BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2019年04月

IMG_6033
いよいよ今年もゴールデンウイークの時期ですね

皆様、色々と予定を立てて長いお休みを心待ちにされていると思います

ジャガトカーナは例年通り、ゴールデンウイーク中は

無休

で営業予定です

日曜定休のジャガトカーナなので、毎年この時期にはお電話、メールなどでたくさんお問い合わせ頂きますが、実は毎年、所謂ゴールデンウイーク、という期間中は休みなしでやっております

今年も5月5日まで、平成から令和に移り変わる間も、毎日営業していますので高松での飲みや、大事な方とのお集まり、など是非ご利用ください

お待ちしております

IMG_6024

ただいま、おすすめのipa 3種ご紹介です

新潟、エチゴビールの『ライズアップIPA』

秋口に期間限定でリリースされたものです
定番の『FLYING IPA』よりもコクのある、フルーティなビールに仕上がっています ラベルが虎のいい感じのものだったので、ジャケ買いで少し仕入れました

ブリュードッグの『エルビスジュース IPA』

ジャガトでも半分定番みたいによく入荷するビールです 5種のホップとグレープフルーツピールのバランスが素晴らしいIPA グレープフルーツの香りとフルーティな苦みが美味しく、個人的にもよく飲むビールです

『フルセイル アトマイザー IPA』オレゴンのIPAですが、“ウルトラソニックインフュージョンメソッド”で雑味を取り除き、アロマを増幅させたIPAということです なんのことかはわかりませんが、すっきりと切れ味のいい飲み口のビールに仕上がっています シトラ、シムコー、モザイク、エクイノットの4種の高α酸クライオホップを使用、小麦、オーツ麦も使用した独自のレシピで楽しめます

冬場はあまりIPAの入荷はなかったんですが、これから気温もあがり、個人的にもホップの香り、苦みと味わいたくなる時期ですので、色々入荷しようと思います よろしくお願いします

IMG_5990
先日、ご紹介の『AKAYANE アブサン クスシキ 2018』も好評な佐多宗次商店のAKAYANE CRAFT GINシリーズより四季にあわせて季節のボタニカルを使用し南薩摩より丹精込めて造った日本のクラフトジン、4種ご紹介です

「GIN HEART(仁ノ心)」シリーズと名付けられたこちらは、フランス・アルザス地方でオードヴィの造り手として世界中の業界人より「蒸留酒の魔術師」とも例えられる「ジャンポールメッテ」コラボレーションし誕生したジャパニーズクラフトジンのシリーズです 

日本で、そして鹿児島でつくられることを強く意識したボタニカルですが、突飛なようでジンとしての味わいもしっかり、でもじっくり飲むと遊び心というか、楽しい香り、味わいが次々に楽しめる美味しいジンたちです

佐多宗次商店の資料からの引用ですが、それぞれのジンの特徴を以下に・・・

読むとどれも試してみたくなると思います ぜひどうぞ ハーフショットずつで同時に飲み比べて頂くのもおすすめですよ


IMG_5991
『春』
昆布が全体的にまろみを醸し出しております 山椒や柚子など特徴の出やすいものをなるべく脇役にして抑える事により、かすかな桜の風味を中心に、より複雑味が増すように仕込んであります
軽く鼻の近くにグラスを近づけて先ず漂ってくる香りは、主となるジュニパーベリーから感じる松脂のような香りと新茶のこの時期を連想する抹茶、桜の葉、磯の香り、山椒、そして柚子香と共に昆布から感じる微かな塩味が心地好い
世界中で人気のカクテル「ジン&トニック」に桜の花びらを入れて日本的に春を感じてみては…?
IMG_5992
『夏』
胡瓜が全体的に清涼感を表に出しております
そして日本の初夏の大葉、梅を引き立たせ、抹茶ではなく涼しげな緑茶を使うことにより、よりさっぱりとした仕上りになっております
夏をコンセプトにした今回、ジン特有のジュニパーベリーの香りを主体に、大葉や胡瓜、青梅の清涼感のある香り、味わいは上質な濃い緑茶(有機栽培)や甘い薩摩芋の風味、微かに昆布からの塩味も感じる
グラスに氷を1個入れ少しづつ冷たく溶けて馴染んでくると更に夏を連想する香りとシャープな味わいが増し、口中でもトロッとしたテクスチャーを楽しめる 
大葉を入れて頂く「ジンのオンザロック」も一年中夏を感じて頂けてお勧めします
  
IMG_5993
『秋』
秋といえば哀愁の漂う季節で、このジンのポイントはバニラです
ほんのり薄く色付いた外観で森のキノコ類を想わす穏やかで落ち着いた香り
蒸かした薩摩芋や栗、ヴァニラの甘い風味、微かにカボスやジュニパーベリーの清涼感が広がる
季節の移り変わるように秋を感じて頂きたいお勧めの楽しみ方は「ホットジン」。先ずグラスの人肌程度のお湯を入れこのジンを注ぐと、清涼感の際立つジュニパーの香りをより楽しめる
後で乾燥椎茸を1枚入れると更に秋の風味と旨味が増し、季節感を楽しめる最高の1杯となります… IMG_5994
『冬』  南国鹿児島の冬の頃は様々な柑橘類の果実が数多く出荷される
今回のジンはその鹿児島産桜島小ミカン、たんかん、金柑、柚子等、冬の南国シトラスフルーツの香り満載である
その旬のフルーツのピールの香るソーダ割りもお勧めだが、このジンとフレッシュオレンジ(旬のみかん果汁も可)をシェークして作るクラシックカクテル「オレンジブロッサム」も是非試して頂きたい ジンの爽やかな風味をオレンジの香りが優しく包み込み事でしょう… 

どれも興味深く、そして美味しいジンです ぜひお試しください

ハーフショット4種で¥1600 各1種ごとのフルショット¥800 になります 

2014-07-02-00-52-32


エミリオ・ルスタウのパロ・コルタード、ペニンシュラのご紹介です

2014-07-02-00-52-18


ルスタウのボデガはヘレスの街中心部から少し歩いたところにあるボデガ、立派な建物でボデガの中もチラッと見えましたが予約のみの案内ということで外から覗き見といった感じでした 
8a08e694-s

同じように覗いてた人が数人・・・まあ、予定はちゃんと立てないと駄目ですね
49f96c33-s


パロ・コルタードはいくつもあるシェリーのタイプの中でも一番判り難くて、説明しにくいタイプ 

一般的にはフィノとして生れ、アモンティリャードのように成長し、オロロソのように熟成されたもの、といった雰囲気で説明されることが多く、狙ってつくられるものではなく、偶然の産物であるともよく言われます 醸造学的にはオロロソになる可能性のあったフィノ、だそうですがこのあたり、僕もきっちりとは理解できてません

味わい的にはオロロソの特徴が良く現れたものが多い気がします オイリーで強い香りとナッツ、ローストしたコーヒーのアロマのあるドライな味わい、といった感じでしょうか

こちらの『エミリオ・ルスタウ・パロ・コルタード・ペニンシュラ 』もそういった特徴が良く現れています 重厚な口当たりでモルトウイスキーやブランデーの愛好家にも気に入っていただける味わいだと思います

パロ・コルタード、実際中々見かけないタイプのシェリーです 一度経験していただくのもいいかと思いますし、シェリー酒の面白さの一面が味わえるいいお酒だと思います ¥800

このページのトップヘ