
お客様との話の中で、昔飲んで感激したウイスキー、ということをお伺いした『サントリー インペリアル』
ジャガトにはストックしてませんでしたが、そういえばあったなー、飲んでみたいな、と思い入手しました
10年近く前に終売となっていたようですね 実際、知ってはいたものの当時からサントリーのブレンデッドはジャガトでは『響』を主にお出ししていましたので仕入れたことはないです
また、イメージとしては街場のバーにあるお酒というよりクラブ、ラウンジのキープボトル、またはホテルのバーラウンジなどに置いてある酒といった感じでしたので、飲んだことも無いかも、若しくはそういったお店に連れてってもらったときに飲んだことがあるかも、といった感じでした
ですが、調べてみると山崎の長熟原酒をたっぷりつかった美味しいウイスキーということで非常に興味が湧きましたのでなんとか入手することに・・・
今回は特級表示のものがいい状態で入りましたので、期待値いっぱいでテイスティングしてみましたが、美味い!オールドブレンデッドのスコッチから感じるまったりとしたフィニッシュの長いオイリーなウイスキー シェリー感もあり、また長熟であろうグレーンとの複雑な熟成香が何ともいえず美味です
インペリアル付属のパンフレットによると
『サントリー・インペリアル。このウイスキーこそ、洋酒づくり八十余年のサントリーにして、はじめて醸し得る堂々の傑作といえます。
日本のウイスキーのふるさと、京都郊外の山崎峡で熟成をかさねたモルトウイスキーのなかから、
サントリーの伝統・良心・技術をかけてすぐれた品質を選び、ブレンドし、磨きあげました。
その豪華な一滴一滴の琥珀は、まさに名工の手づくりによる味わい深い芸術品を思わせる輝きです。
また、瓶(ボトル)は、ガラス工芸の国として有名なチェコスロバキアのなかでも、高級カットグラスを生産する西部地方の、いわゆるボヘミア・ガラスの伝統と製法を生かし、ひとつひとつ丹念にカッティングした工芸品で、
最高級ウイスキーを収めるのにふさわしい重厚な風格をそなえています。
手づくりのウイスキーをデキャンターで楽しむーーーー現代人にとって最も豪奢な憩いのシンボル、
サントリー・インペリアルを心ゆくまでお味わいいただきたいと存じます。』
とのこと
ボヘミアガラス云々とありますが、実はインペリアルのこのデキャンターボトルは日本が世界に誇るクリスタル、『カガミクリスタル』のもの 『カガミクリスタル』は好きなクリスタルグラスのブランドで実はショットグラスをいくつも持ってます 残念ながら、ジャガトではウイスキーのストレートはテイステインググラスでお出しすることがほとんどできれいなカットのこちらの『カガミクリスタル』、最近はあまり出番がありませんが・・・
けれど、実際この『カガミクリスタル』のショットグラス、持ち重りも最高、カットもきれい、お酒の映えるグラスだと思います そして、個人的にはジャガトを始めた頃、お金無かったんですが欲しくてちょっと無理して買ったグラス達なので最近出番が無いのが悲しい気もしてます・・・

こちらがジャガトカーナの『カガミクリスタル』のショットグラスコレクション達

カットもきれいです

こちらのグラスもカット、シェイプ、少しヴィンテージなブラウンスピリッツにぴったりだと思います
なので、今回こちらの『サントリー インペリアル』が『カガミクリスタル』のデキャンターであることもあり、『サントリー インペリアル』のオーダーは『カガミクリスタル』のショットグラスでサーブさせて頂こうと思います
また、他のウイスキーやラム、コニャックなどをお飲みになる場合でも、こういったタイプのショットグラスでのサーブをご希望の方は是非スタッフまでお伝えください よろこんでサーブさせて頂きます
・・・全く個人的な話ですが、ジャガトカーナを始めた頃の「超お金が無くて」、「超経験値が低くて」、でも「超やる気がある」時を思い出すお酒とグラスです なんとなく初心を再確認するタイミングだ、と思いました
美味しいお酒をいいグラスでお出ししたい、といった開業当初からのスタンスを再確認させてもらった『サントリー インペリアル』『カガミクリスタル』、大事にお出ししたいと思います 興味をもたれた方は是非どうぞ
¥1400
コメント
コメント一覧 (2)
何本?相当飲んだかな。青春の1ページが走馬灯のようです。
子供ができ、子育てに中には酔っ払いの姿は見せられないと。断酒。
2人の娘も良縁に恵まれ孫の顔も見たし。見つけたのを幸いに、これからゆつくりと飲もうと思ったのに終売とは。又探すには時間がない!11月9日で67才!。