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デッドストック品です 2003年か2004年にリリースされたもので、イタリアのボトラー、ハイスピリッツによるボトリング 不定期ながら、割とアイラモルトのリリースの割合は大目かな?という印象です

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手書きのレトロ感のあるイラストが目に留まるラベル ラガブーリンとは明記されておらず、アイラの文字だけですが当時、酒屋、インポーター等の情報からラガヴーリンであると言われていました アイラウイスキーはボトラーズのものには蒸留所名を明記せず、ヒントやアナグラムのような言葉遊びで表示することが多いです

例えばラフロイグだと『laudable』『leap frog』など予想しやすい名前や水源地である『 kilbride』 などで、表示されたものを扱ったことがあります

契約条項などでこういうことになっているらしいですが、ヒントも無く今回ご紹介のボトルのように『・・・・of islay』的なネーミングのもの、『islay single malt』とはなっているものの銘柄名を独自につけているものもあって、まあ予想しながら飲むのは面白いんですがはっきり判らないのもなんとなくもやもやはしますね 定番になっている『フィンラガン』や『アイリーク』『スモークヘッド』単発だと『ピーツビースト』なんてのもありました

先日ご紹介した『Lg2』同様、若いラガヴーリンです オフィシャルの中で最もハウススタイルとしてリリースされているのが『ラガヴーリン16年』ですので、逆にオフィシャルにない若さの魅力が味わえるんじゃないかと思います 

テイスティングしました 

香りは甘い、ヨード、焚き火 はちみつ 味わいはあっさりめの蜂蜜に正露丸 とろっとした口当たりがあるので
フィニッシュも長め 確かにラガヴーリンのニュアンスがしっかり出ています 若い原酒ながらとろとろの蜂蜜の感じは正に僕の好きなラガヴーリン より薬品棚ぽい『Lg2』よりもラガヴーリンらしさは強い気がします ま、好みの味です ハイスピリッツのこの当時のボトルはいくつかストックがありますので時期をみて開栓していきたいと思います


¥1000