冬向きシェリーカスクの『グレンアラヒー12年』のご紹介
グレンアラヒー蒸留所は、1967年と比較的歴史の新しい蒸留所でありながら、2017年、かつてベンリアックグループを所有しており、1976VTのベンリアック、1972のグレンドロナックなど、一時代を象徴するレジェンダリーなボトリングをプロモートした、敏腕ビリー・ウォーカー氏が新たにオーナーとなり、業界に大きな波紋を生んだことも記憶に新しい蒸留所です
ウイスキー勉強したての30年ほど前には、オフィシャルはもちろんボトラーズでもほぼリリースが無く、ウイスキー本にも『グレンアラキ』などと表記されていたこともありました 当時ソサエティのものをい
くつか飲んだ記憶がありますが、ハウススタイルを把握することはできないままでした
シェリーカスクのがつんとくるこちらのオフィシャルはハウススタイルというよりビリー・ウォーカースタイル、といった気もしますが、グレンドロナック同様、ボディしっかりの飲みごたえある仕上がりになっています
12年はグレンアラヒー蒸溜所のフラグシップボトルです
華やかで軽やかなスタイルが多いスペイサイドモルトとしては珍しく、しっかりとした骨格と奥行きのある豊かな味わいが特徴。
色:磨いた銅、香り:バタースコッチとレーズン、モカを伴った蜂蜜
味:蜂蜜、マジパンとバナナがたっぷりのバタースコッチ、レーズンにほのかにモカを伴う
現在、品薄ぎみのオフィシャルグレンアラヒーです 寒い日のストレートにぜひどうぞ