BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

2019年07月

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ジャガトカーナでも度々ゲストビールとして好評いただいていた『デ・コーニンク・トリプル』の後継として2010年に発売されたビールです 

「トリプル・ダンヴェルス」は、フルーティーなアロマと、淡いカラメルのような小麦とライ麦の繊細な組み合わせが特徴の、上面発酵タイプのダークブロンドビールです

この滑らかでソフトなビールは、最初にわずかな甘みを、そして後口にはホップの苦味と果実感の絶妙なバランスを感じられます

バニラとスパイスの風味により、味わい豊かで力強い質感ながらも、驚くほど飲みやすいベルジャン・トリプル・スタイルのビールです

瓶内発酵により、口当たりはスパークリングワインのようです

アントワープ地方の方言では、「欲望に満ちたビール」(een bier vol goesting)と
呼ばれており、できるだけ早く一杯と言わず、もっとたくさん飲んでほしいという意味があります

アントワープ市民らしい、ストレートでちょっと生意気な表現ですね

(インポーター資料より)


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アルフィーク トリペル ブリューン、初入荷の興味深いベルギービールです


アルフィーク醸造所は、まだまだ、新しい醸造所でビール好きが高じて研究者から醸造家へ転身した、愛と情熱がこもったビールを造っています

この醸造所ではまだアンバーと、このトリぺル・ブリューンの2種類しか造っていませんでしたが、現在では、ホワイトビールとIPAの製造も始めており、新たな醸造所も建設中です


ベルギービールでトリペルといえば、ブロンドカラーで、若干の苦味とコクのあるビールを連想しますが、これは、ダークエールです 濃厚で甘みがあり重厚感もあります

リコリスやアップルマーマレードのようなフレーバーが現れ、さらにはホップの風味も後からしっかり感じられます

ベルギーのとても田舎の村、美しいエルフが住んでいるような深い森の中に醸造所はあります

ラベルには伝説のエルフとその森が描かれており、噂ではエルフの森にすむ小人が作っているビールとか・・・(インポーター資料より)

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バラストポイントのセッションエールです マンゴーが入ったトロピカルなIPA

香りはかなりマンゴーの甘いアロマが広がります 飲むとしっかりホップの苦みが広がる意外性のあるビール 3.8%のセッションIPAですので、暑い日にぐいぐい飲める美味しいビールですよ

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夏のおすすめフルーツ、巨峰の入荷がはじまりました!

ぶどうの品種もたくさんあり、どれも美味しいですが、カクテルにしたときに美味しいな、と個人的におすすめしているのはこちらの巨峰と、もう少ししたらおすすめできる県産シャインマスカット、になります 

巨峰は果皮ごとペストルでつぶし、旨味、甘みの部分をしっかり出した果汁を使います

『巨峰のカクテル』はジンと巨峰、少しのカシスリキュールを合わせてシェイクしたロングカクテル
カシスはブルゴーニュのニュイサンジョルジュでつくられる『アール・ギルマール カシス・プレステージ』をお使いしています エキス分62%、と最高濃度のカシスで、ジャガトではもう随分長い間カシスベースのカクテルにお使いしている個人てこにも大好きなリキュールです

『巨峰のエスプモーソ』はスペインのカヴァ(辛口タイプのスパークリングワイン)と巨峰を半分ずつ

『巨峰のフローズンカクテル』はウォッカベースでおるくりするさっぱりしたカクテル

『巨峰のサファイアマティーニ』は巨峰と相性ばっちりのジン、『ボンベイサファイア』でおつくりするフルーツマティーニです ジンの香り、味わい強めのおすすめカクテルです 

どれも人気のカクテルです お好みでお楽しみください

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今月はタイプ違いのテキーラ3種の飲み比べテイスティングをおすすめしております

透明に仕上げた熟成テキーラ、ヘビーチャーの樽で熟成した樽感の強いテキーラ、長熟エクストラアネホの芳醇で深い味わいを楽しめるテキーラ、の3種です


『Don Julio 70』

ドンフリオ70クリア・アネホ70周年記念ボトルです

透明なテキーラ、と言えばブランコと呼ばれる熟成させてないタイプのものを一般的には想像しますが、こちらはアメリカンオークのバーボン樽で18ヶ月熟成したアネホを丁寧にフィルタリングしてクリアに仕上げているそう ブランコのすっきりした旨味ととアネホのコクを併せ持つユニークなドン・フリオです

創業70周年の記念ボトルだそうで、爽やかな柑橘系のアロマもありますが、熟成からくるバニラ、ハチミツの味わい、樽香も感じます 甘いいい余韻が長く続く、上質なテキーラ

『サウザ オルニートス ブラックバレル』

サウザのリミテッドエディション 『サウザ オルニートス ブラックバレル』です

熟成を3回に分けて行ったとのことでそれぞれ違う樽に詰めて熟成させているようです 計18ケ月の熟成のうち、2回目の熟成にはバーボン樽のように内面を強く焦がしたアメリカンオーク樽を使用したとのこと ヘビーチャーで、樽香やスモークの感じが強く出てるのかも知れません

メーカー資料によると12ヶ月の熟成でベースのアネホテキーラが出来、強くチャーしたアメリカンオーク樽に移し替えることでバーボンのようなキャラメル的な甘い香味が出てき、更に内面をトーストした樽で2ヶ月熟成させスコッチのような複雑な風味が出ているとのこと

『エル グラン コンキスタドール エクストラアネホ』

ジマドール(アガベの育成と収穫にたずさわる職人)が手書きされた印象的なボトルに詰められた5年以上の熟成品です 

蒸留所ナンバーは1488、Cavas Vamer. S.A. DE C.V.という蒸留所で生産されます 

このエルグランは、テキーラにしてはかなり長熟な5年以上の熟成期間を経て、樽香の複雑なバランスの中に上品なフルーツのニュアンス、とろっとした口当たりと、ストレートで飲むと最高の1杯だと思います

こちらの3種同時ティスティング フルショット¥2500 ハーフテイスティング¥1300になります ぜひどうぞ

 

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残り少なくなったウイスキーをご紹介します

『ラガブーリン ハイスピリッツ 1995−2003』

イタリアンボトラーズ ハイスピリッツが2003年にリリースしたシークレットモルト ですが中身はヤングラガブーリン

イタリア人好みの若めの甘い麦芽感と、ヨード、焚き火、はちみつ 味わいはあっさりめの蜂蜜に正露丸  ¥1000

『バーンサイド23年 1990』

99,99%バルヴェニー、0.01%グレンフィディック 『ティースプーンモルト』と言われる契約上、シングルカスクとして蒸留所名を

明らかにしてリリースできないウイスキーのリリースの仕方として一樽に一滴だけ別のウイスキーを入れ、リリースしたものです


通常ボトラーズとしてリリースされることがまずない、『バルヴェニー』と『グレンフィディック』
二つの兄弟蒸留所の原酒からなるモルトウイスキーです 中身は実質『バルヴェニー』のシングルモルト

メロン、グレープフルーツ、レモンキャンディ、シナモン、蜂蜜、バニラ、香木
味:ミルキーバニラ、リンゴの蜜、メロン、蜂蜜、香木、クローヴ、チリ、ミント、ジンジャー

¥1600

お楽しみください 







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香港のクラフトビール醸造所、Gweiloと、ファーイースト(山梨源流醸造所)のコラボビールです

超辛口IPAということです

カスケード・シトラ・モザイク、ネルソンソーヴィン・エルドラド、5種類のホップでつくられています

柑橘・白ぶどう・トロピカルフルーツ・ももなどを思わせるような、複雑なホップアロマが楽しめ、限りなくドライな後口のIPAです

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面白いチーズが入荷したのでご紹介

『レイシロ』は一見すると目の詰まった円錐状のシェーヴルと勘違いしそうな外見をしています 

スペイン最古のチーズ「アフィエガル・ピトゥ」が元になっており、そのレシピを見直し、最先端の技術を駆使して進化させたのがこのチーズ 無殺菌乳にこだわり、酸凝固タイプのシェーヴルのように、ゆっくりと凝固させてから型に入れ、型から出したあとは、壊さないように丁寧に反転しながら熟成を促していきます 最低でも2ヶ月熟成させたレイシロの外皮は美しく、身はよく締まっていますが、クリーミーさは健在 良質のミルクが感じられ、ヘーゼルナッツやバターの後味のような余韻を残します

赤唐辛子入りはピリッとした爽やかな後味がアクセントになりくせになってしまいそう 地元の人たちはサイダーやスパークリングワインと楽しんでいますが、暑い日本ならビールにもよく合いそうです
(ferumie hpより)

スペイン最古のチーズ「アフィエガル・ピトゥ」のレシピを元に、、、というだけで興味をそそります

スペインらしいミルキーでナッティな食べやすいチーズ、ですが今回入荷したものは赤唐辛子入りですので、通常の『レイシロ』より、よりお酒に合うと思います

その他、トロトロに熟成したエポワスや人気のブリアサヴァラン、色々入荷しています

盛り合わせにてお楽しみください

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残り少ないウイスキーのご紹介

『マッカラン エレガンシア12年1990』です 2002年に免税向けアイテムとしてリリース この1990ヴィンテージがファーストリリースだったと思います この後、最近までのボトルデザインのでもリリースされていたみたいです そちらにはヴィンテージ表記があったのかはわかりません

マッカランの代名詞ともいえるオロロソシェリーカスクでの熟成と、フィノシェリーカスクでの熟成のヴァッティング 通常あまり使われないフィノシェリーカスクでの熟成がすっきり感を味の印象に与えています 

当時、ファインオークが出る前、だったかな?と思います フィノシェリーカスクの熟成、というのは他の蒸留所でもあまり無いつくりだったため、お客様にも良くお勧めしていたボトル 数本買ったうちの最後何杯分かになります 

フィノとオロロソのヴァッティングとはいえ、1990年蒸留の原酒には、現行品よりもパワフルで余韻の長さを感じます 

1990年ヴィンテージ、といっても今からもう30年近く前になるんですね・・・自分も店も年取るわけです 

もう数杯分ですが、興味ある方はぜひどうぞ また、今後もラストストックに近いウイスキーをブログ、メニューなどでご紹介していきますのでよろしくお願いします

¥1000

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