BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

カテゴリ: モルトウイスキー

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冬向きシェリーカスクの『グレンアラヒー12年』のご紹介

グレンアラヒー蒸留所は、1967年と比較的歴史の新しい蒸留所でありながら、2017年、かつてベンリアックグループを所有しており、1976VTのベンリアック、1972のグレンドロナックなど、一時代を象徴するレジェンダリーなボトリングをプロモートした、敏腕ビリー・ウォーカー氏が新たにオーナーとなり、業界に大きな波紋を生んだことも記憶に新しい蒸留所です

ウイスキー勉強したての30年ほど前には、オフィシャルはもちろんボトラーズでもほぼリリースが無く、ウイスキー本にも『グレンアラキ』などと表記されていたこともありました 当時ソサエティのものをい
くつか飲んだ記憶がありますが、ハウススタイルを把握することはできないままでした

シェリーカスクのがつんとくるこちらのオフィシャルはハウススタイルというよりビリー・ウォーカースタイル、といった気もしますが、グレンドロナック同様、ボディしっかりの飲みごたえある仕上がりになっています

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12年はグレンアラヒー蒸溜所のフラグシップボトルです

華やかで軽やかなスタイルが多いスペイサイドモルトとしては珍しく、しっかりとした骨格と奥行きのある豊かな味わいが特徴。
色:磨いた銅、香り:バタースコッチとレーズン、モカを伴った蜂蜜
味:蜂蜜、マジパンとバナナがたっぷりのバタースコッチ、レーズンにほのかにモカを伴う

現在、品薄ぎみのオフィシャルグレンアラヒーです 寒い日のストレートにぜひどうぞ

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明けましておめでとうございます 久々ウイスキーのご紹介

アイラブレンデッド、『ビッグピート』の桃太郎エディションというのを見つけましたので、ご紹介

岡山の酒屋さんの10周年ラベルだそうで、やはり岡山といえば桃太郎!ということなんでしょうね

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ビッグピートはダグラスラングがリリースするアイラブレンデッドでアードベッグ、カリラ、ボウモア、そしてポートエレン!が入っているとされています 定期的なリリースとクリスマスにはカスクエディションがリリースされ、ご存知の方も多いんじゃないでしょうか?

ラベルがアレンジされたエディションというのは、これまで色々リリースされているみたいですね
実はビッグピートはこれまでいくつか仕入れたことがあるのですが、ラベルのおじさんのむさい感じがあまりピンとこず、ジャガトでは定番になってません 今回購入した理由は、桃太郎に扮したビッグピートおじさんの斜め下にいる犬!僕の大好きなザ・日本犬で、以前うちにいたクリにも似てる!可愛い!と思ってジャケ買いしました ちなみに猿もキジもちゃんとラベルにいますし、アイラ島の部分は鬼ヶ島になっててなかなか手の込んだアレンジラベルになってますよ

ジャガトカーナのある香川県には鬼ヶ島のモデルになったといわれる女木島という島があります 高松からフェリーで15分で行ける、身近な島です 夏にビーチ目的で行く香川県民が多いのですが、昭和感のある観光スポット『鬼ヶ島大洞窟』もあり、犬も入れるということで以前うちで飼っていたクリを連れて行ったことがあります 『鬼ヶ島大洞窟』、個人的に好きなスポットなのでビッグピートついでにご紹介 

フェリー乗り場からは少し歩きますがのんびり山あいを行けば、洞窟の入口

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顔出しパネルもちゃんとあります

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こんな感じで洞窟に入ると

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レトロ感ある鬼のオブジェがたくさんあります

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犬連れで行けるのんびりスポットです

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女木島は、夏と瀬戸芸時期はかなり混みあいますが、それ以外の時期はのんびり島時間を楽しめるいい場所です 僕も友人とキャンプしたり釣りしたりといい思い出もたくさんあります

やっと旅行を楽しんでもいいような空気も出てきたかなと思った矢先、オミクロンの感染も徐々に広がって2022年も先行き不安なかんじですが、、県外の方、県内の方、香川県で遊ばれる際は女木島の鬼ヶ島大洞窟へ行ったり、ジャガトカーナで『ビッグピート 桃太郎エディション』を飲んでみたり、という過ごし方もいいんじゃないでしょうか?お待ちしています







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2021年のアードベッグデイのリミテッド、『アードベッグ スコーチ』が届きました

ヘビーチャーの樽で熟成、ということで2011年にリリースされた『アードベッグ アリゲーター』を彷彿とさせる仕上げで興味深いです

オフィシャルサイトにテイスティングノートがありましたので、以下に引用させて頂きます

「味わい」

恐ろしいほど濃厚な煤と煙のアロマが押し寄せる。熱した鋼鉄を水で急激に冷却した時の匂い、革製品用のサドルソープなどの骨太な要素に、アニスやパチョリ(ハーブ)が絡み合う。加水するとイバラやセージ、松の枝などのハーブ香が際立つ。

「香り」

オイリーでスパイシーな口当たり。甘いスモークと焦がしたオークの風味が渦巻くように口を包んだ後、薬用キャンディーに、グリルした肉料理やブラックリコリス(甘草とアニス風味の菓子)が複雑な風味を織りなす。

「余韻」

激しいチャーを施したバーボン樽での熟成による煤やタールの余韻がいつまでも続く。

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焦げや煙のアロマがグラスに充満しますが、アードベッグならではの甘みもしっかり味わえます しっかりオイリーで、加水すると青っぽいハーブの風味が出てきますが、46度詰めですので、ストレートでも飲みやすく、そのまま一杯をストレートで飲んで頂きたい一本です 

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コロナ、コロナですっかり忘れていたのですが、丑年が来たらご紹介しようと思っていたボトル・・・

『特級サントリーオールド干支ラベル』

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サントリーが毎年リリースしていた干支ラベルのオールド 干支シリーズにはこちらのオールドのイラストタイプとローヤルの詰まった陶器ボトルのものがあります  

現在も毎年リリースされているようですが、こちらは特級時代のもの・・・そしてサントリーの住所表記などから1985年の丑年に発売されたものだと思われます

以前にお客様のご自宅に保管されていたのものを頂いたもの 状態も良く、当時のサントリーオールドの味わいを感じる、優しい味わいのジャパニーズウイスキーです

36年前にいろんな方が、このオールドでお正月などを楽しまれたのかと思うと、感慨深いですね うちの父親もオールドはよく飲んでいたので、ひょっとしたらこのボトルも買ってたかもな、と思いました

また、丑年は1973年生まれの僕の干支でもありまして、だからといってどうということもないのですが、自分の干支のラベルのウイスキーというのはなんとなく愛着湧きますね

こちらは振る舞い酒、というわけでもないですが、ブログを見たとおっしゃっていただけば、一杯サービスで提供させていただきます 36年前、3周り前に出回っていたサントリーオールド、味わってみてください 

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話変わりますが、丑年になりまして3か月目に入りましたね 依然コロナ禍の中で晴れない世の中ではありますが、ジャガトカーナも今日で25周年を迎えることになり、まあ前向きに頑張ろうか、と思っています 今後もジャガトカーナをよろしくお願いします

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仕入れたままで、ご紹介する機会がなかったまま一年ほど前に終売になったらしい『ハイランドパーク ダークオリジン』です

リリースは数年前 年数表記はないものの結構熟成感と、シェリー樽の程よいバランスが良くて好印象でした ただ、当時(今でも)ですが『ハイランドパーク18年』の旧ボトルをお出ししていてコスパもよくお勧めしやすかったのでこちらのご紹介のタイミングがないまま・・・リクエストがあれば、と思いストックしたままでしたが年末にご希望があり、開栓しました

シェリー要素たっぷりのハイランドパークです もともとハイランドパークにはシェリー樽は相性いいと思っています というか、シェリーの要素が強いと、ウイスキー自体の地力が無いとシェリーに支配されてウイスキーの魅力が消えてしまいそうになる気がしています なので、ハイランドパークもそうですが、ドロナック、ベンリアック、ファークラス、ほかにも色々ありますがスモークやボディのしっかりしたウイスキーをいい状態のシェリー樽に入れると僕好みのクラシックないいモルトウイスキーができる気がして、そういった組み合わせにはつい期待してしまいます

全体の80%にファーストフィルのシェリー樽熟成した原酒を使用 80%のファーストフィルのうち、60%がヨーロピアンオーク、20%がアメリカンオークの樽で構成 ノンチルで46.8%での瓶詰

オイリーな舌触りにバナナチップスや焙煎したてのナッツ香 ホットチョコレートの苦みと甘み ピートスモークもしっかりと感じます 原酒のポテンシャルの良さがいきるぐらいにシェリーが程よく効いて、出過ぎない感じがいいですね 飲み飽きしないです

NASにもいいもの、そうでないものありますが、こちらはおすすめ 好きな蒸留所がこのご時世でもきっちりと仕上がったウイスキーをリリースしてくれると単純に嬉しいです  

ハイランドパークのオフィシャルですが、現在開栓中のものが

『ハイランドパーク12年』
『ハイランドパーク1967』

『ハイランドパーク マグナス』
『ハイランドパーク ソー』

また、旧旧ボトルの『ハイランドパーク25年』『ハイランドパーク12年』、免税向けアイテム数種などがストック中です 興味ある方はお声掛けください





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リフィルシェリーカスクのいい色合いのグレントファーズです

3樽からのヴァッティング 1998年10月 7日蒸留2016年 4月11日ボトリング  56.8%でボトリングされています

バランタインのメインモルトとして知られるようになったグレントファーズ、僕が最初に覚えたときはボトラーズものがたまに出る感じでグレンタウチャーズと呼ばれていることが多かった気がします 

近年、バランタインからオフィシャルボトルもリリースされるようになりそちらの呼称が『グレントファーズ』なので、ジャガトカーナでもこちらの表記で行きたいと思います

この辺りの原酒に強いゴードン&マクファイル、しかもリフィルシェリーということでマクファイルらしいオーソドックスなスペイサイドモルトの味わいが楽しめます

香りはシェリー、キャラメル、トフィー、イチジクのドライフルーツ、アップルパイ

味わいはオロロソシェリーとオークからのバニラ香 チョコレート、オレンジ、こくのある甘みが長く続きます

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シェリーのニュアンスがくどくならない感じで効いていて落ち着く味わいです 熟成年数もちょうどいい気がします シェリーカスクのモルトウイスキー、飲みたい気分の時に是非どうぞ

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『ダルモア12年』が無くなりましたので、何か違うダルモアを・・・と思い今回はこちらの『ダルモア レガリス』を開栓しました

2015年に免税店向けシリーズとしてリリースされた「ザ フォーテュナ メリタス コレクション」のラインナップの一つとしてリリースされたもの

ベースとなる原酒は、基本的にシリーズでほぼ同じものを使用していますが、フィニッシュにそれぞれ異なるシェリーカスクを用いることで、独特の風味を生み出しています

「ロイヤル」を意味するレガリスは、アメリカンオークの熟成を経て、ファーストフィルのアモロソ・シェリーカスクで仕上げられています

<テイスティングノート>

香り:フルーツ、バニラ、オレンジ、ライトキャラメル

味わい:ハチミツ、アーモンドスライス、シナモン、ブラックカラント

フィニッシュ:甘いキャラメルラテ

ダルモアに求めるシェリー&スパイス感がライトながらもしっかり感じられる仕上がりです

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この「ザ フォーテュナ メリタス コレクション」は免税向けに数種リリースされましたがどれもシェリー樽仕上げだったと思います 一つ買っておこうと思って、このレガリスにしたんですが、理由は単純で今エギング(イカ釣り)で使っているリールと同じ名前だったから・・・

春と秋には仕事帰りにたまにサンポートらへんでイカ釣りをして帰る(なかなか釣れませんが)んですが、それに使ってるのがダイワのレガリス 軽くて使いやすくて気に入っています なので、同じ名前の『ダルモア レガリス』も個人的にも愛飲、皆様にもおすすめしようと思っています 
¥950


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もともと、『ダルモア』は好きな蒸留所、好きなウイスキーです 店始めた頃に流通していたトール瓶の『ダルモア12年』が好きで、こちらは今もストックしています オークション等で見かけてもなかなかハイプライスになっているボトルです 今のところ¥1060でお出ししています より昔のハイランドシェリーを味わえるいい感じのダルモアです 『ダルモア レガリス』と飲み比べてみても面白いと思います どちらのダルモアもおすすめです ぜひどうぞ

   


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厚岸蒸留所の初のフルボトル詰めシングルモルトがリリースされました 入荷しましたのでご案内

厚岸蒸留所は2016年に操業開始された、新しい蒸留所 2月に『厚岸ウイスキー SARORUNKAMUY』という200mlのボトルがリリース それ以外にもこれまでいくつかのアプローチのものを短熟で200mlでリリースしてきました

初のフルボトルということで、ぜひ飲んでみたかった一本

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『厚岸シングルモルトウィスキー寒露』の使用カスクはバーボン、シェリー、ワイン、ミズナラの4種類

ピーテッドタイプではありますが、フェノール値は30ppm程 厚岸のピートモルトの仕込みは50ppmだそうでこれとノンピートの仕込みのものを合わせたため、30ppmに仕上がったそう  軽めのピートモルトで、厚岸の特徴である甘みを十分に感じることができる仕上がりになっています 

55度のカスクストレングス、蒸溜所資料のテイスティングノートでは、『イチゴ、オレンジ、リンゴ、シリアル調の香りにレモンの酸味とバター、ミルクの甘味、ホワイトペッパー様のスパイシー、チョコレート様の甘味が続く』ということです

実はまだ開栓してません 初オーダーのお客様と一緒にテイスティングしようと思っています 

ボトル名の寒露とは暦の二十四節気の中で秋分の後、草木に露が宿るこの季節(今年は10月8日)を表すそうで、厚岸蒸溜所では今後、年に3〜4種類のボトルをリリースする予定となっており、その都度二十四節気の名称を付けていくとの事です 

また、厚岸産麦芽、厚岸産ピート、厚岸産ミズナラのカスクを使った厚岸オールスターのウイスキーづくりを目指しているそうで、これも非常に楽しみです 

今後ますます楽しみな国産シングルモルトのニューカマーの本格ボトリングの第一弾、『厚岸シングルモルトウイスキー 寒露』ぜひお楽しみください

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BB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)復刻ラベルのオーヘントッシャンです

オーヘントッシャン1998はホグスヘッドの17年熟成 グラスゴーの北に位置するオーヘントッシャン蒸溜所は、3回蒸溜によるライトでエレガントなキャラクターで高い評価を得ています

桃やメロン、パパイヤといったフルーツのアロマからトフィー、焦がし砂糖へと変化し、ウッディなアクセントが加わります 味わいはトフィー、バニラ、ウッドスパイス、ビターチョコ。フィニッシュにグレープフルーツやオレンジなどのシトラスビターが現れ、きれいに切れ上がります この1杯が最高のウイスキータイムへ誘ってくれます (輸入元資料より)

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ローランドモルトは蒸留所数も少なく、アイテムもあまり多くはありませんが、お好きな方、結構いらっしゃいますね 強い個性を楽しむというよりは、きれいに仕上がった良質のウイスキーを味わう、といった楽しみ方になると思います こちらのオーヘントッシャンもオフィシャルよりもしっかりと甘いフルーツフレーバーや樽香からのバニラ、トフィーなどの味わいが心地よく、軽めですが飲み始めからアフターまで色々な香り、味わいの楽しい一本です

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1989年10月に蒸留され2015年8月にボトリングされたインチガワー25年です アウトターンは294本、ダグラスレインのオールドパティキュラーシリーズでのリリースになります

香りはスパイシーな麦芽 栗とチョコレート
味わいはナッティで甘い麦芽 樽香とスモーキーさも感じる
フィニッシュは甘いバーレイワイン

『ベル』や『ジョニーウォーカー』のキーモルトとしての役目の割合が高く、モルトとしてリリースされるのは生産量の1%ほどとも言われます

インチガワー蒸留所はマレイ湾の海岸から2キロメートルほど奥まった高台にあります スペイサイドでもいちばん河口で海の影響を受けているため、アイラやアイランズほどの強烈さはないものの、スペイサイドモルトでは珍しい塩辛さが特徴の仕上がりとなっています 

こちらの『インチガワー25年1989 ダグラスレイン』は熟成年数の長さもあり、潮をきょれつに感じることはありませんがナッティで甘い麦芽の味わいの中にアクセントとしての塩気を若干ですが感じます 重くない長熟モルトです これからの時期においしく飲んで頂けると思います

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バックストックより・・・

個性的なラベルのものを多くリリースするドイツのボトラーズ、ジャック・ウィバースの海賊犬をおチーフにしたアイラのヴァテッドモルトです 

裏ラベルを見ると "CARL ISLA " "LEE FROG"の文字が見えます これは少し綴りを変えてますがカリラとラフロイグのヴァッテイングによるものであることの説明だと思われます ボトラーズモルトには、蒸留所との契約の関係から蒸留所名を明記できないため、こういったヒントぽい表示にしてあることが結構あります 

鼻に抜けるスモークとヨード香が心地よく、また8年と若い原酒ならではのパワフルな味わいはアイラ好きの方におすすめしやすいもので以前開封したものは結構すぐ無くなった記憶があります

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ビーグル犬?でしょうか?かっこよくポージングしてますが、中々似合ってますね うちの番犬、クリコにも結構似てるんで気に入ってるラベルです

アイラモルト好きの方、おすすめですよ

 

ボトラーズモルトらしからぬ、細部も非常にこだわった綺麗なラベルなので、是非ゆっくり眺めながら飲んでいただきたいですね 



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アイラ島のブルックラディ蒸留所が造るヘビリー・ピ―テッド・ウイスキー、『ポートシャーロット』ようやく10年熟成のものがレギュラーアイテムにて出回るようになりましたので、ジャガトカーナでも初ポートシャーロット、仕入れました

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・フェノール値 / 40PPM、50度詰めになっています
インバネス産のモルトのみを使って作られ、熟成樽の構成比はファーストフィル・アメリカンウイスキー樽 65%、セカンドフィル・アメリカンウイスキー樽 10%、セカンドフィル・フレンチワイン樽 25%

アイラ島の湧き水を使って加水調整され、ノンチルフィルターにてボトリングされています

ヘビーピートでスパイシーなモルトが飲みたいときにおすすめの一本です

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グレングラント22年です シグナトリーのボトリングで

1992・04・22蒸留、2015.01.14ボトリング 

ホグスヘッドで熟成 51.8%で254本詰められています 

洋梨、青りんごの香りの広がる、ミディアムで飲み口の良い仕上がり ヘーゼルナッツのようなナッティな香りもあります  フィニッシュにハチミツの甘さとスパイスのドライさを両方感じます

甘くてビターなグレングラントです

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10年熟成の『オクトモア10年』、入荷しました オクトモアは皆さんご存知、ブルイックラディがつくる超ヘビーピートのアイラウイスキー、現在開栓中のものは『オクトモア エディション07.1スコティッシュバーレイ』5年熟成になります

10年熟成のオクトモア、今回初めての入荷になります ヘビーピート&熟成の楽しみもある興味深いオクトモアです



以下、輸入元資料より・・・

今回が3度目のリリースとなり、またこのオクトモアは過去のエディションへのトリビュートでもあります 過去のリリースである06.2と07.4と同じ原酒を使用しており、原酒はバーボンやコニャック、ポート、またはヴァージンオークという様々な樽で年月を過ごした後、さらに数年の熟成期間を経て、それぞれに変貌を遂げた原酒がひとつにまとめ上げられ単なる足し算以上の比類なきウイスキーへと仕上がりました

蒸留 : 2007年に収穫した麦を2008年に蒸留、100%スコットランド産のオプティック種大麦を使用、フェノール値: 167ppm, ノン・チルフィルター、着色料無添加

熟成 : 全期間:ファーストフィル・ポート樽(37%)、ファーストフィル・コニャック樽(31%)、セカンドフィル・アメリカンウイスキー樽(20%)
ファーストフィル・アメリカンウイスキー樽3年、ヴァージーンオーク樽2年、 ファーストフィル・アメリカンウイスキー樽6年(12%)

テイスティングノート

香り : 豊潤さがあり、チョコレートやタバコ、焚火の煙、革のアロマ ヴァニラカスタード、ブルーベリー、干し草、洋ナシのキャンディ

味わい : あたたかくスパイシー。ホットワイン、革とタバコ、麦芽糖、アイシングシュガー
すべてが土っぽいピーティーな煙に包まれている 舌の上ではドライな印象

フィニッシュ : オークが駆け抜け、ココナッツ、タバコ、ヴァニラ、それからスモーク
樽の中で過ごした時間がスモーキーさを穏やかにしている
フェノールも自然に和らげられ、オーク樽の影響をより素晴らしく感じることで、調和をもたらしている

色 : 美しい黄褐色(トゥニー)

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開栓中の『オクトモア エディション07.1スコティッシュバーレイ』5年熟成とのハーフテイスティングもできますのでお楽しみください

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アードベッグ スーパーノヴァの2019リミテッド、入荷しました!

ヘビーピートでつくられるアードベッグ、飲みごたえあるスモーキーなウイスキーです

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先日、アードベッグコミッティーからのメールで、こんな文面が送られてきていました


『コミッティー会員の皆様へ

すべてのスモーキーモルトの頂点に立つ、あのアードベッグが帰ってきます。今回のミッションは、今まで体験したことがないような味覚の宇宙探査へ皆様をご案内することです。

------- ---- は最強のヘビーピートのウイスキー。ピートとスモークの分厚い星雲を突き抜けて、甘い糖蜜のトフィー、アニスシード、ユーカリやオークの焚火のニュアンスが現れてきます。このような体験をさせてくれるウイスキーが他にあるでしょうか。

宇宙で新しい生命体を発見することと、また次の ------- に巡り合える確率はほぼ同じ。。。このチャンスを逃してはいけません。.

------- ---- は10月2日以降、お近くのアードベッグ エンバシーでお楽しみください。今回も数量は少ないので、光よりも速く消えてしまうかもしれませんよ。

------- の帰還を祝して、#SensoryAbduction のハッシュタグで皆さんの体験を共有しましょう。

スランジ(乾杯)!』

スーパーノヴァであることは伏せられていましたが、まあ文面で分かりますよね 

ただ、最近アードベッグのリミテッドはなかなか入手しづらく、こちらのスーパーノヴァもおそらく当店への入荷は無理かな、と思っていました が、なんとか1本入荷することが出来ました!

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強烈なピートスモークの中に、オレンジ、トフィ、ミント、アニスシードなどの香りを楽しめます
ぜひどうぞ

また、ジャガトカーナではこれまでにリリースされたアードベッグスーパーノヴァも、若干ストックございます

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『アードベッグ スーパーノヴァ2010』『アードベッグ スーパーノヴァ2014』
どちらも最後の一本、残り僅かです ご興味ある方は是非どうぞ

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残り少なくなったウイスキーをご紹介します

『ラガブーリン ハイスピリッツ 1995−2003』

イタリアンボトラーズ ハイスピリッツが2003年にリリースしたシークレットモルト ですが中身はヤングラガブーリン

イタリア人好みの若めの甘い麦芽感と、ヨード、焚き火、はちみつ 味わいはあっさりめの蜂蜜に正露丸  ¥1000

『バーンサイド23年 1990』

99,99%バルヴェニー、0.01%グレンフィディック 『ティースプーンモルト』と言われる契約上、シングルカスクとして蒸留所名を

明らかにしてリリースできないウイスキーのリリースの仕方として一樽に一滴だけ別のウイスキーを入れ、リリースしたものです


通常ボトラーズとしてリリースされることがまずない、『バルヴェニー』と『グレンフィディック』
二つの兄弟蒸留所の原酒からなるモルトウイスキーです 中身は実質『バルヴェニー』のシングルモルト

メロン、グレープフルーツ、レモンキャンディ、シナモン、蜂蜜、バニラ、香木
味:ミルキーバニラ、リンゴの蜜、メロン、蜂蜜、香木、クローヴ、チリ、ミント、ジンジャー

¥1600

お楽しみください 







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残り少ないウイスキーのご紹介

『マッカラン エレガンシア12年1990』です 2002年に免税向けアイテムとしてリリース この1990ヴィンテージがファーストリリースだったと思います この後、最近までのボトルデザインのでもリリースされていたみたいです そちらにはヴィンテージ表記があったのかはわかりません

マッカランの代名詞ともいえるオロロソシェリーカスクでの熟成と、フィノシェリーカスクでの熟成のヴァッティング 通常あまり使われないフィノシェリーカスクでの熟成がすっきり感を味の印象に与えています 

当時、ファインオークが出る前、だったかな?と思います フィノシェリーカスクの熟成、というのは他の蒸留所でもあまり無いつくりだったため、お客様にも良くお勧めしていたボトル 数本買ったうちの最後何杯分かになります 

フィノとオロロソのヴァッティングとはいえ、1990年蒸留の原酒には、現行品よりもパワフルで余韻の長さを感じます 

1990年ヴィンテージ、といっても今からもう30年近く前になるんですね・・・自分も店も年取るわけです 

もう数杯分ですが、興味ある方はぜひどうぞ また、今後もラストストックに近いウイスキーをブログ、メニューなどでご紹介していきますのでよろしくお願いします

¥1000

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スペイサイドでつくられるクラフト蒸留所 ベンリアック 様々なタイプのモルトウイスキーを作り分けています

ヘビーピートだったり、熟成樽を様々使い分けたり、、、ハーフティスティングでお試しいただける3種、ご用意しました

同時に比べて頂くことで、よりベンリアックの美味しさ、面白さ、作り、熟成の違いによるウイスキーの面白さを感じて頂いたら、と思います

こちらの3種でどうぞ


『ベンリアック 18年 バーボンカスク 1995WHISKY LIVE』 (バニラ香とフレッシュフルーツの柔らかいアロマ)

『ベンリアック 21年ピーテッド』(ピートをしっかり焚きこんだスモーキーなオールドボトル)

『ベンリアック 13年 ペドロヒメネス salon de SHIMAJI 55,4%』 (甘口シェリー ペドロヒメネスの空き樽で熟成)

どれも、現在流通していませんが、特にベンリアック 21年ヘビーピートはここ近年のベンリアック以前の80年代蒸留の原酒が使われているものです そういった意味でも同時テイスティングは楽しめると思いますので是非どうぞ

¥2000 

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『トーモア 1996 ゴードン&マクファイル ウイスキーエクスチェンジボトリング』

樽香をしっかり味わえるマクファイルらしいカスクです ウイスキーエクスチェンジがセレクトしボトリングしました  57,4%

オレンジ、カルダモン、クローブ、ナツメグの香り オレンジ、チョコなどの濃厚な味わいが楽しめます フィニッシュもチョコレートと黒胡椒の余韻が長く続きます

スモークはかなり控えめですが、コクがあり、余韻も長く楽しめる、寒い時期にぴったりのモルトウイスキーです



¥1600




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ヘビーピートのアードモア入荷です

ウィスク・イー社のオリジナルシリーズ「カバリュス」、『カバリュス アードモア 2009 ヘビリーピーテッド』ご紹介です

「カバリュス」は、お酒と共に昔から人類と密接な関係のある“馬(学名:エクウス・カバリュス)”のように、力強く躍動感ある様々な表情を見せるウイスキーをボトルに詰めたシリーズです

アードモア2009 ヘビリーピーテッドは、バーボンバレルの9年熟成でシングルカスクのカスクストレングス 色はゴールド。香りは潮風、ピート、暖炉の煤、焦がしキャラメル、 砂糖漬けのオレンジピール、かすかにローリエ 口に含むと、潮を纏ったピートが全面に主張し、フルーツグラノーラや レモンゼストの味わい フィニッシュはオイリーで、煤のようなピートスモークに ブラックペッパー、ほうじ茶が現れます 9年熟成ながらも味わいに深みがあり、パワフルなピートスモークとのバランスが取れた一本です (インポーター資料より)

アードモア蒸溜所は1898年創業のスペイサイドと東ハイランドの境界線上、ケネスモントに所在する蒸溜所  

ピーテッドとノンピーテッドの両方の麦芽を使用しており、ピートは地元セントファーガスのものを使用しています

現在、アードモアのボトルは以前に出ていた『アードモア トラディショナル・カスク』のみ開栓していましたが、もうすぐ空きボトルになりますのでピートしっかり目のスモーキーなアードモアを探していました ちょうど、こちらがリリースされるということで仕入れました

アードモアはジャガトにとっても思い出のある蒸留所 開業当初の二十何年か前、初めてボトラーズモルトを買ってみようということになり、当時スコッチモルト販売のリストから10本ほどピックアップ 正直飲んだことのない蒸留所ばかりでワクワクしながら、あれにしよう、これにしよう、と二人で決めた思い出があります 

その中の一本にケイデンヘッドのアードモアがありました ハイプルーフでしっかりスモーキーな骨太なウイスキーだった記憶 女性のお客様が気に入っていただき、何度もリピートして頂いた覚えがあります 

こちらの『カバリュス アードモア 2009 ヘビリーピーテッド』も61.2%のハイプルーフ 若いですがアードモアの魅力がしっかり出ているボトルだと思います ¥1000

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ストラスアイラのボトラーものが、最近オーダー頂く機会が急に増え、回栓中のものが無くなりましたので、ストックボトルを開けました

『ストラスアイラ 1997 18年 56.9% ホグスヘッド / ケイデンヘッド』

輸入元コメント:

色はアンバー 香りはカスタードクリーム、バニラで、かすかにスペアミントが広がります 味はゴールデンシロップ、チェリーパイ、砂糖漬けのりんご、ほのかにグレープフルーツビター。フィニッシュにゴマ、胚芽クラッカーが現れます

ボトラーズモルトの高騰でコスパ感を強く感じるケイデンヘッド このストラスアイラもシリーズ全般に感じるウッディさとオイリーさがあり、ボディのしっかりしたスペイサイドモルトです

¥1400

ストラスアイラも最近はボトラーズものをすっかり見なくなりました 個人的に好きな蒸留所ですので以前はジャガトでも数本は常時メニューにあったんですが・・・

ちなみにオフィシャルボトルは現在12年が40度詰めでリリースされていますが、ジャガトカーナでは
あと少しだけ旧ボトルが残っていますのでこちらでお出ししています

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43度詰め、店始めたころはデザイン一緒でラベルが紙のものでした 蒸留所の風景がラベルに大きく描かれたいいボトルデザインで好きだったんですけどね 今のボトルデザイン、未だに馴染めません

在庫のみですが僕が一番飲んだストラスアイラ、フルーティで酸とドライ、リンゴやアプリコットのアロマを楽しめる好きなウイスキーです

どちらもおすすめです ぜひどうぞ

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楽しみにしていたキルホーマンが届きました

昨年、シャムロックで開催されたキルホーマンのセミナーに参加させていただき、「ファームディスティラー」としての魅力をより強く実感し、改めていい蒸留所だな、と思いました セールス&マーケティングマネージャーのピーター・ウィルズ氏(創業一家の末子でもあります)から、創業当時の話も聞かせていただき、大変楽しめるセミナーでした
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その際、ウィスク・イーさんがカスクサンプルをいくつか持ってきていて、テイスティングすることができ、どれも面白かったのですが、特に2種、いい仕上がりで気に入ったものがありました

僕は、結局そのあと何もしてないんですが、シャムロックが中心となり四国のいくつかのバーでのセレクトしたカスクがボトリングされることになりました 選ばれたのは、その時、他のバーテンダーにも好評で個人的にも気に入ったものです キルホーマンのバーボンバレルで味わえる、フルーツとスパイス、余韻の長さ、甘みを伴うピート香がたっぷり楽しめる一本でおすすめです

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以下はウィスクイーさん資料よりティスティングノートなど・・・

『四国のバーテンダーが厳選!
キルホーマン2011バーボンバレルは2017年にキルホーマン西日本ツアーの一環で高松にてセミナーが開かれたことにより、実現したボトリング

セミナー来場のバーテンダー達の意見を集約、また高松のshamrock前川氏が発起人となり、四国を引っ張るバーテンダーにも参加いただき、実現した記念すべき「四国WHISKY SESSION」初のボトリングです

たっぷりとピートを焚き込んだフェノール値50ppmのヘビーピーテッド麦芽を使用
フレッシュ(1stフィル)バーボンバレルにて7年熟成し、シングルカスク、カスクストレングスのボトリングです
色は若干オレンジがかった美しいゴールドカラーで、香りは潮を伴うヨードからバターブレッド、クローブ、シナモンなどのスパイス、焼き立てのアップルパイ、かりん、バニラトフィー、時間の経過でピートスモークが顔を出しますが、一貫して甘い麦芽糖の香りに包まれており、加水するとフルーツキャンディが現れます
味わいはソルティーなビスケット、ペッパー、ホワイトチョコ、すもも、ローストしたアーモンド、八朔、カリン、甘みと苦みのバランスが非常に良く、時間をかけて飲むと皮ごと口に含んだデラウェアの芳醇さ、渋みと甘みを感じることが出来ます』

最近ご注文いただくことも多くなり、ファンも増えてきた気がするキルホーマン 美味しいアイラモルトです ぜひお試しください!

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画像左 『ボウモア17年ホワイトサンズ』です 最近何故かジャガトで人気銘柄 なのでブログでもご紹介いたします

少し前までジャガトカーナではかなり旧ボトルになる『ボウモア17年』をお出ししていました

以前のレンジの『ボウモア ダーケスト』『ボウモア17年』は、個人的にも好きな、そして思い入れのあるボトルでしたので、終売が決まったとき、結構な本数をストックしていました  

『ボウモア17年』に関しては蒸留所で少しだけ会話をしたジム・マッキュワンに「一番好きなボウモアは17年」と聞いて更に愛着が湧きましたし、『ボウモア ダーケスト』も現在のものより色濃くシェリーのニュアンスが残り、ブラックボウモアの系譜にあると考えただけでも思いいれが強くなりましたね

・・・ですが、『ボウモア17年』のストックも終に先日尽きてしまいました でオフィシャルボウモアのこのぐらいの熟成のものを何か、と考えてこちらの『ボウモア17年ホワイトサンズ』を新しくラインナップに

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ホワイトサンズはボウモア蒸留所の近くにあるラーガンベイ(湾)の白い砂浜が由来になっているそう ボウモア近辺はうろうろ歩き回りましたが記憶がありません 僕が泊まったB&Bはボウモアから東へ4,5 分車で行ったところで、目の前は海岸でしたが砂浜だったかな?写真を探してみましたが判りませんでした
   
ただ”ホワイトサンズ”といえば僕が思い浮かべるのは、一度行ってみたいニューメキシコの国立公園 こちらは検索すれば画像もいっぱい出てきますがまさに白い砂丘 ウユニ塩湖のような幻想的な雰囲気、アメリカの国立公園はスケール大きいいですね いつか行けたらな、と思ってます  

この『ボウモア17年ホワイトサンズ』、No. 1 Vaults、いわゆる第一熟成庫での熟成だそうで、ここは波しぶきがかかるほど海岸沿いの場所にあり、満潮時には海面よりも低くなる樽もあるという、アイラの潮の影響をかなり強く受けるであろう場所です ボウモアを訪れたときも見せて頂きましたが、半地下?地下?のような場所で潮かかってるんじゃないかな?といった壁面も印象的でした 以前の『ボウモア ダーケスト』にもこの第一熟成庫の熟成であることがラベルに記されています

バーボンカスクのみで熟成されたもので、味わいは想像どうりのトロピカルでジューシー シトラスぽい華やかな香りも長く楽しめます 甘く柔らかいピーティさもあり、熟成感もちょうど心地よい感じ 

美味しくてコスパの良いボウモアだと思います ¥1200





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masterofmalt からリリースされているBoutique-y Whisky Companyシリーズのクライヌリッシュです

Boutique-y Whisky Companyのこのシリーズはラベルがコミック調で蒸留所によって様々なラベルが作られています それぞれ面白いラベルなんですが、このクライヌリッシュは特に好きなラベル クライヌリッシュはご存知のようにヨーロッパオオヤマネコがイメージ、なんですが、このボトルは家猫か野良猫か・・・、普通の猫が3匹描かれています IMG_4891
たまたま、うちでこれまで飼ってきた猫や今いる猫に似ていて、余計に愛着わくラベルです 猫ラベルのウイスキーも最近増えてきた気もしますが、やっぱりちょっとでも自分とこのコに似てるとなんか嬉しいですね

似てる感じの画像を探してみました 真ん中のキジトラぽいコは、うちで最初に買いだしたニャイーニャに、 FullSizeRender
左のちっちゃい茶色いコは、2年前まで居たチビに、 IMG_4879
右の黒っぽいサビっぽいコは去年からうちに来たタラに、似てる!と猫好き夫婦二人で盛り上がってました IMG_4877
ウイスキーの話に戻りまして、味わいはバーボン樽のクライヌリッシュの安心感有る味わい 香りはオレンジブロッサムやスパイス、樽香、味わいは桃やメロンの熟した甘さ、フィニッシュにもずっとフルーツ感を感じます 味はもちろん間違いない、クライヌリッシュ、ですが、ジャケも最高なんで、ウイスキー、クライヌリッシュ、飲んだことない方も是非ジャケ買いでお試しください

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『グレンリベット アルファ』『グレンリベット サイファ』に続く、第三弾『グレンリベット コード』 がリリースされました

これまでのシリーズ同様、真っ黒のボトルで中身は見えませんし、詳細なデータは非公表というグレンリベットです 


グレンリベット コードには、スペシャルサイトが用意されていて、ウイスキーに興味ある方にはとても楽しめる仕掛けが用意されています

グレンリベット コード イベントサイト

前回同様、こちらのサイトでテイスティング、フレーバーの種類とレベルを選んでいくというものです  ジャガトでもご自分のスマホみながらチャレンジして頂けますので是非お酒のあてに、気軽にチャレンジしてみてください 

6月18日に発売ということで、ネット上でも色々と評価や、テイスティングの情報なども出てきていますが、ぜひ前情報無しでトライしてみてください

¥1500

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遅れましたが、ようやくジャガトでも一本『アードベッグ グルーブス』入荷しました

最近のアイラモルト、アードベッグ人気でなかなかバーでも色々なしがらみで入手しずらくなっているアードベッグのリミテッドシリーズ、

前情報でパッケージを見た時はびっくりしましたね これまでで一番派手でポップなアードベッグ 

アードベッグ10年も入手しづらかった90年代後半、僕がアードベッグに持っていたイメージ、無骨でシンプルで謎なモルト・・・といったものとは完全に真逆なキャッチーなラベルにびっくりです

このラベルのフォント、なんかみたことあるなー、と思いながら60年代サイケやガレージ系のアルバム見てたんですが、あっ、と思い出したのがjames brownの『please, please, please』

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ま、ちょっと違いますが、他にもこのフォントぽいファンクのアルバムやコンピが色々あった気がします  確かに肉感的でファンキーでgroovieな感じで、ボトルのコンセプトにぴったりですね! 

以下はブランドサイトより引用です

『毎年5月〜6月にかけて行われる、世界中のアードベッグファンと祝うお祭り“アードベッグ・デ―”にかけて、発売されるその年だけの数量限定商品 今年は“ラブ&ピート(泥炭)”をテーマとして、アードベッグらしく型破りなスタイルで、ウイスキーにかける炎のような情熱をたっぷり注ぎ込み、『アードベッグ グルーヴス』を誕生させました

1960年代のアードベッグ蒸留所には郵便局やビリヤードホール、フットボールチームなどがあり、グルーヴィーなコミュニティーがありました アードベッグならではの粋な世界観を表現した『アードベッグ グルーヴス』は、木の表面までしっかり跡がつくほど焦げ付かせたワイン樽で熟成 アードベッグらしい力強さのなかに、スモークした様々なスパイスと焚き火のような薫り、アップルとスモークした洋梨のメロウなモヤのなかに消えていくような味わいが楽しめる、唯一無二のアイラ・モルトです』

ヘビーチャーの樽にワイン樽熟成、という面白いコンセプトの『アードベッグ グルーブス』、ぜひお試しください

¥1250


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開栓していた『グレンロセス スリーディケイド』が無くなりましたので、ストックボトルからオフィシャルボトル『グレンロセス ヴィンテージ1998』を開けました

2012年にリリースされた約14年熟成のグレンロセス

ゴードン・モーションがモルト・マスターとして初めてボトリングし、次のようにコメントしています

「映像は幾千もの言葉を語ると言われているが、このウィスキーは、まるでカルメン・ミランダの帽子のようにフルーツが盛りだくさんだ パイナップル、マンゴーなどのトロピカルフルーツ、甘いバナナ、ココナッツ、そして、グレンロセスの典型ともいえるヴァニラの香りに続く」

グレンロセスらしいフルーティで柔らかい甘みのウイスキーです

近年の他の蒸留所と同じように熟成年数やヴィンテージを明記したボトルを余りリリースすることのなくなったグレンロセスです ヴィンテージを記載したボトルには1978や1984など好きなものがありましたので、またリリースされればいいなと思いますね

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『バルヴェニー12年 トリプルカスク』です

ヨーロピアンオークのオロロソ・シェリー樽&ファーストフィルのバーボンバレル&リフィルのバーボンバレルといった3つのカスクの12年ものをヴァッティングしたもの

青りんご、ナッツの香りにはちみつ、バニラ、シェリーのニュアンスもわかるバランスいい仕上がりです バルヴェニーのハウススタイルから想像できるとおりの落ち着く味わいですね 

バルヴェニーは、オフィシャルのスタンダードアイテムに12年ダブルウッドがあります ジャガトでもダブルウッドを通常取り扱いしてましたが、先日までの開栓ボトルが空きましたので、こちらのボトルを開栓、しばらくはバルヴェニーの12年はこちらをおすすめしていくと思います

オロロソ・シェリー樽&ファーストフィルのバーボンバレル&リフィルのバーボンバレル、というつくりは以前開栓していた
『バルヴェニー 12年 シグネチャー』とほぼ同じですね 『バルヴェニー シグネチャー12年』は、ファースト・フィルのバーボン・バレル、リフィル・カスク、そしてシェリー・カスクというすべて12年モノの3タイプのカスクの原酒でヴァッティングを行い、さらに3〜4ヶ月間バルヴェニーのマリッジ樽で熟成させたとされていて、『バルヴェニー12年 トリプルカスク』の方の説明ではこの最後のマリッジ樽で熟成、という部分が無いように書かれていますが、どうなんでしょう?期間はわかりませんが、やはりマリッジ樽での熟成はされているような気がします


¥800

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シングルバレル15年、25年もストックしてます



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ウイスキーエクスチェンジのセレクトカスク、『バルブレア 1999 シェリーカスク ウイスキーエクスチェンジ』先日開栓しました

1999年蒸留、2016年ボトリング 16,17年熟成のバルブレアになります 

バルブレアが今のスタイルでオフィシャルボトリングをリリースするようになって14,5年でしょうか?
未だに知名度の上がらない(ジャガトでは売れない)蒸留所ですが、なんとなく気になりたまに買っています 

こちらはシェリーカスクですが、バルブレアのキャラクターに良くマッチしている気がしますね

フルーティで厚みのある、飲みごたえある仕上がりになっています

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エクスチェンジのオフィシャルテイスティングの勝手な訳です わからないところは飛ばしてます

香りはスパイス、バター、焼き林檎、ブリオッシュ、フルーツケーキ オレンジピール、レモンピール、アーモンド、ヘーゼルナッツ 

味わいはジューシーな肉感、シチュー、ナツメグ、カンゾウ、トフィー、シナモン、ドライアプリコット、オレンジ、濃いフルーツケーキ

フィニッシュはカンゾウ、ダークチョコレートとリッチなチョコレートブラウニー アニスとレーズンが残ります

苦み、渋みのニュアンスを感じない程よくシェリーのニュアンスを含んで熟成されたバルブレア 行き過ぎてない樽感がいい感じですね

厚みのある甘さ、チョコの感じが寒いこの時期におすすめしたい仕上がりになっています 

¥2000 ハーフショットもできます

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2017年10月4日にリリースされていた『アードベッグ アン・オー』ですが、日本への出荷量がかなり少なかったらしく、なかなか入手できませんでした




久々のアードベッグの新しいレギュラーラインナップということで気になっていた方も多いと思います

情報だけ入ったものの行きつけのバーや酒屋さんで手に入らない、飲めない方も多かったんじゃないでしょうか?

先日ようやく入荷しましたので、ご紹介

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とりあえず、輸入元資料より・・・

世界で最もピーティー(泥炭の香り)でスモーキーな風味の中に、繊細な甘さと複雑さを感じられる個性的な味わいから人々を魅了する究極のアイラモルト、アードベッグ 今回、約10年ぶりにアードベッグの定番商品に加わる『アン・オー』は、アードベッグが蒸留所を構えるアイラ島のマル・オブ・オー(オー岬)にちなんで名づけられた、まろやかさとスモーキーさが見事に溶け合うシングルモルトです

アイラ島の最南端に位置するマル・オブ・オーの崖は、アイラ島の盾となり長年の雨風を受け続けた結果、その姿は丸みを帯びています 大西洋の荒波と静かな入江が出会う、動と静、荒々しさと穏やかさが同居するその地形のように、『アン・オー』は、アードベッグ特有のスモーキーな香りと、繊細な甘さがなめらかでクリーミーな質感のテクスチャーの中に溶け込んでいます 甘さをもたらすペドロヒメネス・シェリー樽、スパイシーさをもたらすチャーをほどこした新樽、アードベッグらしさをもたらすファーストフィルのバーボン樽の3種類の樽で熟成した原酒を、アードベッグ蒸留・製造責任者ビル・ラムズデン博士が“魔法をかけた”と語る、特別に作られたギャザリングルームでヴァッティングし、長い時間をかけて、個々の和を上回るほどの複雑さと繊細な甘みとスモーキーさを併せ持つシングルモルトへと変貌をとげるのです




ペドロヒメネス、新樽、ファーストフィルのバーボン樽の3種類の樽で熟成した原酒をマリッジしたアードベッグ、と説明させていただくと思います 異なる3種の樽で熟成された原酒を合わせて厚み。重厚感、ハーモニーを作り出すという手法、最近は色々な蒸留所で似た感じのものがリリースされています


輸入元資料のテイスティングノートより・・・

【Tasting Notes】
■香り:まろやかでスモーキー リンゴの木を燃やしたような香りと、トフィーやアニスシード、糖蜜やデーツのクリーミーなノート 桃やバナナのみずみずしい果実香 加水すると、ライム、松ヤニ、ウイキョウ、石鹸、タールといった、アードベッグ独特のアロマが立ち込めます 香りのよいロウソクのような優しいワクシーさとクリーミーさ、スモークしたハーブ、潮っぽい海と海藻の香りが最後に現れます
■味わい:なめらかでクリーミーな質感 シロップのような甘さ、ミルクチョコレート、糖蜜のトフィー、アニスシード、オレンジ、スモーキーな紅茶の葉、ナツメグやシナモンなどの甘いスパイス、葉巻の煙、グリルしたアーティチョークの風味が感じられます ウッディ―さと優しいナッティーさが終始続く、甘いフローラルなトーン、ミントトフィー、ビスケットのような優しいノート 
■フィニッシュ:魅惑的で濃厚な余韻には、アニスシード、ヒッコリー、かすかにスモークが感じられます 



アードベッグらしい柔らかいスモーキーさと甘いスパイス感 ペドヒメネス由来の蜜の甘さとチョコレートが潮、海藻の海の香りと共に楽しめます 程よく厚みがあって、フルーティ 確かに最近アードベッグのレギュラーレンジに丁度なかった味わいです 

個人的には少し厚みのある甘みを感じるアードベッグは好きなので、この『アードベッグ アン・オー』がレギュラーレンジとなるのは嬉しいですね 

普通に小売価格でいつでも購入できるようになれば、かなりお勧めしたいアイテムです

気になっていた方、ぜひお試しください

¥1100








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