BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2017年07月

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1980年にカリフォルニア州チコのシエラネバダ山脈のふもとにケン・グロスマン氏が始めたホームブリュワー、現在はクラフトビア業界2位の規模を誇るそう

『シエラネバダ トルピード エクストラIPA』は2009年より醸造されています 自社で開発した「ホップ・トルピード」と名付けたドライホッピング設備が名前に付けられたビールです

「ホップ・トルピード」の説明がありましたので引用してみます

「ホップ・トルピード」という画期的なドライホッピング設備はステンレス製の容器で、150gal(570L)分のビールと80lbs(36kg)分のホール・ホップが入る容量がある 仕組みとして、まず装置をホップで満たし、発酵タンクから送られてきたビールがその中をゆっくりと通過し、また発酵タンクへと戻っていく バッチサイズにもよるが、タンクに戻るまでに2つの容器を通過し、1分につき3gal(11L)のペースで4日間循環を続ける これにより無駄な苦みを出すことなく、ホップのフレイバーと香りを最大限引き出すことができるといった優れものである

ということ 無駄なくホップの味わいを凝縮して取り出しています


シトラスやグレープフルーツ、南国フルーツの華やかな香り 麦芽感とホップのバランスがよく、フルーティでスパイシーな飲み心地と余韻の長さも楽しめます 

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『SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2017』

サンポート高松で 平成29年7月22日(土)〜8月6日(日)まで行われるイベントです

友人、知人の飲食店がブースに出店するとのことで仕事前に行ってみましたが、すごく楽しいイベントでした

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冒頭の画像は「カンパニー・デ・キダム」の『ハーバートの夢』です 幻想的な演目が、日の沈みつつある瀬戸内の海とサンポートの中で、より不思議で楽しい空間になっていました

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テーマやストーリーは僕の頭では理解しきれませんでしたが、野外、瀬戸内海の風景の中でシュールに動く
4体のパフォーマンス、すごく面白かったです 近くにいたちびっこの素直な反応も含めて、楽しかった

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画像の雰囲気でもわかると思いますが不思議な光景 このあたりは普段ジョギングコースなので、見慣れた風景の中での非日常感が個人的には楽しかったです

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会期中にもう一つ演目があるみたいです

「カンパニー・デ・キダム 2つの光の物語」

7月22日(土曜日)〜7月29日(土曜日):演目『ハーバートの夢』

7月30日(日曜日)〜8月6日(日曜日) :演目『誇り高き馬』

「カンパニー・デ・キダム」以外にも様々なパフォーマンス、ライブなどがあり、のんびり楽しく過ごせました 

フードブースもこだわったお店が多く、オリーブ牛の串焼きや、サングリア、クラフトビア、ビリヤニなど色々食べて飲んでしましたが、どれもお祭りの食べ物、のレベルではなくかなり美味しかったです(食べ飲みすぎました) 

8月6日までとまだ10日近くありますので、ジャガト前にでもぜひ遊びに行ってみてください






 

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ニッカが手がけるクラフトジン 『ニッカ カフェジン』です カフェスチルを使ったジン、興味をそそります カフェスチルというのは現在ではかなり珍しくなった、古いスタイルの連続式蒸留器、現在スピリッツに使われる最新の連続式蒸留器よりも効率は良くないですが、原料由来のコク、甘み、がしっかり残る蒸留器です

ニッカのブレンドウイスキーの芳醇さやオイリーで長いアフターなんかはモルト原酒だけでなく、このカフェスチル由来のグレーンウイスキーの役割も大きいのではと思っています

カフェスチルではグレーンウイスキーだけではなく、モルトウイスキーも作っていて『カフェグレーン』『カフェモルト』としてリリースされています どちらもジャガトカーナでは定番になっています
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どちらもスチル由来のまったりしたフルーティで柔らかいコクのウイスキーです 『ニッカ カフェジン』もこの二つのウイスキーのラベルデザインを踏襲したシンプルなものになっています

ただし、このカフェスチルだけが特徴的なジンではなく、ボタニカルや製造工程も興味深いもの

複数のカフェジンの蒸溜液をつくり、山椒、ゆずなどの和柑橘、定番のジュニパーベリーをはじめとする11種類のボタニカルを3組に分けてカフェ蒸溜液に浸漬させ、山椒と和柑橘は減圧蒸溜器で、ジュニパーベリーなどは常圧蒸溜器で再蒸溜して取り出される、ということです それぞれの香りを最大限にジンに取り込むよう、作られているのだと思います

ボタニカルはジュニパーベリー、コリアンダーシード、オレンジピール、甘夏、かぼす、山椒、りんごなど計11種 甘夏、かぼすなど柑橘のボタニカルも面白いですが、リンゴが使われているのはアップルブランデーを作っていることとも関係あるのでしょうかね?りんごがボタニカルに入っているのは、イギリスのジンなんかでも珍しい気がします  

柑橘系のフレッシュな香りと山椒由来の青い爽快なスパイス感が心地いいです、がやはり『カフェモルト』『カフェグレーン』などに通ずるコクと、甘い口当たりが感じられまろやかな口あたり

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同時期にリリースされたサントリーのクラフトジン『ROKU』とも飲み比べて頂くと面白いと思います ¥800






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サントリー、ニッカと日本の2大ウイスキーメーカーが同時期にクラフトジンをリリースしました

ここ数年、世界的にも盛り上がっているクラフトジン、飲み手も作り手も増えて面白い状況になっていますね

個人的にもハーブ、スパイスの魅力が詰まったジンは大好きなスピリッツ 組み合わせやアイデアで無限に味わいの違いを生み出せるのもジンの魅力だと思います

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こちらは、サントリーのクラフトジン「ROKU」

日本ならではの6種のボタニカル(桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子)と伝統的なジンの8種のボタニカル(ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール)を使っています

オーソドックスなボタニカルの味わいがやはり強めですが、煎茶、玉露のビターな感じ、山椒の独特なスパイス感がアクセントになっています 常温ストレート、ロックで少し冷やしてがおすすめです

¥800



ジャガトカーナでは国産クラフトジンだと『季の実』made in kyoto 京都のドライジンです、またリミテッドの『季の美 京都ドライジン ネイビーストレングス』なども好評ですね 『季の美』、まだ出回りだして一年ほどだと思いますが、こちらの思う以上にお好きな方、興味ある方も多く、クラフトジンの中でも特に人気銘柄になってしまいました 味わいの良さ、だけではなく国産ジン、和のボタニカルということに注目している方が多いんだな、と嬉しく思います

国産クラフトジンの楽しさ、美味しさを味わって頂きたいと思います





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巨峰のカクテル、はじまりました

色々な葡萄が出回る時期で、それぞれ美味しいのですがやはりカクテルにお使いする葡萄でおすすめは、巨峰ですね 甘さと酸味のバランス、渋み、コク、とスピリッツとの相性は抜群です

巨峰のカクテルは、毎年ジャガトの夏の定番になってますので飲んで頂いた方も多いと思います 

巨峰をオーダー毎に果皮ごとペストルでクラッシュしたフレッシュで美味しいおすすめカクテルを各種ご用意しています 

メニューに掲載してますのは、



巨峰のカクテル(ジン、巨峰、カシスを使ったロングカクテル)・・・・・・920

巨峰のエスプモーソ(巨峰を皮ごとクラッシュして、スパークリングワインで割ったもの)・・・・・・・・・・1030

巨峰のフローズンカクテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1030

これ以外巨峰のフルーツマティーニなどもおすすめです また、ノンアルコールでもおつくりできます ご希望にあわせてお作りしますのでお申し付けくださいね


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『パッションフルーツのカクテル』の時期になりました 

今年も鹿児島の実家より美味しそうなパッションフルーツが届きました 食べごろのサイン、表面にシワの入ったものも結構あるので早速おすすめしていこうと思います

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7月あたりから9月頃まで人気の『パッションフルーツのカクテル』です イメージ的にも夏!といった感じですね
個人的にもパッションフルーツの香りが好きでこの時期は半分に切ってスプーンですくって種ごと食べたり、また切ったくぼみにジンやらラムやら、カバなんかを入れて飲んだりすることもあります 

ジャガトでもカクテルにする際、種ごとグラスの注ぎ、果肉のつるっとした感じと種のプチプチした感じを丸ごと楽しんで頂けるようにおつくりしています

夏気分を味わう『パッションフルーツのカクテル』、お楽しみ下さい 

ラムベースでおつくりすることが多いですがジンとの相性もいいです お好みでお召し上がり下さい

¥970




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今月入荷したチーズのうち、4種とりあえずご紹介

『ラングル・ポワヴル・ルージュ』

ジャガトでは、定番のシャンパーニュ地方のウォッシュチーズ、『ラングル』のアレンジバージョン 赤胡椒を使い、ラングルと合わせて熟成します クリーミーなラングルと意外に合う赤胡椒の柔らかい辛さ スパークリングにもビールにも合います ハイボールなどの炭酸系にも相性いいですよ

『ペキュリーヌ』

コルシカ島産の羊ウォッシュ 個人的にも最近コルシカ島の旅番組でチーズを食べるシーンを見て、久々コルシカのチーズ何か食べたいな、と思ってたところでした 甘みのあるミルキーな味わいの優しいウォッシュです

『クーロンヌ』

ドーナッツ形のシェーヴルチーズです M.O.F(国家最優秀職人章)熟成士ロドルフ・ル・ムニエ氏のプレゼンテーションでその名を広く知られるようになりました きめ細かい上品でクリーミーなシェーブルです 若いうちでも熟成しても楽しめます

『サンネクテール レティエ』

フランス中央山塊のオーヴェルニュ地方のセミハードタイプのチーズ 山のチーズ、といった味わいでナッティでミルキーな優しい味わいです 

どれも個性派でクオリティの高いチーズです 単品でも盛り合わせAまたはCで、またこの4種でのテイスティングプレートもご用意できます ¥750

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ピンクの象、のデリリウムではなくピンクの豚、のズウィンジーです ゲントのビール

面白いつくりをしていて、ゲントのアビィ、アウグスティン、と同じ醸造をしたあと、違う酵母を加えて瓶内2次発酵させるそう アウグスティンも好きなビールですので、興味わきます

醸造化の友人が営む養豚場で、この酵母を豚の健康のために与えていたことから友人の頼みでこのネーミングになったそう  めちゃめちゃ素朴な豚のイラストが可愛いです 

香りは蜂蜜や綿あめの砂糖の甘さ フルーティですがハーブの青さ、ホップの柔らかい感じもあるとても飲みやすいベルジャンエール 酵母の多さからでしょうか?丸みを感じるビールです ラベルの妙な可愛さにもあってる味わいですね






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