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国産クラフトジン、京都蒸留所のクラフトジン『季の実』のご紹介です

京都で作られるクラフトジン、これだけでも興味深い話で蒸留所建設の話を聞いて以来、非常に楽しみにしていました 先日より出荷が始まったばかりですが、既に色々なところで話題に上っているみたいですね

きのび、と読むそう 日本で作られることを意識した他のないボタニカルが使われています

山椒、柚子、檜、玉露、これらの独自のボタニカルをライススピリッツと伏見の水で仕込みます 他にも赤紫蘇、生姜、笹の葉、木の芽も使われているそうでそれぞれ特徴を持った「ベース(礎)」、「シトラス(柑)」、「ティー(茶)」、「スパイス(辛)」、「フルーティ&フローラル(芳)」、「ハーバル(凛)」の6つのグループに分類しグループ毎に蒸留し、ブレンドしていくそうです ジュニパーはマケドニア産ですが、かなり日本のスパイス、ハーブにこだわったボタニカルです 特に柚子や山椒は個人的にも日本を感じるいいスパイス、ハーブだと思っていて、以前より自家製ジンジャーエールのレシピには加えていました で、僕がジンを作れたらな?と想像したときも柚子、山椒、生姜、紫蘇は絶対に入れたいな、と思っていたので正直このボタニカルを見た時、僕のために作ってくれたのかな?なんて思ったほどです

テイスティングしてみました ジュニパーと共に強い柚子、レモンの柑橘香を感じます 少し青い木の香りも・・・笹の葉や檜の香りなんでしょうか? 爽やかでいい香りです 飲み込むと柔らかい甘さ ビターなジン風味よりも甘さを感じますが、ここでも柑橘(少しオレンジぽい)の甘さ、飲み終えた余韻はジュニパーの苦みをしっかりと味わえます 赤紫蘇、木の芽などははっきりとわかりませんでしたが、構成要素としてしっかり味に影響しているんだと思います 爽やかで香りのよいジンです 

今時期だとロックに柚子ピールを添えてもいいかもしれませんね また、この時期のジャガトカーナのおすすめカクテル『柚子のジンバック』とも相性ばっちりだと思います もちろんストレートやソーダ割でも美味しく飲めると思います 

国産のこだわりスピリッツが増えていくのは個人的にほんとに嬉しいことです 日本ならではのつくりで完成度も高い・・・素直に美味しいです そして、ラベルもいいセンス ジン好きの方にはもちろん、色々なお酒がお好きな方におすすめしていきたいな、と思いました
 
京都産クラフトジン『季の美』、  ぜひ、お試しください 

                   ¥800