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エミリオ・ルスタウのパロ・コルタード、ペニンシュラのご紹介です

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ルスタウのボデガはヘレスの街中心部から少し歩いたところにあるボデガ、立派な建物でボデガの中もチラッと見えましたが予約のみの案内ということで外から覗き見といった感じでした 
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同じように覗いてた人が数人・・・まあ、予定はちゃんと立てないと駄目ですね
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パロ・コルタードはいくつもあるシェリーのタイプの中でも一番判り難くて、説明しにくいタイプ 

一般的にはフィノとして生れ、アモンティリャードのように成長し、オロロソのように熟成されたもの、といった雰囲気で説明されることが多く、狙ってつくられるものではなく、偶然の産物であるともよく言われます 醸造学的にはオロロソになる可能性のあったフィノ、だそうですがこのあたり、僕もきっちりとは理解できてません

味わい的にはオロロソの特徴が良く現れたものが多い気がします オイリーで強い香りとナッツ、ローストしたコーヒーのアロマのあるドライな味わい、といった感じでしょうか

こちらの『エミリオ・ルスタウ・パロ・コルタード・ペニンシュラ 』もそういった特徴が良く現れています 重厚な口当たりでモルトウイスキーやブランデーの愛好家にも気に入っていただける味わいだと思います

パロ・コルタード、実際中々見かけないタイプのシェリーです 一度経験していただくのもいいかと思いますし、シェリー酒の面白さの一面が味わえるいいお酒だと思います ¥800