画像5


バルヴェニーはウィリアム・グラント社がグレンフィディック蒸留所に次ぐ第2蒸留所として隣接地に設けた蒸留所です 

バルヴェニー蒸溜所は、麦芽の一部にフロアモルティングによるライトピーテッド麦芽を使用しています

ポットスティルはバルヴェニーボール型と呼ばれる、ネックにこぶがついた独特の蒸溜釜で、兄弟蒸留所のグレンフィディックとはかなり趣の違うフルボディでしっかりとした味わいのウイスキーを作りだしています


個人的にモルトウイスキー飲み始めの頃から大好きなのが『バルヴェニー シングルバレル15年』で、思い入れのある蒸留所の一つです

『バルヴェニー シングルバレル15年』は僕がよくお勧めすることもあってかジャガトでは結構人気のあるウイスキーです 

バルヴェニーはオフィシャルのラインナップも割と昔から充実していまして、10年、12年ダブルウッド、15年シングルバレルの定番の他にも17年のアイラカスク、21年のポートウッド、14年のラムカスクなどもリリースされてきました 

樽使いが上手く、元々の酒質を邪魔せずに熟成の面白さが出ていてどれも美味しく感じています

ジャガトでは現在『バルヴェニー15年シングルバレル』をレギュラーメニューとして、また以前ご紹介した、『バルヴェニー 1974 シングルバレル25年』も現在まだ在庫ございます

割と見かけることもあるアイラカスクでのスペイサイドモルトの後熟なども、バルヴェニーからのリリースが一番早かったんじゃないでしょうか?当時気になって即買いした思い出があります


今回ご紹介の『バルヴェニー シグネチャー12年』は、ファースト・フィルのバーボン・バレル、リフィル・カスク、そしてシェリー・カスクというすべて12年モノの3タイプのカスクの原酒でヴァッティングを行い、さらに3〜4ヶ月間バルヴェニーのマリッジ樽で熟成させたというもの 

同じ12年のダブルウッドはバーボン樽での熟成の後、シェリー樽での後熟で計12年、ということなので結構つくりが違いますね 

麦芽の甘さ、シェリー樽からのトフィーの甘さ、バーボン樽からのバニラ感と軽めですがはっきりとわかりやすい味わいです

またスパイシーな口当たりもあり、ハイボールとの相性もいいんじゃないでしょうか?

¥800