです

カスケード、センテニアル、クリスタル、チヌーク、シトラでドライホッピングしたダブルIPA

香りはパイナップル、味わいはグレープフルーツ皮ごとの苦み、爽快感、舌触りは少しオイリー ジン好きにもアピールするようなジュニパーぽい青い苦みも特徴的です IBU:80

ダブルIPAならではのジューシーなホップ感を十分味わえるおすすめアメリカンIPAです

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