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今月のチーズ色々入荷しました!

その中からまずは久々入荷のマロワルソルベをご紹介します
マロワルソルベのような個性の強いウォッシュタイプのチーズはジャガトでも人気です が、最近はニュイドールやエポワスばかり仕入れてましたので個人的にも食べたくなって仕入れました 以下の説明ははいつもお世話になってるチーズショップフェルミエさんのHPからです  

塩水で何度も洗われる表皮は個性的な強い香り粘り気を持ち、濃厚な深い味わいの生地は、塩味のあとに続く甘味がいつまでも続きます。
ベルギーとの国境近くにあるティエラッシュ地方は、雨も多く湿気も多いため牧草が良く育ち大量のミルクを生産します。この土地の修道院で初めて造られて以来千年以上の歴史をもつ「マロワル」は、昔は地下のカーヴで熟成させ自然に発生する赤い酵素によって色付いていましたが、現在では衛生的な熟成室へ移行されミルクを殺菌した後、フェルマン・ルージュという赤色酵素を添加しています。

「マロワル」は派手な宣伝活動を行なわず殆どが現地で消費されている為、どちらかと言うと地味な印象をぬぐえません。AOCとして認められる4つのサイズそれぞれに愛称がついていることも紛らわしくさせているのかもしれません。700グラムのマロワルを筆頭に、3/4サイズをソルベ、1/2サイズをミニョン、1/4サイズをカール・マロワルと呼んでいます。日本に輸入される「マロワル」の多くは1/4サイズが主流ですが、こちらは熟成のバランスが最も良く現地でも人気の3/4のソルベタイプです。