BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

カテゴリ: ワイン シャンパーニュ

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エミリオ・ルスタウのパロ・コルタード、ペニンシュラのご紹介です

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ルスタウのボデガはヘレスの街中心部から少し歩いたところにあるボデガ、立派な建物でボデガの中もチラッと見えましたが予約のみの案内ということで外から覗き見といった感じでした 
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同じように覗いてた人が数人・・・まあ、予定はちゃんと立てないと駄目ですね
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パロ・コルタードはいくつもあるシェリーのタイプの中でも一番判り難くて、説明しにくいタイプ 

一般的にはフィノとして生れ、アモンティリャードのように成長し、オロロソのように熟成されたもの、といった雰囲気で説明されることが多く、狙ってつくられるものではなく、偶然の産物であるともよく言われます 醸造学的にはオロロソになる可能性のあったフィノ、だそうですがこのあたり、僕もきっちりとは理解できてません

味わい的にはオロロソの特徴が良く現れたものが多い気がします オイリーで強い香りとナッツ、ローストしたコーヒーのアロマのあるドライな味わい、といった感じでしょうか

こちらの『エミリオ・ルスタウ・パロ・コルタード・ペニンシュラ 』もそういった特徴が良く現れています 重厚な口当たりでモルトウイスキーやブランデーの愛好家にも気に入っていただける味わいだと思います

パロ・コルタード、実際中々見かけないタイプのシェリーです 一度経験していただくのもいいかと思いますし、シェリー酒の面白さの一面が味わえるいいお酒だと思います ¥800

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シャンパーニュのお問い合わせが増える時期ですので、シャンパーニュリストのご紹介です

ほとんどがRMシャンパーニュ(小規模自家栽培・醸造メーカーで販売も行う生産者)のものになります 故、それぞれ1,2本の入荷になりますので欠品の場合もあります 

常時、これ以外にも5、6種ストックありますので、お尋ねください

  シャルル・ベルシ キュベ・ド・レゼルヴ ブリュット      6800

モエ・エ・シャンドン ブリュット              8800

ピエール ルブッフ ブリュット (Ay)            11000

  ギ・チボー ブリュット グランクリュ            12000

  ベルナール・レミー グランクリュ・ブリュット ブラン・ド・ブラン  9800

  ブルジョワ・ブロネ プルミエクリュ            12000

  ガストン・シケ・シャンパーニュ・“アンソラン”・ブリュット    9800

  ラミアブル クラブスペシャル 2006          24000

  ドン・ペリニョン 2000               36000
  

シャンパーニュは少数ずつ、都度入荷していますので、欠品の場合は同クラスのもの、近い味わいのものを

おすすめさせて頂いております

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熟成の旨味を味わえるシェリー、『マツサレム オロロソ30年』です

フィノの代名詞ともいえるティオペペを生産するゴンザレスビアスによってつくられています

アンダルシア、ヘレスにあるゴンザレスビアスには1度行った事があって過去記事『追記 ティオペペのボデガ』やカテゴリ『スペインetcからアップしてます』などで、そのときの事など書いてますので良ければご覧ください

実はこの『マツサレム オロロソ30年』、その訪問の際、ボデガのショップで購入したことがあるのですが、スペインからトルコへ向かう際の搭乗のトラブルで破棄になった悲しい思い出があります マツサレム以外にも10本ほど買ったシェリー全て破棄になりました で、日本で買いなおしてストックしていたもののなかなか開けるタイミング無かったのですが、最近熟成感のあるオロロソをご希望のお客様がいらっしゃったこともあり、開栓しました 

オロロソシェリーといえばやはりジャガトのお客様にはモルトウイスキーの熟成に重要な影響を及ぼすお酒として認識されていると思います 

ですがウイスキー愛好家の方、意外とシェリーそのものを飲んだことが無い、しっかり味わったことが無い、という方も結構多いです 興味はあるけど・・・といった方が多いのですがそういった方にもこの『マツサレム オロロソ30年』はおすすめ 大手ゴンザレスビアスによるバランスの良さとコスパ、オロロソの美味しさの要素がしっかり全部わかる仕上がりになっています レーズン、キャラメル、の凝縮した甘み、旨味がしっかり味わえます

この手の甘口シェリーは、現代的な感覚で言うと甘みが強すぎる感じもあり、そういったこともあって年々生産量、消費量も減っているのだと思いますが、デザート的に食後や一日の締めくくりとして飲んで頂く方が増えるといいな、と思っています

『マツサレム オロロソ30年』、お試し下さい 


¥1000





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ストックボトルのうちクリスマスにおすすめのシャンパーニュを・・・

『ギー・ミッシェル・エ・フィス・シャンパーニュ・ブリュット・“パリ・フォリ”・ミレジム1990  』


R.Mシャンパーニュの古酒の造り手としては、ジャック・ボーフォールと並び称される巨匠ギィ・ミシェル1990年はみなさんご存知のシャンパーニュの超当たり年 

セパージュはピノ・ムニエ50%シャルドネを40%、ピノ・ノワール10%


こちらはギー・ミッシェルの思い入れのプリント・ボトル『パリ・フォリ』です

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『パリ・フォリ』が何を意味するかは分かりませんが、古代風の衣装の二人がワイングラスを持つ印象的なラベル 古代の人なのか、もしくはそれを演じる舞台俳優なのか?と想像してみました 

1990年のシャンパーニュ、いくつか飲む機会がありましたがもうこの先手に入れるのが難しくなってくるんじゃないでしょうか?

熟成感をしっかり味わえる仕上がりになっていると思います

1本のみのストックです ¥20000 

またこのほかにもシャンパーニュは¥6800〜ご用意しています レコルタンのものなどお選び頂く銘柄の多い価格帯のものは¥10000〜¥12000ぐらいのものになっています







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友人2人と男3人旅で勝沼のワイナリー巡りをしてきました

時期的にはもちろん葡萄はほぼ収穫済み、ワイナリーの方も仕込みなどに忙しそうな時期ではありましたが、楽しい旅になりました

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忙しいなか、ワイナリー案内をして頂いたルミエールからご紹介 

勝沼のワイナリーエリアにあるのですが、飛び地のような境界線があるらしく笛吹市一宮町にあります  

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1885年操業という古い歴史のワイナリーです 元々は甲州園という名前だったらしく、コンテナにもその名が多数残っていました

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甲州種です 淡い色のぶどう 平安末期、または奈良時代からあったとする記録もあるそうですが、真偽はわからないそう 江戸時代には桃、梨、柿などとともにこの地域の名物となっていたのが紀行文などに残っているそうです

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収穫後ですが、ぶどう棚 こちらはフランスなどの栽培方法、垣根栽培ではなく日本で一般的に見られる棚栽培 勝沼ぐるぐる歩きましたが、ほぼこの棚栽培でした 香川で見るブドウ畑もこの栽培方法ですよね 土壌や季候の違いによるらしいです ただルミエールさんでは、カベルネ、メルロー、テンプラニージョなどは垣根栽培の畑がありました

メルロー
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カベルネソーヴィニヨン
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地面にもかなり雑草が生い茂ってますし、虫、クモなども畑にはいっぱいですが、これもルミエールさんのこだわりで畑は耕さず雑草の種類を多くするビオディナミの手法でつくられているからだそう 

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また国の有形登録文化財に指定されている日本初(1901年築造)のヨーロッパ式石蔵ワイン発酵槽もみることができました 使用されてない時期もあったそうですが、この石蔵発酵槽の2槽を整備しなおし、1998年より石蔵ワイン醸造を復活させたそう 花崗岩による天然の冷却効果が良い効果をワインにもたらすそう

発酵槽
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文化財なので説明もしっかりと書かれています
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地下熟成庫
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ラベルを貼る前のボトル
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2代目当主の作ったワインだそう ラベルもいい味でてますね
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信玄印の葡萄酒、気になります
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葡萄のなる時期に是非来て見たいワイナリーでした

いくつか購入しましたが、特に楽しみなのがこちらの『トラディショナルスパークリング光』

『甲州種を、ビン内発酵と長期熟成によって仕上げたトラディショナル・スタイルのスパークリングワインです
リンゴの蜜やグレープフルーツなどの香りに上品な緑茶や紅茶の香りが調和し、まろやかで厚みのある味わいが広がる風格のあるワインです』

とのこと お値段も結構するので、試飲は出来ませんでしたがルミエールの他のスパークリングがすごく美味しかったのでこちらには期待しています

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このほか、試飲のみでしたが『ダイヤモンド酒造』 10種ほどのワインを造り手のお母様が丁寧に説明してくれました ここも最近特に人気の高まっているワイナリーだそうで、こだわったベリーAのワイン『シャンテY・AますかっとベリーA』のシリーズは特に美味しかったです また『シャンテY・Aアマリージョ』という甲州のシュールリーも印象に残る美味しいワインでした

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また『くらむぼんワイン』でも試飲をたくさん頂きました

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『べるかんと』、という赤をお昼に行った勝沼のビストロで頂いたのですがそれが美味しくて予定外でしたが立ち寄りました 沢山の種類をつくっているようで甘口タイプのものもデザートワインとして美味しい出来でしたが
個人的には『べるかんと』が一番のお気に入りになりました

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道中見つけたご当地マンホール、ぶどうのデザインです
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勝沼醸造 こちらも試飲がメインとなりました
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広い自社畑が広がります 8月ぐらいに来れたら最高でしょうね
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また今回は宿泊が山中湖で、早朝の富士山は最高でした 念願の山中湖一周ジョグも出来て大満足 年末に向けていいリフレッシュになりました

ジョグ中に見えた『逆さ富士』 最高にきれいで感動しました
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普段あまり扱うことの無い国産ワイン、勝沼ワインですが、いい勉強になり、美味しいワインにもたくさん出会えたのでスポット的にはなると思いますがジャガトでも楽しんで頂けたら、と思います 










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少し前ご紹介の『エミリオ・ルスタウ・パロ・コルタード・ペニンシュラ 』と同時期に仕入れていたエミリオルスタウのシェリー2種

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こちらは 『エミリオ・ルスタウ・モスカテル・エミリン』

モスカテルはマスカット系のぶどうで、スペインでは甘口スパークリングワインなどによく使われていたりします

現在モスカテルで造られるシェリーはかなり数少なく、僕もこの銘柄しか呑んだことがありません が、コロンブス以前のシェリーはほぼこのモスカテルに近いものだったという記述もあり、歴史あるスタイルのシェリーといえるのかもしれません

こちらはルスタウのボデガのソレラシステムで10年間熟成されたモスカテル

品のいい甘みが口に広がります 芳醇でマスカットの半熟のドライフルーツを口に入れた感じ こってりしすぎない甘さはラタフィアなどのデザートワインがお好きな方にもおすすめです



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こちらは『エミリオ・ルスタウ・フィノ・ハラーナ』

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シェリーの中でも人気のタイプのフィノですが、こちらのハラーナはルスタウの定番ラインナップの一つで、きれのある飲み口とコク、アフターに心地いい苦味の余韻を感じるこの時期ぴったりのフィノです 

セビージャのバルではマンサニージャに押されてる感のあったヘレスのフィノですが、こういったフロール香しっかり、少しコクを感じるタイプはヘレスのほうが多い気がします

タイプは違いますがどちらもルスタウの定番ラインナップで、長く愛飲されている銘柄です ぜひお試しください

¥800

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キンタ・デ・ラ・ローザ トゥニー・ポート 20年

素晴らしい味わいの熟成ポートが入荷しました!

以前試飲会で輸入元rare alcoolさんにお勧めして頂いたこちらのポート、香り、フレーバー、共に素晴らしく仕入れることに 熟成感が心地良い仕上がりです


キンタ・デ・ラ・ローザ25周年を記念して造られた特別なポートワインで、伝統的な石のラガール(発酵槽)にてブドウを足で踏みつぶして造られた、めずらしいポートということ 昔ながらの製法で、丁寧につくられたものです

味わいは輸入元コメントより

「ミディアムボディ 色は薄い赤茶けた熟成色 調和した紅茶、プラム、チェリーの香りと味わい 上品で長い余韻とフレーバー。冷やしてアペリティフ、もちろん食後酒にも」

大手メーカーのポートと違い、栽培からボトリングまですべてドウロで行なっているそう  使用されている葡萄品種はトゥーリガ・ナシオナル、トゥーリガ・フランカ、ティンタ・ロリス 発酵には野生酵母が使われています 550Lとかなり大きめの樽で熟成 

個人的にもポートはあまり飲む機会も無く、知識不足の分野ですがこういった美味しいポートに出会うと興味も湧いてきますね

モルトウイスキーの熟成にも大事な構成要素であるポートワイン 馴染み無い方も是非こちらの高品質ポートお試しください

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シャンパーニュをご希望になる方も多いクリスマス、年末、年始のこの時期ですのでリスト兼ねて現在、店舗のセラーにあるシャンパーニュをご紹介


ジャガトではシャンパーニュは同じ銘柄を何本もストックしておくのではなく、その時々でストック銘柄が変わります 変動が早いのでリストつくるより口頭でのご説明が主となっていますのでブログ等でのご紹介できる機会のないものがほとんどです 

今回ご紹介のものも1,2本ずつのストックですのでご希望に添えられない場合もございます ご了承ください

では、こちらから

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左より

ジャン・ノエル・アトン エクストラブリュット NM〈ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%〉

オリヴィエ・エ・ベルトラン・ブーヴレ・シャンパーニュ ラ・ペルル RM〈ピノノワール80%、シャルドネ20%〉

シモン・ドゥーヴォー・シャンパーニュ・ブリュット RM〈ピノ・ノワール80%、シャルドネ10%、ピノ・ブラン10%〉


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ブランドブラン2種

ロベール・シャルルマーニュ グラン・クリュ レゼルヴ ブラン・ド・ブラン RM〈ル・メニル・シュル・オジェ〉

ヴーヴ・フルニ ブラン・ド・ブラン・ブリュット RM

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ボゼール レゼルヴ RM 〈ブラン・ド・ノワール ピノノワール100%〉

ポール・ベルトロー キュヴェ レゼルヴ 〈ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール40%、シャルドネ20%〉

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J.デュマンジャン 17 ブリュット 〈ピノ・ノワール33%、シャルドネ33%、ピノ・ムニエ34%〉

シャトー・ド・ローシェ 〈ピノ・ムニエ85%、ピノ・ノワール15% ブラン・ド・ノワール〉

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ヴィンテージ シャンパーニュ2種

ラミアブル グラン・クリュ ブリュット キュヴェ・スペシャルクラブ 2006年 RM 

ドン・ペリニヨン ヴィンテージ 2000年

店舗セラーに入っているもののご紹介です 無くなると別セラーから別銘柄の補充という形になりますが、今のところのリストということでよろしくお願いします

ドン・ペリニヨン ヴィンテージ 2000年、シャトー・ド・ローシェ以外は¥10000〜¥14000程度になります

シャトー・ド・ローシェは¥5000のヴァリュープライスです

※ちなみにトップ画像の『クリュッグ クロデメニル1996』は昨年御相伴した空瓶です ので現在ストックはございません









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ルスタウのクリームシェリー 『エミリオ・ルスタウ・イースト・インディア・ソレラ・シェリー』の御紹介です 

熟成した辛口のオロロソと甘口のペドロ・ヒメネスのワインをブレンドし、アメリカン・オーク樽で1年間熟成してから瓶詰めしたもので、滑らかな口当たりと複雑な味わいが特徴です 『イースト・インディア・という名前は、東インド株式会社が16世紀の大航海時代、東インドの長い航海で東洋まで運んだシェリーが売れずに持ち帰った際、熱帯での長い航海で熟成が進み、美味しくなったことから珍重されるようになり、その味わいを再現するために熟成庫の温度を上げ樽を揺らし、大航海時代の熟成を再現したものだそう

干し葡萄、オレンジピールの砂糖漬け、ナッツを感じられるデザートシェリーです 食後や寝る前の一杯としておすすめですよ

エミリオ・ルスタウ社はへレスの市街地からほど近い場所にあるボデガ へレスに立ち寄った際、訪れることは出来たのですが蔵の中は完全予約制での案内との事で、外からうろうろ見るだけでした

その時あげたブログ『ルスタウ』カテゴリ:スペインetcからアップしてます

個人的にも好きなボデガで興味深いシェリーをたくさんリリースしています 特にアルマセニスタシリーズはシェリーを知りはじめた頃の僕にとってほんとにいい教科書でした なので、これまでもジャガトでは多くのルスタウのシェリーを扱ってきました

そのエミリオ・ルスタウの中でも人気のあるこちら『エミリオ・ルスタウ・イースト・インディア・ソレラ・シェリー』是非お試しください 


 


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一昨年訪れたスペイン、アンダルシアの街『へレス・デ・ラ・フロンテラ』のボデガ、ゴンザレスビアスの長め熟成のカスクセレクション的なフィノがリミテッドでリリースされました
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昨年末のオファーで予約して以来、ゴンザレスビアスのボデガの中で飲んだシェリーの美味しさの記憶で、個人的にも届くのが楽しみな一本でした 

この『ドス・パルマス』ですが、インポーター資料によると

「ゴンザレス・ビアス社の膨大な樽を管理する際に付けられる印の一つに『パルマ』と呼ばれる印があります これは並外れて洗練された品質を持ち、繊細な香りを放つ熟成した特別なフィノの樽につけられたものです このパルマ印のシェリーの中から特徴的な上品で繊細な味わいのものを選び抜き、発売されたのがこの“パルマス・セレクション”です」

とのこと
 
『パルマ』と呼ばれる印、見せてもらった貯蔵庫での記憶では無いのですが、知らずに見落としていただけかも  チョークかペンで樽に文字を書き込みした樽はいくつも見た記憶があります・・・
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これは熟成中の樽のラインの一つ、ですがフィノでは無かったと思います 

今回熟成度別で『ウナ・パルマス』から『クアトロ・パルマス』まで4種リリースされましたが、今回ジャガトに入荷したのはこちら『ドス・パルマス』、8年熟成のフィノになります

この『ドス・パルマス』は、熟成したフィノのバット2樽を厳選した8年熟成のドライシェリーで、明るいゴールドに緑の輝き、力強い香りの熟成フィノ 長期間の熟成を経ているため、通常のフロール下で熟成されたフィノより酸の香りがしっかりと感じられる フレーバー豊かで、かすかにオイリー、とのことで、楽しみです

これ以上の長熟も非常に面白そうなんですが値段的にもなかなかでしたので、今回は仕入れませんでした でも飲んでみたいですね!


『ティオペペ』で知られる恐らく日本一有名なシェリーのボデガ、「ゴンザレス・ビアス社」 『へレス・デ・ラ・フロンテラ』の国鉄駅から歩いて15分ほどの丘にあります
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いかにもアンダルシア、といったオレンジの木々とタイル装飾、イスラム文化の名残も残る美しい街の中にあるこのボデガでつくられる多種のシェリーのうち、最も飲まれる機会の多いのが『ティオペペ』と呼ばれるすっきりタイプのフィノではないでしょうか?

[ ※カテゴリー『スペインetcからupしてます』に、シェリーの生産地へレス・デ・ラ・フロンテラを訪ねた時の事、「ゴンザレスビアス」のボデガの事など記事にしています ほとんどスペインのホテルやバルの微弱なwi-fiを使ってアップした記事なので、詳しく記せたではないのですが、シェリーや今回の記事に興味のある方、是非お読みください]
 

500mlという、小さめサイズです 僕らの試飲分含めると長くはストック無いかもしれませんので、興味のある方は是非早めにお試しくださいね  


 

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『ル・メニル・ ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ』

最も良質なシャルドネが育つと言われる、シャンパーニュ地方屈指の特級畑メニル・シュール・オジェ村のグラン・クリュ100%から造られるブラン・ド・ブランです

ブルーノ・パイヤールやポール・ロジェ、またその他大手メゾンにも葡萄を供給、噂ではサロンにも使われているらしい・・・とのことです

造り手は、メニル・シュール・オジェ村のグラン・クリュ畑を所有している優良ブドウ栽培家たちが集まった協同組合からなる組織で、コート・デ・ブランに広がる600の生産者が集まっている大きな組合だそう


淡いゴールドの色合い、レモン、グレープフルーツなど柑橘系のアロマと蜂蜜やリンゴの蜜のような優しい甘さ、ミネラルもたっぷりと感じられるいいブランドブランのお手本のような1本です

¥7350 


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『アレクサンドル・ボネ・ブリュット・グラン・レゼルヴ』

シャンパーニュの最南端、レ・リセに拠を構えるシャンパン・ハウスで、代々家族経営の小さなつくり手で、地元では高品質なシャンパンの造り手として知られているそう 現在は大手シャンパーニュメーカー、ランソン・BCCグループの一員です

収穫は100%手摘みでおこなわれ、ピノ・ノワール60% シャルドネ25% ピノ・ムニエ15% でつくられます

青リンゴのような繊細な果実味と酸、きめ細かい泡立ちのしっかりとしたアタックを持つシャンパーニュ、ピノノワール由来の力強さも十分に感じることができるバランスのいい1本です

¥6850





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ロジェ プイヨン シャンパーニュ ブリュット“キュヴェ ド レゼルヴ

Roger Pouillon & Fils Champagne “Cuvee de Reserve” Brut R.M. Domaine Roger Pouillon A Mareuil-Sur-Ay

ピノ・ノワール70%、シャルドネ15%、ピノ・ムニエ15%でつくられる、注目のシャンパーニュです

ワインスペクテーター誌ではロジェ・プイヨンのスタンダード・キュヴェのこの“キュヴェ・レゼルヴ”がボランジェの最高峰“グラン・ダネ”を超える92点を獲得し、しかもジャック・セロスのシャンパーニュと同点という高評でした 

マルイユ・シュール・アイ、ミュティニー、エペルネー、フェスティニー産のブドウで、2006年物と2007年物のアッサンブラージュ 90%は温度管理機能付のホウロウのタンクで、10%は大樽で発酵 リザーヴ・ワインの比率は30%。瓶内熟成期間は33ヶ月 ドザージュは10グラムです

¥9500

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ポール・ベルテロー・シャンパーニュ・グラン・クリュ・キュヴェ・ブラゾン ・ドール”ブリュット

Paul Berthelot Champagne Grand Cru “Cuvee Blason d'Or” Brut AOC Grand Cru Champagne

エペルネ北部で5世代続く歴史ある家族経営のシャンパーニュ・メゾンのグランクリュ 「Ay村に輝く金の紋章(ブラゾン・ドール)」と名付けられた特別なシャンパーニュです アイ村のピノ・ノワール50%とシャルドネ50%で造られるこのグラン・クリュ・シャンパーニュは、輝きのある黄金色!フランジパニエ(プルメリア)、アカシアの香り、まろやかで豊かで新鮮な口当たり、フルーツコンポート、アップルタルト、かすかに菩提樹やハーブティとバニラのニュアンス

¥11000

真夏日の続くこんな時期に飲みたいお酒、結構あって例えばビールなら苦みの強いIPA、カクテルならモヒートやジントニック、でワイン系だと僕の場合なんといってもフィノ系のシェリーやマンサニージャなど・・・

実際この2,3日、毎日ラ・ヒターナ、ラギータやティオペペ飲みながら、今回ご紹介の『ラ・ヒターナ “エン・ラマ”』が届くのを待っていました

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この 『マンサニージャ ラ・ヒターナ エン・ラマ』は、無濾過でボトリングされる珍しいタイプのマンサニージャです
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通常市販されているシェリーはフィルターを使い濾過され瓶詰めされますが、この『マンサニージャ ラ・ヒターナ エン・ラマ』 は無濾過です ボデガでしか味わえない無濾過のシェリーということで楽しみな1本です

“エン・ラマ”とは「生」という意味で本来ならボデガでしか味わえないものだそう 通常のシェリーより酵母の香りを強く感じることができます 性質的に良く似ている日本酒にも無濾過のものが多く見られます 同じく酵母の香りを明確に感じる酒蔵にいるかのような香りを感じることができるんじゃないでしょうか

ただし、この『マンサニージャ ラ・ヒターナ エン・ラマ』 、無濾過ということもあり、出荷後早めに飲んだほうがいいようですし、開栓してもあまり時間を置かない方がいいようです

なので、今週金曜に開けて土曜日には開けてしまおうと思ってますので、興味のある方金、土にお越しください

1本のみなので是非という方には一杯分ずつの予約も受け付けてます メールか電話か来店時にどうぞ


 
イダルゴ社は1792年に、ホセ・パンタレオン・イダルゴ氏によってアンダルシアに設立されたスペインNo.1のシェリーメーカー 
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こちらが普段バルなんかで目にすることも多いフラッグシップのマンサニージャ 『ラ・ヒターナ』

実際昨年アンダルシアを旅した際、セビージャのサンタクルスなどでは結構頻繁にこの『ラ・ヒターナ』のラベルのデザインがバルの壁面を彩っているのを目にしました 画像はサンタクルスの迷路のような路地の中のバルの壁の『ラ・ヒターナ』
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ヒターナというのはジプシーの女性の事 スペインのジプシーの文化といえばフラメンコ スペイン、特にアンダルシアといえばフラメンコとすぐに連想するぐらい地域と密接に関わる文化です ジプシーの音楽、詳しくないのですが大好きで、一時良く作られたジプシー音楽が全編に流れる映画なども未だに見返すものも多くあります
クストリッツァの『黒猫・白猫』なんて最高ですね!チャボロ・シュミットの『らしい』演技の『僕のスイング』もチャボロの演奏シーン含めていい映画だと思います  

ヨーロッパ中にジプシー音楽と呼ばれるものはありますが、どれにも共通する物悲しいメロディと情熱的なリズムというものに惹かれます ジャンゴ、チャボロ・シュミット、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスなどはジャガトでもよくかけてますね 

セビリアでもフラメンコ酒場に行ったことがありますが、やはり他の国のジプシーの音楽とも共通するメランコリックで情熱的な音楽、踊りにはすごく惹かれました 
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正にラベルの『ラ・ヒターナ』といった風情のバイラオーラが素敵でした



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ニコ・ピロスマニ、といえばグルジアの画家・・・ですが、まああまり知られてないかと思います 

素朴でプリミティブな画風で好きな画家の一人です 

放浪しながらその日暮らしで絵を描き暮らしていたピロスマニ、グルジアの画壇に持ち上げられ、一転酷評され、死亡時期もはっきりしないのですが、逸話が色々残っていますね

有名なものに「フランス人女優マルガリータを深く愛したピロスマニは、その愛を示すために彼女の泊まるホテルの前の広場をバラで埋め尽くした」というのがあります(虚実は諸説ありますが)  この伝説はアンドレイ・ヴォズネセンスキーの詩によって有名になり、歌となってヒットしました 日本語バージョンのの加藤登紀子の歌う「百万本のバラ」は皆さん聞いたことがあると思います
 

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動物を描いたものや人物の全身を描いたものが多いです 黒いキャンバスの上に描かれた独特の質感も特徴の一つです

つい最近出版された

『放浪の画家 ニコ・ ピロスマニ 永遠への憧憬、そして帰還』、

今読んでるとこですがピロスマニの生い立ちや生活ぶり、そしてグルジアという国の事などが解りやすく書かれていて興味深い内容です  

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このワインはもちろんグルジアワインで、陶製の素朴な瓶にピロスマニの全身像が浮かび上がるデザインがピロスマニのイメージと違和感なくマッチしていい感じです 

一番上の作品画像がモデルじゃないかと思います

サペラヴィ種という代表的なグルジア土着のブドウの品種をつかってつくられ、少し甘めで果実味を感じるワインです

辺境ワイン、ですがグルジアはワインの発祥の地とも言われている地域ですし、歴史、エピソードやボトルデザインも含めて想像力を掻き立てられる楽しめるワインだと思います 

今回これをご紹介したのは理由があって、実はずっとピロスマニをテーマにして撮られた映画『ピロスマニ』を見たくてdvdを探しているのですが見つかりません

1969年に旧ソ連で撮られたもので、たまに日本の映画祭や単館でも上映するみたいなんですが見たことがなく、ビデオもdvdも廃番のようで、amazonとかでもめちゃめちゃ高いです
 
ピロスマニの絵画をモチーフにした風景やシーンが織り込まれているそうで、是非見てみたいのですが・・・

どなたか、レンタルでも販売でもいい情報あったら教えて欲しい、と思ってワイン紹介もしてみました もし、御存じの方いらっしゃったら、よろしくお願いします 

¥3500 

クリスマスシーズン、また年の終わりということでシャンパーニュの季節、といった感じですね

現在ストック中のお勧めシャンパーニュ、いくつかご紹介します

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JOEL MICHEL CLASSIQUE BRUT

ジョエルミッシェルは、 ヴァレ・ド・ラ・マルヌのブラール村に所在するRMです 1847年からこの村に続くぶどう栽培農家の家系で、1967年にジョエル・ミッシェル氏が継承し、本格的な自社瓶詰めを開始しました

化学肥料、殺虫剤、防腐剤は一切使用していません

顧客のほとんどは個人のワイン愛好家で、フランスを中心にベルギー、ドイツ、北欧等のヨーロッパ各国に5000人を越えるリピーター顧客がいます

使用品種はピノ・ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%
2007年産が80%、ヴァン・ド・レゼルヴ(2004、2005、2006)が20%でドサージュは7g/Lです

こちらもエレガントなエチケットで見るからに美味しそうなこだわりのシャンパーニュであることが伺えますね

¥11800

*ワイン、シャンパーニュはメール、お電話での御予約承っております



クリスマスシーズン、また年の終わりということでシャンパーニュの季節、といった感じですね

現在ストック中のお勧めシャンパーニュ、いくつかご紹介します
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p.guerre&fils  Cuvee Arum

P.ゲール&フィス  キュヴェ・アリュム

エペルネ市から西に10km、「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」の主要村ヴァントゥイユに所在するRMです

新しい試みとして、同じ畑、同じ品種構成、同じ割合のヴァン・ド・レゼルヴで、ただし毎年異なる花のエッチングボトルに3年連続で仕込んだ計3作品を、2010年に同時発売しました
 
アヴィーズ、ヴェルチュス等「コート・デ・ブラン」、エペルネ、ヴァントゥイユ等「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」、ヴィルノークス・ラ・グランド等「コート・ド・セザンヌ」の合計10村の畑より ピノノワール75%、シャルドネ25%。2005年産が65%、2004年産と2003年産が35%のブレンド ドザージュは9〜10g/l。ボトルにエッチングされた花は、「アルム」です

花のエッチングボトルはシャンパーニュでいくつか思いつきますが、このアリュムも非常に美しい、クリスマスのテーブルを飾るのにぴったりの素敵な ボトルです

¥12500

*シャンパーニュ、ワインはメール、電話などにて御予約承っております

クリスマスシーズン、また年の終わりということでシャンパーニュの季節、といった感じですね

現在ストック中のお勧めシャンパーニュ、いくつかご紹介します

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ヴィルマール&シー プルミエ クリュ グラン レゼルヴ

ランス市のすぐ南東に位置する一級格付けのリリーラ・モンターニュ村でこだわりのシャンパーニュをつくるヴィルマール

除草剤、化学薬品を一切使用しないビオロジックによる栽培と徹底した収量制限に拘り、またシャンパーニュ全土においてもクリュッグやジャック・セロスといった名立たる生産者のみが時に取り入れる手法、木樽発酵、樽熟成も特徴的です 

その卓越した樽使いから「レコルタンのクリュッグ」と絶賛されています


ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。フードルで10ヶ月熟成し、24ヶ月瓶熟させて出荷

洋ナシや白桃のニュアンス シャルドネの美しい酸がこのシャンパーニュをエレガントなスタイルに仕上げています

¥10500

*ワイン、シャンパーニュはメール、お電話での御予約承っております

クリスマスシーズン、また年の終わりということでシャンパーニュの季節、といった感じですね

現在ストック中のお勧めシャンパーニュ、いくつかご紹介します

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Oger Grand Cru Cuvee des Amoureux Blanc ee Blancs Brut Dm.Henry de Vougency

アンリ・ド・ヴォージャンシー・グラン・クリュ・キュヴェ・デ・ザルムルー・ブラン・ド・ブラン・ブリュット

まさにクリスマスにぴったり、またこれまでお二人の大事な記念日などに幾度かサーブさせていただいている、人気のシャンパーニュです

オジェのシャルドネ100%で醸される「愛し合うふたりのためのシャンパーニュ 「キュヴェ・デ・ザムルー」は、「愛し合うカップルのためのキュヴェ」という意味です(フランスで鳩は結婚のシンボル) 2羽の白鳩がキスをしているシックで落ち着いた雰囲気のハート型のエチケットも素敵です

2001年産が80%、1996年産が20%のブレンドで約36ヶ月の瓶熟成、ドザージュは12g/lになります

このRMには1820年〜1920年当時の結婚をテーマとした博物館が併設され、記念宝石、家具、調度品、衣装、風習や儀式にまつわる資料が多数展示されているそう 食堂は、近くの教会で結婚式を挙げたカップルが2次会に使用 その後、当主パスカル・アンリのお父さん自慢の薔薇のコレクションをはじめとする色とりどりの花々に囲まれた素敵な庭で記念撮影 引き出物やお土産にはもちろんここのシャンパンを・・・といった感じでRM自体が結婚をテーマにシャンパーニュを作っています

大切な日、大切な方と過ごす時間にぴったりのシャンパーニュです

¥12500



*シャンパーニュ、ワインはメール、電話などにて御予約承っております







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HENRI GIRAUD

こだわりのシャンパーニュ生産者、アンリジローのラタフィアです 最近まで作ってることも知りませんでしたが、アンリジローのフュ・ド・シェーヌ(最高に美味しかったです)を御馳走になった際に、こちらも頂いてきちゃいました 

ラタフィアとは、収穫直後のぶどうを搾ったものににアルコールを添加して発酵を阻止させた酒精強化ワインです ポートワインや、ピノー・デ・シャラントなどが似た製法になります シェリーも広い意味で仲間になるかと思います ラタフィアは一般的にはシャンパーニュ、ブルゴーニュのワイン生産者によってつくられています

べたっとした甘さでは無い自然できれいな甘さが好きで、ジャガトでも何種か置いてますがあまりオーダー頂く機会が無いのが残念ですね 

このアンリジローのラタフィアですが、やはり濃厚で美味しいです ブランデーを添加して酒精強化したワインを毎年オーク樽で熟成させるソレラ方式を取っているそうです 

ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%とアンリジローらしくアイ村のピノノワールを特徴的に使っています 柑橘のピールのような爽やかな香りと蜂蜜のような豊潤な香り、味わいもすっきりとした中に濃厚な旨みがあり、フィニッシュもかなり長く続きます 

チーズと合わせるのがお勧めですが特にウォッシュや、少し塩の強い青カビなどとの相性は最高ですね 

デザートワインとして考えた時、個人的にはこのラタフィア、最高です クリスマスディナーのあとにもおすすめですので、この週末などいかがでしょうか? 興味もたれた方、またラタフィア好きの方、是非どうぞ

  





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注目の女性醸造家の手がけるシャンパーニュが入荷しました

資料によると”パリ大学で化学を,そしてランス大学で醸造学を修めたナタリーは現在42歳 
女性でありながら75にも及ぶRMシャンパーニュの醸造コンサルタントを務め,2000年に家業のドメーヌを継承 2009年秋に初めて自身のシャンパーニュをリリースした新進気鋭のレコルタンです 醸造コンサルタントとしてシャンパーニュの本質を熟知したナラリーが手がけるシャンパーニュの特徴は,なんといってもピノ・ノワールを主体とする力強さと「ヴィノジテ」と表現されるピノ独特の香味 しかし,ともするとピノ主体のシャンパーニュで失われがちなフレッシュ感がしっかりと残されていることが,この上なく素晴らしい群雄割拠するシャンパーニュに彗星のように現れた<超新星レコルタン>,ナタリー・ファルメ 『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』がわずか1年で格付けしたゴールデン・ルーキーの日本初上陸です” とのことです

ピノノワール80シャルドネ20の、洋梨や桃の香りと、柑橘の酸やマーマレードのような柔らかい酸と甘みのバランスが心地いいシャンパーニュです ¥9500

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ワインのご紹介は久々です ジャガトでは、グラスワインもボトルワインも少量多種で仕入れしてますので、銘柄が頻繁に入れ替わります そのため、ブログでご紹介してもすぐ無くなってしまうことが多くあり、ご紹介する機会がないのが現状です・・・そのうち、もっとタイムリーにご紹介したいなと思ってるんですが・・・

今回ご紹介のワインはジャケ買い(ラベル買い)したもので、オーストラリアのワイナリーによるものです 猫ラベルのワイン、といえばドイツのツェラーシュバルツカッツェが有名ですが、
こちらもポップアートのようなラベルが印象的なワインです 

オーストラリア最上のワイン産地、バロッサ・ヴァレーでつくられたワインで、豪州を代表するワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン版グランジと名高いペンフォールドBin 389、セント・ハレットのブラックウェル・シラーズ)に供給していた最良のブドウ樹が使われているそうです もともとペンフォールドとのパートナーシップで生まれた畑らしく、ブドウの供給は2000年からスタート
ペンフォールドの上級キュヴェに採用されています

今回ご紹介のものはカベルネソーヴィニヨンで、何本かお出ししていますがご好評いただいてます オーストラリアのカベルネらしいどっしりしたボディの中に、フルーティさを感じる美味しいワインです こちらはあと少しの在庫ですが、同ワイナリーのシラーズでつくられるキャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ・ナイン・ライヴス・シラーズも入荷してきました こちらも高評価のお勧めワインですよ  ボトル¥5000 

グラスでお出ししている日もございます お尋ねください ¥900

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チリのワイナリー ”ベンティスケーロ”が造る特別キュヴェ”ウニコ”のご紹介です

ラテンポップスのスター、ルイスミゲルとのジョイントらしくラベルにも名前があります 通常こういうビジネスぽいジョイントのものは”名前貸し”的なものが多く、逆に買わないのですが、これを購入したのは試飲会での試飲の際、単純にすごく好みだったからなんです

ルイスミゲルに関してはラテンポップスの大スターというイメージをもっていたぐらいで、そんなに曲を聞き込んだことは無かったのですが、このワインのこともあり、今回色々YOUTUBEで聴いてみました

12,3才でデビューしたらしく美少年なクリップも結構あります シーナイーストンとのデュエット(グラミー取ったらしいです)は、なんか・・・年上のマダムと少年の絡みといった感じで色々想像してちょっと笑ってしまいました 見つめあうところなんかは15才には見えません さすが、ラテン系!と変に感動してしまいました
歌はこのころからかなりうまいですね   大人になるにつれて失速することもなく、ラテン的なセクシー路線で大成功しているらしく、ボレロを歌ったものなんかは結構好きな感じでした なんか1曲紹介しようと思って色々見てたのですが、やっぱりシーナイーストンとのデュエットのっけときますね




で、ワインの話ですがチリカベらしいボディのしっかりしたスパイシーでいい香りです セパージュはカベルネ85シラー15になります プラムやカシスなどの煮詰めた果実のような甘い香り カカオやコーヒーの香りも強く感じます きめの細かい口当たりで飲み飽きしませんよ

¥5000



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何度か入荷し、好評頂いていたシャンパーニュのデジレ・ドゥルダンです 通常9500円でお出ししているのですが、今回少し安く入荷することが出来ましたので年末まで7350円でご提供させていただきます 

エルベール・ボーフォール家の1級畑の赤ワイン用の葡萄品種ピノノワールとシャルドネを50%づつ使って造られた味わいに厚みのある、男性的な辛口シャンパンです

ピノ・ノワールの割合が高いため色に深みを与え、アカシアやシナノキ、サンザシによってソフトになったアプリコットやモモ、ナッツのアロマの味わい素朴さを与えています





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オブリ・フィス キュヴェ・クラシック“ブリュット”プルミエ・クリュ入荷しました

ピノ・ムニエ40%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール30%

オブリ・フィスの手掛けるスタンダード・キュヴェは、ピノ・ムニエを主体とする驚きのものです 『ワイン・スペクテーター』が行ったシャンパーニュのテイスティングでは、ボランジェやエグリー・ウリエのスタンダード・キュヴェに匹敵する評価を得ました そのコスト・パフォーマンスの高さから、アメリカやヨーロッパでは抜群の人気を誇ります ステンレス・タンクで発酵後、マロラクティック発酵実施 瓶内熟成期間24ヶ月








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ピノノワール50%、シャルドネ50%  ラベルにミレジム表記はありませんが、2003年産100%で3年間瓶熟成です ドザージュは10g/l 印象的なラベルはシャルルのお母さんがデザインしました

「ディヴァン・プレジール」は造語で、あまりの美味しさに驚嘆するようなイメージということです 

果実味たっぷりのピノ・ノワールもオーブの醍醐味ですが、シャブリと同様のキンメリッジアン土壌主体であることもあり、ミネラル感たっぷりのシャルドネの美味しさも相当なものです この50/50のブレンドは、今日のオーブではある意味黄金比率であるといえます  またドザージュもかなり少なく、1リッターあたり10gです 葡萄本来の味わいが生きた仕上がりになっています

2003年より実質ビオロジーの厳格なリュット・レゾネ 2007年から正式にビオロジーとビオディナミ開始

¥11800

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Gevrey Chambertin Vieilles Vignes Aux Corvees [2004] Domaine Michel Guillard

ボトルでおすすめしているワインのご紹介をブログであまりしてないとのご指摘をお客様から頂きましたので、今後はなるべくマメにご紹介していこうと思います

ボトルワインとしておすすめしているブルゴーニュ赤のストックご紹介です  ミッシェル・ギーヤールというドメーヌのジュヴレ・シャンベルタンになります 

このドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンの僅か5ヘクタール弱のみ所有する小規模ドメーヌです

ワインは低温発酵で新樽平均50%(年によりすべて違います)通常12ヶ月の樽熟成ワインを造ります
ノンフィルターで果実味と樽のバランスの取れた素晴しいワインを作っています

明るいガーネット色で、赤果実、ラズベリー、ハイビスカスなどの香りに次第にスパイス、肉の香り しっかりとした濃い果実味で滑らかに溶け込んだタンニンにコクと少し熟成しはじめた柔らかさを感じるボディが非常に心地よく感じられます

¥8500

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Candale Le Haut-Medoc d'ISSAN 2004
マルゴー公式格付第3級シャトー・ディッサンの手がけるオーメドックのワインです
ジャガトでは2002年ヴィンテージがご好評頂いてかなりの数お出ししましたのでボトル、グラスワインなどで飲んでいただいた方も多いと思います

2002はカンダルという名称でラベルにも記されていたのですが今回入荷の2004はLe Haut-Medoc d'ISSANとだけ書かれています 

香りもよく、オーメドックらしい上品なタンニンで飲み飽きしません 

ボルドーのこういったタイプのワインはリーズナブルな上に、グランヴァンの味わいもしっかり感じることが出来ますので、
個人的にも良く飲みますし、おすすめすることが多いですね

今回入荷分もグラスワインでもよくお出しすると思いますので、ぜひお試しくださいね

グラス ¥1000
ボトル ¥5800


Janisson Baradon et Fils Brut
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蒸し暑くなってきましたね ノンドゼ(リキュール添加なし)の辛口タイプのシャンパーニュをご希望のお客様が増えてくるころかな?と思って、自宅のセラーで物色していたところ・・・こちらのジャニソン・バラドン・エ・フィスが見つかりました

去年もこの時期にお出ししましたが、きりっとしたいいシャンパーニュです

ところが!このシャンパーニュ、通常のシャンパーニュのラベルのようなシールタイプのものではなく、薄い普通の紙のようなものなのですが、湿度と擦れのせいでラベルがぼろぼろです (画像のはきれいな状態のものです)見た目無残な感じなので、自分で飲んでしまおうかと思いましたが、せっかくなんでご希望のかたにお得に飲んでいただこうかと思います

通常¥13000ですが、このぼろぼろラベル1本のみ¥10000でどうぞ!メールや電話で取り置きしていただくのもオッケーですよ 

以下、説明です

糖分なし?きりっとした男と飲む希少超辛口シャンパン!
1922年エペルネに創業したレコルタン・マニピュラン。樹齢20年以上は古樹とされるシャンパーニュにおいてすべて樹齢40〜45年のヴィエイユ・ヴィーニュです。
ジャニソン・バラドンではジャック・セロスのエノログを採用しており、シャンパンの一部を樽熟成させておりこれにより適度な酸化熟成が得られ、色は輝きを増しほんのりとバニラ香がつき、味わいにコクがでます。もちろんギィドアシェットやジュルセール・ジュルヴェールゴーミヨといったワインガイドは常連で毎年掲載されています。

このブリュット・ノン・ドゼは、文字通りドザージュ(リキュール添加)ゼロの超辛口シャンパーニュです。2003年がニューリリースで主にフランスのレストラン向けに販売されている希少シャンパーニュなのです。

この他にもブランドブラン(シャルドネ種のみでつくるシャンパーニュ)も数種入荷予定です  
 

新着シャンパーニュからジョゼ・ミッシェル・ブリュット・カルト・ブランシュとリシャール・シュルラン・ブリュット・カルト・ドールの2種をご紹介します

R.Mのシャンパーニュは数をたくさん仕入れるわけではないのでブログでご紹介する前にオーダー頂いて開けちゃうことが多いのですが、今回は届きたてのうちにご紹介しときます 
どちらも久しぶりの入荷ですが、以前にサーブしたお客様にはとても好評でしたよ

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●ジョゼ・ミッシェル・ブリュット・カルト・ブランシュ

ピノ・ムニエ70% シャルドネ30%

エペルネから4km離れた「ムッスィ」に1847年からブドウ畑を所有しているメゾンです  70代半ばになるジョゼ・ミシェルは熟成型の優雅なピノ・ムニエをベースにしたシャンパーニュを造り続けています 「シャンパーニュの伝説的な人物」と地元のセラーマスターの間で敬われ、自らは「シンプルな古典的原理を応用する職人」と考えています

 ピノ・ムニエを中心とする黒葡萄の生産者として非常に有名で、他の生産者への葡萄の供給もしています レコルタン・マニュピュランとして非常に優秀なシャンパンを送り続けています

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●リシャール・シュルラン・ブリュット・カルト・ドール

ピノ・ノワール70% シャルドネ30%

シャンパーニュ地方最南端のオーブ県で1919年より自家でシャンパーニュの生産を始めています
現在5代目のリシャールは1978年から仕事を受け継ぎ農薬などを一切使わない【ヴィティキュルチュール・レゾネ】で生産をしています

ビオの認定は受けていませんが国の規制にこだわらない見事な造り 実に自然で奥行きのあるエレガントなシャンパンで寝かせるほどにその変化に目を見張ります このシャンパンは最近エレガントな雰囲気の中に力強さが出てきています

この他にも、シャンパーニュ各種入荷してますのでお訊ねくださいね

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こちらもランスのリカーショップで・・・
シャンパーニュ地方の甘口のデザートワイン、ラタフィアです ヴァンドリクールというジャンルになりますが馴染みのないお酒だと思います
シャンパーニュのぶどうの搾かすを蒸留して造られた酒にブドウ果汁を加え、樽熟成させてつくるお酒です
さっぱりとした品のいい甘さが美味しいお酒です ラタフィアは当店でも1度だけ扱ったことがありますが、あまり置いてあるお店もないんじゃないでしょうか 個人的にも久し振りに飲みましたが・・・おいしいですねー ハードリカーに疲れた時や食後にチーズなんかと合わせて飲みたい感じです ローランペリエは評価も高く、歴史あるシャンパンメゾンでシャンパーニュも非常に美味しいのですが、ラタフィアもおすすめですよ  ¥900

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