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ケイデンヘッドからダンピーボトルの黒ラベル、という古くからのウイスキーファンの方は「懐かしっ」と思うようなリリースがありました 数種リリースされたもののうちジャガト カーナでは、『オーヘントッシャン14年』を仕入れましたのでご案内

こちらの『オーヘントッシャン14年』、香りはレモン、またはレモングラスの清涼感、味わいは甘みと酸味、林檎洋梨、またはそれらのフルーツのシャーベットといった風合い オーヘントッシャンらしい軽い口当たりの仕上がりです 余韻に若干の生姜、山椒などのスパイシーさ、あくまでライトで爽やかな仕上がり 暑い日にすっと喉に入って飲みこんだ後にも爽やかなフィニッシュが口内で続きます ハイボールでも美味しく飲んで頂けると思います ローランドモルトの優しい味わい、また加水タイプの46度詰めですのでどなたにも楽しんで頂けると思います ¥1000


で、折角なのでケイデンヘッドというボトラーズの御説明を少しだけ・・・

ケイデンヘッドといえば20年ほど前、モルトウイスキー覚えたての頃、初めて覚えたボトラーズブランドの一つ 20〜15年前頃だと日本で手に入りやすいボトラーズはケイデンヘッド、ゴードン&マクファイル、キングスバリー、シグナトリーぐらいだったと思います ジャガト カーナで初めて仕入れたボトラーズの一つ ケイデンヘッドは確か『バルヴェニー』、『アードモア』などを購入した記憶があります で、その頃のケイデンヘッドのボトルといえば緑ボトル こんなのです 
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これはシェリーカスクの『ダフタウン1979』 1979年蒸留、1992年瓶詰で12年熟成 熟成感のある素晴らしいスペイモルト あと2、3杯程度になりました

そして、それ以前90年代に入る頃までにリリースされていたのが、今回リリースされたダンピーボトルと同じボトル形状のこちら 
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現在ジャガト カーナに残る唯一のダンピーの黒ケイデン『ブレアアソール1966 23年』です こちらもあと数杯程度残っています 1966年蒸留、1990年瓶詰 加水タイプの46度 ブレアアソールはベルのメイン原酒である南ハイランドモルトです こちらは柔らかですがスパイシー、シェリー香とスモークのバランスが素晴らしく良いクラシックなウイスキーです

ジャガト カーナでモルトを扱い出した頃で既に手に入り難く、何本かだけ探して購入しました もちろん昔からモルトウイスキーを扱ってるバーなどには素晴らしいコレクションがあって、このダンピーボトルが並んでるバックバー見るだけでウイスキー気分が高まったものです 素晴らしい出来のものが多く、今もたまにオークションで見かけますがすごい値段で落札されていきますね  

少し古めのケイデンヘッドのボトル、あと何本か出番待ちになっているものもあります 例えばでストックルームで手に取ったものをご紹介

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1990年蒸留の『プルトニー8年』

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1989年蒸留の『ローズバンク12年』など・・・

ローズバンクは93年閉鎖でこのぐらいの熟成年数のものはもう出てきませんので面白いと思います

この他のケイデン旧ボトルも含め、タイミング、リクエスト等で開栓したいと思います その際はブログにてご紹介しますね