BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2019年01月

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ストラスアイラのボトラーものが、最近オーダー頂く機会が急に増え、回栓中のものが無くなりましたので、ストックボトルを開けました

『ストラスアイラ 1997 18年 56.9% ホグスヘッド / ケイデンヘッド』

輸入元コメント:

色はアンバー 香りはカスタードクリーム、バニラで、かすかにスペアミントが広がります 味はゴールデンシロップ、チェリーパイ、砂糖漬けのりんご、ほのかにグレープフルーツビター。フィニッシュにゴマ、胚芽クラッカーが現れます

ボトラーズモルトの高騰でコスパ感を強く感じるケイデンヘッド このストラスアイラもシリーズ全般に感じるウッディさとオイリーさがあり、ボディのしっかりしたスペイサイドモルトです

¥1400

ストラスアイラも最近はボトラーズものをすっかり見なくなりました 個人的に好きな蒸留所ですので以前はジャガトでも数本は常時メニューにあったんですが・・・

ちなみにオフィシャルボトルは現在12年が40度詰めでリリースされていますが、ジャガトカーナでは
あと少しだけ旧ボトルが残っていますのでこちらでお出ししています

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43度詰め、店始めたころはデザイン一緒でラベルが紙のものでした 蒸留所の風景がラベルに大きく描かれたいいボトルデザインで好きだったんですけどね 今のボトルデザイン、未だに馴染めません

在庫のみですが僕が一番飲んだストラスアイラ、フルーティで酸とドライ、リンゴやアプリコットのアロマを楽しめる好きなウイスキーです

どちらもおすすめです ぜひどうぞ

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この時期になると問い合わせも増える『屋久島タンカン』、ようやく鹿児島より届きましたのでご案内

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たんかんはポンカンとネーブルオレンジの自然交配で生まれたタンゴールの一種らしく、柑橘系の果物の中では一番糖度が高いことが特徴 果汁にはみかんの約2倍のビタミンCが含まれているそうです

屋久島、奄美大島、沖縄などで作られています 奄美の黒糖焼酎をたんかんで割って飲んだことがありますが、柔らかい甘みで美味しかったです

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、どのスピリッツとも相性ばっちりです また、ピーチリキュールやマンゴーリキュールと合わせても美味しいですよ 

メニューには、ウォッカベースのものを掲載していますが、お好みでベースのお酒などご指定下さい


また、この時期は様々な和柑橘の美味しい時期です!たんかん以外にもはっさく、ぽんかん、いよかん、でこぽん、はるか、金柑など美味しい和柑橘のカクテル、お楽しみ下さい


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楽しみにしていたキルホーマンが届きました

昨年、シャムロックで開催されたキルホーマンのセミナーに参加させていただき、「ファームディスティラー」としての魅力をより強く実感し、改めていい蒸留所だな、と思いました セールス&マーケティングマネージャーのピーター・ウィルズ氏(創業一家の末子でもあります)から、創業当時の話も聞かせていただき、大変楽しめるセミナーでした
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その際、ウィスク・イーさんがカスクサンプルをいくつか持ってきていて、テイスティングすることができ、どれも面白かったのですが、特に2種、いい仕上がりで気に入ったものがありました

僕は、結局そのあと何もしてないんですが、シャムロックが中心となり四国のいくつかのバーでのセレクトしたカスクがボトリングされることになりました 選ばれたのは、その時、他のバーテンダーにも好評で個人的にも気に入ったものです キルホーマンのバーボンバレルで味わえる、フルーツとスパイス、余韻の長さ、甘みを伴うピート香がたっぷり楽しめる一本でおすすめです

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以下はウィスクイーさん資料よりティスティングノートなど・・・

『四国のバーテンダーが厳選!
キルホーマン2011バーボンバレルは2017年にキルホーマン西日本ツアーの一環で高松にてセミナーが開かれたことにより、実現したボトリング

セミナー来場のバーテンダー達の意見を集約、また高松のshamrock前川氏が発起人となり、四国を引っ張るバーテンダーにも参加いただき、実現した記念すべき「四国WHISKY SESSION」初のボトリングです

たっぷりとピートを焚き込んだフェノール値50ppmのヘビーピーテッド麦芽を使用
フレッシュ(1stフィル)バーボンバレルにて7年熟成し、シングルカスク、カスクストレングスのボトリングです
色は若干オレンジがかった美しいゴールドカラーで、香りは潮を伴うヨードからバターブレッド、クローブ、シナモンなどのスパイス、焼き立てのアップルパイ、かりん、バニラトフィー、時間の経過でピートスモークが顔を出しますが、一貫して甘い麦芽糖の香りに包まれており、加水するとフルーツキャンディが現れます
味わいはソルティーなビスケット、ペッパー、ホワイトチョコ、すもも、ローストしたアーモンド、八朔、カリン、甘みと苦みのバランスが非常に良く、時間をかけて飲むと皮ごと口に含んだデラウェアの芳醇さ、渋みと甘みを感じることが出来ます』

最近ご注文いただくことも多くなり、ファンも増えてきた気がするキルホーマン 美味しいアイラモルトです ぜひお試しください!

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年間生産数量350本〜400本の最高級プレミアムバーボン「ジョージ・T・スタッグ」の姉妹品として、2013年よりリリースを開始した「スタッグJr.」のご紹介

「ジョージ・T・スタッグ」同様に加水調整なし、ノンフィルターでボトリングされる「スタッグJr.」はバッチ毎に度数が異なるので、リリース毎に違った特徴を楽しめます

熟成年数は平均8年〜9年で、年に2回だけ製造される数量限定商品です

「ジョージ・T・スタッグ」の初リリース当時、日本にも入荷していて、値段的にも今の「スタッグJr.」
と変わらなかった記憶 当時行ったニューヨークのウイスキーショップでモルトウイスキーを物色していた時にも僕の選んだモルトを見ながらスタッフから強力におすすめされたのも出たばかりの「ジョージ・T・スタッグ」でした ですが、もう量的にも金額的にもパンパンにモルトを選んでいたので、買わずじまい その後、プレミア化して入手も難しく値段も高騰するとまでは思っていませんでした

こちらは姉妹品、「スタッグJr.」です ハイプルーフで樽香、チョコレート、ハチミツ、フルーティさ、しっかり味わえるパワフルなバーボンです 余韻に樽のニュアンスと甘さを長く感じるいいバーボン おすすめです

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今月ご紹介のビールのうち、3種ご紹介 スコットランド、ベルギー、ドイツ、と生産国も違いますが、個性もかなり違うビールたちです

画像真ん中『マローマフィア』

スコットランド、ブリュードッグがノルウェーの“アムンセン”とコラボしたロシアンインペリアルスタウト
ココア、コーヒー、マシュマロー(ウスベニタチアオイ)を副原料に使用
バニラやキャラメル、ローストモルトの香ばしいアロマにはじまり、一口飲むと、重厚でオイリー チョコレートにエスプレッソ、トフィーの味わい フィニッシュはリッチでビタースウィートなチョコレートフレーバーとアルコールの暖かさが長い余韻となって続きます

右 『フブロン シュフ』

ベルギー ジャガトでも人気のシュフ醸造所のビール イギリスの伝統的なIPAスタイルとアメリカのインペリアルIPA、そしてベルギーのトリプルスタイルを掛け合わせた素晴らしいビール ホップは3種類使用し、瓶の中で2時醗酵するタイプです

『パウラナー サルバトール』

ドイツ パウラナーのつくるドッペルボックタイプのビール 冬に人気のビールです もともとはバイエルンでキリスト教の断食期間中に栄養を摂るために修道士たちが醸造しました 通常のビールよりも麦芽エキス濃度が高く、ホップは控えめで、ロースト麦芽の甘みが強く芳醇で重厚なモルトの風味が特徴的です

『マローマフィア』と『パウラナー サルバトール』は濃厚 寒い時期にぴったりのビール

『フブロンシュフ』は暖かい部屋で数杯飲んで温まった体で飲むと美味しいipaスタイルのビール

どれもおすすめです

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