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一昨年訪れたスペイン、アンダルシアの街『へレス・デ・ラ・フロンテラ』のボデガ、ゴンザレスビアスの長め熟成のカスクセレクション的なフィノがリミテッドでリリースされました
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昨年末のオファーで予約して以来、ゴンザレスビアスのボデガの中で飲んだシェリーの美味しさの記憶で、個人的にも届くのが楽しみな一本でした 

この『ドス・パルマス』ですが、インポーター資料によると

「ゴンザレス・ビアス社の膨大な樽を管理する際に付けられる印の一つに『パルマ』と呼ばれる印があります これは並外れて洗練された品質を持ち、繊細な香りを放つ熟成した特別なフィノの樽につけられたものです このパルマ印のシェリーの中から特徴的な上品で繊細な味わいのものを選び抜き、発売されたのがこの“パルマス・セレクション”です」

とのこと
 
『パルマ』と呼ばれる印、見せてもらった貯蔵庫での記憶では無いのですが、知らずに見落としていただけかも  チョークかペンで樽に文字を書き込みした樽はいくつも見た記憶があります・・・
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これは熟成中の樽のラインの一つ、ですがフィノでは無かったと思います 

今回熟成度別で『ウナ・パルマス』から『クアトロ・パルマス』まで4種リリースされましたが、今回ジャガトに入荷したのはこちら『ドス・パルマス』、8年熟成のフィノになります

この『ドス・パルマス』は、熟成したフィノのバット2樽を厳選した8年熟成のドライシェリーで、明るいゴールドに緑の輝き、力強い香りの熟成フィノ 長期間の熟成を経ているため、通常のフロール下で熟成されたフィノより酸の香りがしっかりと感じられる フレーバー豊かで、かすかにオイリー、とのことで、楽しみです

これ以上の長熟も非常に面白そうなんですが値段的にもなかなかでしたので、今回は仕入れませんでした でも飲んでみたいですね!


『ティオペペ』で知られる恐らく日本一有名なシェリーのボデガ、「ゴンザレス・ビアス社」 『へレス・デ・ラ・フロンテラ』の国鉄駅から歩いて15分ほどの丘にあります
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いかにもアンダルシア、といったオレンジの木々とタイル装飾、イスラム文化の名残も残る美しい街の中にあるこのボデガでつくられる多種のシェリーのうち、最も飲まれる機会の多いのが『ティオペペ』と呼ばれるすっきりタイプのフィノではないでしょうか?

[ ※カテゴリー『スペインetcからupしてます』に、シェリーの生産地へレス・デ・ラ・フロンテラを訪ねた時の事、「ゴンザレスビアス」のボデガの事など記事にしています ほとんどスペインのホテルやバルの微弱なwi-fiを使ってアップした記事なので、詳しく記せたではないのですが、シェリーや今回の記事に興味のある方、是非お読みください]
 

500mlという、小さめサイズです 僕らの試飲分含めると長くはストック無いかもしれませんので、興味のある方は是非早めにお試しくださいね