BAR jagatkana 

1996年より香川県高松市鍛冶屋町にて変わらないスタイルでご愛顧頂いていますバー ジャガト カーナ 〈JAGAT KANA〉 です 季節のフレッシュフルーツカクテル、店主セレクトによる味わい深いモルトウイスキー、クラフトジンやラム、テキーラ、ベルギービールやクラフトビアなどをご紹介していきます お酒にまつわる話や旅行記、おすすめレコード、たまに猫自慢などもアップしてます 

カテゴリ: ベルギー ビアカフェ巡り

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カンティヨン醸造所を出て、少し町の中心方向に歩いて行くと、ラ・フルール・アン・パピエ・ドレという行ってみたかったカフェが見つかりました が、その直前に見事なタンタンの壁画を発見!広告なのかなんなのか判りませんが古い街並みのなかでインパクト大だったので、掲載してみました
  
ご存知の方も多いと思いますがタンタンはベルギーの代表的な漫画、及び漫画のキャラクターです 日本でもグッズを見かけたことのある方も多いと思います ”主人公の少年記者タンタンと相棒の白い犬スノーウィが世界中を旅行し、事件に巻き込まれる”という物語で、僕も子供のころ図書館で借りて読んだ記憶があります

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そこから、少し急な坂道を抜けて見つけたのがラ・フルール・アン・パピエ・ドレです

1920年代のシュルレアリスムの画家や作家の溜まり場だったらしく、マグリットなんかもよく訪れたそうです 彼らの作品なのか、詩句などが壁一面に掛けられてます このビアカフェは数年前にエスカイア誌がベルギービール特集を組んだ時、表紙を飾った店で、そこには店内でめちゃめちゃかっこよくオルヴァルを飲むアーティスト然とした白髪の紳士が映っていました 
お店の雰囲気とぴったり過ぎて、行った時にも同じようにいるんじゃないかと思いましたが、残念ながら客は僕たちとちっちゃい女の子連れのお母さんでした 静謐な雰囲気のかっこいいビアカフェでしたね

Rue des Alexiens 53-55, 1000 Brussels
 
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このあと、世界3大がっかり名所といわれている小便小僧がすぐ近くにあるそうなので行ってみました 

観光名所だけあってかなり人がいたのですが、恐らくそれぞれの国の言葉で同じことを言ってたんじゃないな・・・”ちっちゃ!” 予想以上にちっちゃくて、まあ逆にかわいらしかったです 1619年にフラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワにより製作されたものですが、オリジナルの像は1960年代に紛失したらしく、現在設置されている像はレプリカだそうです 世界中から衣装が送られてくることでも有名で、世界一の衣装持ちとも呼ばれていますが、初めて衣装を贈ったのがルイ15世だそうで・・・そう聞くとなかなか立派な像に見えてきました 

また、聞いた話によるとデリリウムのお祭りのときには、普段水が出てるアノ部分からデリリウムが流れるそうで、通行人に振舞われたりするそうです そんなときに行ってみたかったですねー 

近くに土産物屋さんやワッフル屋さんなど、観光ぽいところが結構あって今回の旅で初のお土産屋さん巡りをしてワッフルを食べて・・・と、旅行ぽいことをしてみました
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で、このあとグランプラスのビール博物館に行きました 写真はグランプラスとビール博物館の入り口です 博物館は閑散としてあまり見るものはなかったかな、と思います 午前中にカンティヨン醸造所で色々見てきた後だったので、興味をひかれるものもそんなになく、あまり長居せずに、入場券でついてくる濃いめのここ特製らしいエールを飲んで出ました

この後、またデリリウムカフェに行ったり、ケバブを食べたりして、ベルギービアカフェ巡り旅行は終了しました 

1週間ほどの旅行で、何軒、何杯飲んだでしょうか・・・まあ、いつも旅行に出ると飲みっぱなしにはなるのですが、今回はそれ自身を目的(ビアカフェ巡り)にしたので、より一層飲んだ気がします 

どの店、どのビールもそれぞれに個性があって楽しめましたし、やはりしっかりと市井に根付いた文化としてのビアカフェを少しでも経験できたことは良かったなと思います
 
今回で、書き始めてから終わるまで1年以上かかったビアカフェ巡りのカテゴリも終了です ”なかなか次の記事出ないねー”と言われながらのんびり書かせてもらいました 
次はリクエストいただいていたスコットランドの蒸留所巡りの記事でも書こうかなと思っています これも結構昔の話なので、記憶をたどりながらののんびりアップになると思いますが気長にお待ちくださいね また、記事で書ききれなかったベルギー話などもまた、お店ででもしていきたいと思ってますので、興味ある方は聞いてやってください  





 

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ブリュッセルに戻って2日目の朝です この日は、ブリュッセルの中心地周辺にあるカンティヨン醸造所の見学に行きました カンティヨンはブリュッセルや近郊でつくられるランビックと呼ばれるビールの有名な醸造所です ランビックは野生酵母をつくってつくられ、フルーツを浸けこんだり、砂糖を入れた甘口のものもありますが、基本はグーズと呼ばれる非常に酸っぱいビールです グーズは熟成させたランビックをベースにし、年代の異なる3種類のランビックをブレンドし、二次発酵させて2年以上樽で熟成させたビールです 初めて飲んだときは全然美味しいと思えませんでしたねー もちろん今は大好きですし、たまにムール貝のビール蒸しをするときはグーズタイプのランビックを使ったりします 結構高いビールなのでたまにですけど・・・

カンティヨン醸造所の場所は地球の歩き方にも載っていて、あまりベルギービールに馴染みのない方も訪れるようです ブリュッセル南駅から徒歩で5分ほどということで、散歩がてらホテルから歩いて行きました 駅そばの大きい国道を抜けて細い道を歩いて行くとカンティヨンのイメージキャラ?酔っぱらった小便小僧のイラストの入った車が見えました 見学にきていたのは15,6人ほどで日本人は僕らだけでした 簡単に説明を受けて、あとは勝手に見て回るという感じで、一通りみたあと試飲コーナーでランビックをもらう、といった結構あっさりした見学でした
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モルトの袋を見つけたので見ているとBIOの文字が・・
もともとこの醸造所では無農薬の原料で造ったビールを出荷してきましたが、1999年よりは政府から正式に無農薬認可を受けた原料で醸造をはじめました 現在ラベルにはビオビールのシンボルとしてケシの花が描かれ、bioの文字と公認のビオ製品のみに許されるマークが加わっています 
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その他、ラベル貼りの機械やランビックを熟成している樽などを見た後に試飲をしました
美味しいランビックを飲んでまったりしていると試飲コーナー近くで猫を発見!スコットランドのウイスキーの蒸留所にも麦芽狙いのネズミを狙ってモルトキャットと呼ばれる猫が住みついてたりしますが、ベルギービア版モルトキャットといったところでしょうか ま、食事中でしたが残念な事にネズミではなく醸造所の人にもらったであろうキャットフードを食べてました 


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Rue Gheude 56 1070 Bruxelles

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A La Mort Subiteは同名のフルーツランビックが何種か日本にも瓶詰めで輸入されていて、飲んだことのある方も多いと思います 
名前は日本語で”頓死”を意味するらしいです 
お店はグランプラスから少し歩いてお店のあまり密集していない場所にありました 満席だったのですが飲み終わっていた若いグループが席を譲ってくれて店を出たので座ることができました 
現在の場所での営業が1920年代というアールデコ最盛期だったこともあり、内装もアールデコ調です 壁に大きな鏡があり、そこにメニューがざっと書かれています ぼくはフランボワーズのランビックを、妻はチェリーのランビックを頼みました  
フランボワーズは瓶でチェリーはドラフトだったと思います 
やっぱりフルーツランビックは美味しいですね 濃いビールに飲み飽きたときにちょうど心地よくのどを潤すことができました  

A La Mort Subite
rue Montagne-aux-Herbes Potages 7
B-1000 Brussels 


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こちらは、レストランの並ぶRue Marche-aux-Herbesという通りに看板が出ていて、そこを曲がってかなり細い路地を入った突き当りにあります 
歴史のありそうないいカフェで僕らが入った時はマダム二人がカウンターに立ってサーブしていました 
”古き良き時代”といった意味の店名そのままの素敵な店です 大きなステンドグラスがありましたがこれなんかも相当古そう、というか教会にありそうな立派なものでした
ほどよく空いていて落ち着きました ここでは銘柄忘れましたがスコッチエールを飲みました 一人でゆっくり飲めそうな雰囲気でした 

Au Bon VieuxTemps
Rue Marche-aux-Herbes 12, 1000 Brussels

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ブリュッセルに戻ってきて絶対に行きたいと思っていたビアカフェがこの”DELIRIUM CAFE"です ジャガトでも”ピンクの象のビール”として安定した人気のベルギービール ”デリリウム”の看板のこのカフェは、現在ベルギーの主要都市やフランス、イタリアなどヨーロッパ何カ国か、そして東京にもある大規模なビアカフェです 
 

グランプラスの近くにレストランが立ち並ぶエリアがあり、そこから突き出た細い路地をいくと突きあたりがあります そこで右手を見るとブリュッセルのがっかり名所”小便小僧”に対抗?してつくられた”小便少女”の像がかなり地味ーにあります 気付かない人も多いんじゃないでしょうか 左手を見ると例のピンクの象の看板があり、地下が店になっています


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店を降りると・・・体育館のような広さの店内に人、人、人・・・ぎゅうぎゅう詰めでカウンターまで行くと、長蛇の列・・・最初の一杯を飲むまで15分ぐらいかかりました しかし、広さだけではなくここは種類もすごく、タップだけで10種類以上、聞いたところによると、2,000銘柄以上のビールを置いていて、2004年には販売しているビールの銘柄数世界一としてギネス・ワールド・レコーズに認定されたそうです メニューも見ましたが電話帳みたいな厚さでしたよ かなり雑多な雰囲気でしたが、逆に居心地がよくて結局ブリュッセルに滞在したあと3日、毎日行ってました 量的には、他を圧倒しているんじゃないでしょうか   

Delirium Cafe
Impasse de la Fidelite, 4A - 1000 Bruxelles
tel: 02 51 44 34 fax: 02 511 01 39
open:午前10:00〜午前4:00

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ちなみにこれがひっそり佇んでいた”小便少女””Jeanneke Pis”です


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そのあと、行ったのはまた全然雰囲気の違うビアカフェです 
このグリニッジというカフェはチェス好きの集まる古いカフェらしく、お客さんの半分ぐらいはチェスボードをはさんでビールを飲みながらチェスをしています かなり真剣にやっている人ばかりでめったにビールに手をつけてませんでしたので料金設定が気になりました 
僕らは飲むだけなんでビール代しか払いませんでしたが、チェスをやってる人たちは場所代とかチャージされないんでしょうか?日本だと雀荘とかは時間単位とかで料金かかりますよね 

そういえばベルギーを代表する画家ルネ・マグリットもこのカフェによく通っていたらしいです もちろんチェスをしにきてたんでしょうね 

Taverne Greenwich
Rue des Chartreux 7, 1000 Bruxelles
tel: 02 511 41 67



前回ご紹介の水パイプカフェのあとは、ホテルに帰って寝ました で、朝起きて散歩がてら目の前の大聖堂に行きました ここは、みなさん御存じ”フランダースの犬”の最終回クライマックスで、ネロが息絶える前に見ることのできたルーベンスの絵があるところです
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画像の絵が”キリストの降架”で、他にも”聖母被昇天”など大作が何点もあります 
100年前までは幕が掛けられていてこの絵を見たい人は特別に料金を支払わねばならなかったそうで、物語では貧しかったネロは確か偶然開いていた教会に入ってやっとみることができたんでしたよね 立派なゴシック様式の教会で静謐な雰囲気に背筋が伸びる感じでしたまた、物語で絵のコンクールの発表が行なわれた市庁舎はこの教会のすぐそばにあります  

このあと、トラムでフランダースの犬の舞台となったホーボーケンという村のほうまでトラムに乗っていきましたが時間がなくて素通りして戻ってきてしまいました 現在ジャガトでも取扱している ネロブロンドとパトラッシュというビールの醸造所を訪ねようと思ってたんですけど・・・ 

昼過ぎの電車に乗って、4日ぶりにブリュッセルへと戻ってきました このときのベルギーの旅はあと3日、ブリュッセルでビール三昧で過ごして終了です
とりあえず、グランプラスそばのホテルにチェックイン・・・したのですが、オーバーブッキングらしくすぐ近くの系列のホテルに行くように言われました ついてみるとかなりきれいでお洒落なホテルです たぶん出来てすぐぐらいだと思います 今回の旅。予算の関係でかなりヴィンテージ感のあるホテルばかりだったので、かなりグレードアップした気になりました カードキーや、多チャンネルの液晶テレビなど・・・前日のアントワープのホテルは部屋にラジオのスイッチしかなかったですからねー ちょっと休憩してレストランが立ち並ぶエリアへ・・・2007_1103ベルギー0386


グランプラスのすぐ1本北?の筋の"RAPHAEL"というお店でベルギーの代表的な料理のコースを食べました 3プレートで26ユーロという、まあ手頃なツーリストコースみたいなのです メインは僕が”うさぎのグーズ煮込み”トニさんが”カルボナードフラマンド”とどちらも煮込み料理なのですが、ベルギービールをたっぷり使って煮込むものです グーズはブリュッセル近郊でつくられる野生酵母のビール、カルボナードにつかうのもフランダースのコクのあるブラウンエールなどです どちらも美味しかったですよ シメイのホワイトやレフブラウンと合わせましたがばっちりでした

RUE MARCHÉ AUX HERBES, 76 - 1000 BRUXELLES
TÉL: 02/511.82.91 - FAX: 02/511.62.25

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前回知らずに入ったゲイバーのあと、新しくてきれいなビアカフェに1軒入ったのですがなんとなく写真とるの忘れてました 実はアントワープでは行きたいお店が何件か日曜日ということで閉まっていて、あてもなく歩く時間が結構多くなりました

ぶらぶらと歩いてある通りにさしかかると、いろんな音楽が道の左右にあるいくつもの店から聞こえてきました
気になって覗いてみると、アイリッシュパブぽい店が多く、日曜ということでライブをやっているようです 
なぜかこの通りはそういったお店が多いみたいで、5,6軒から音が鳴っていたような気がします 
ドア越しにブルースっぽいのや、u2ぽいのやをやってる店を覗き見しながら、シンプルな演奏で女性ボーカルがルーリードの"walk on the wild side"をやっている店をみつけて入ってみました 他にはボブディランやニールヤングなんかを演奏したかな?ロッククラシックが中心で、ベルギーに来てから初のギネスを飲みながらなんか落ち着いて長居しました マンチェスターから仕事で来ていたおじさんに話しかけられ、ストーンローゼスやハッピーマンデーズなど僕の大好きなマンチェバンドの話なんかをしながら、立ち飲みで飲んでましたけど、こーゆー場所やっぱり好きですね ずっといようかとも思ったのですが、演奏も終わったのでまたぶらぶらと歩きました 他のお店も演奏は終わりみたいだったので、通りを抜けて歩いて行くと水パイプがずらっと並んだカフェを見つけました 
2007_1103ベルギー0350トルコ人が多いからかな?この後ブリュッセルに戻ってからも水パイプカフェは結構見かけました 観光で来てる感じの団体さんでにぎわっていて面白そうだったので入ってみました

とりあえず座って水パイプ1セットとビールを注文すると、火をつけた状態でパイプを持ってきてくれます 吸い込んでみると、パイプにたまった水がボコボコと怪しい音をたて、ガラムぽい甘いスパイシーな煙が大量に口に入ってきました 水がフィルターの役目を果たすのでマイルドな味わいになるらしく、確かに大量の煙の割にはむせたり、イガイガすることもなかったです 二人で交互に吸ったのですが吸いきるまで結構時間かかるみたいで、30分ぐらい吸ってもまだ終わらず、もういいかと思い出ました 他の人も4,5人で回し飲みしてる感じでしたので慣れてないと一人では持て余すでしょうねー この日は完全に寄り道ばかりで、ただの飲み歩きになってしまいましたが楽しかったです 次の日からブリュッセルに戻って、またビアカフェ三昧になるのですが・・・ 

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ここまで4日ほど、お酒といえばほぼベルギービールしか飲んでませんでした さすがに少々食傷気味・・・ということでワインかカクテルでも飲みたいなと思いながらぶらぶら歩いてると見つけたのがこちらのお店です

"DE VAGANT"というお店でベルギージンの専門店のようでした ベルギージンは日本への輸入がほとんどなく、
また大規模につくっている所もないようで、正直飲んだ記憶がなかったので、是非!と思い入ってみました
8割がた席も埋まり、繁盛しているようでした メニューをみると200種類?以上のベルギージンがずらり!とりあえず3種類選んでオーダーしました 常温でストレートグラスに入って出てきましたが、香りもよくイギリスのジンよりも優しい口当たりのものでした 当然ですがオランダのジュネバに近い感じですね 後から知ったのですが、単式蒸留によって造られているようでモルトウイスキーの蒸留器のようなポットスティルがラベルにありました
2007_1103ベルギー0317こんな感じで常連さんぽい人たちがカウンターで飲んでました


ベルギージンは気に入って、何種か買って帰りました 以前のブログに載せてますので、スピリッツのカテゴリをご覧になってください 興味のある方はぜひ飲んでみてくださいね

この後、近くを歩いてるとアントワープの地ビールのデコーニンクが1ユーロ(安い!)という看板を見つけたので入ってみました  "TWENTY ONE"という店で英語の店名で、ロックがかかっているビアカフェというかバーというか、そんな店でした 常連のおじさんや男前の店主も40半ばぐらいで、ソファーのある落ち着くお店でした  煙草を切らして、店主に近くの売ってる店を聞いたところ、”吸えば”って感じで自分のをくれたんですが、ベルギーでは煙草ひと箱800円ぐらいするんで、1ユーロのビール飲んだだけで煙草もらうのも悪い気がして、何杯か他のビールもおかわりして出ました で、今回の記事を書くにあたってアントワープ+店名で検索してみたら・・・なんとゲイバーだったみたいです!知らずに夫婦で入って少しお客さんと会話もしたんですが全然分りませんでした・・・場違いな客で迷惑じゃなかったらいいのですが・・・






ブルージュでの醸造所見学を終え、アントワープに向かいます 実はこのとき大失敗をしてしまいました

列車にのり、45分ほどでアントワープ中央駅と記憶していたので、仮眠をとりながら乗っていると、駅に到着、駅名を見ると”ANTWERPEN"の文字が!慌てて降りるとかなり寂しい風景・・・向いの道路も車がほとんど走ってません ちゃんと駅名を確認してみると"ZUID"と書いてあります
 
そう、アントワープの南駅で降りてしまったのです!

とりあえず中央駅まで行かないといけません 電車を待とうかと思いましたが、バス停が見えたのでバスで行くことにしました ところが、満員のすし詰め状態の中に大きいバッグで乗り込んだので、完全に迷惑な状態でした 
アントワープのローカルの人の白い目にさらされて15分ほどでやっと中央駅へ へとへとです 

ホントはアントワープへ来たら、中央駅の横の動物園に行きたかった(海外旅行のとき、動物園をみつけるととりあえず入るのが習慣になってます)のですが、へとへとだったのと入場料がかなり高かった気がしてやめました
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お腹が空いていたので、駅そばのデリみたいなとこでチキンとフリッツを買って、ベンチでがつがつ食べ、ホテルへ向かいました
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ホテルは“フランダースの犬”のクライマックスでみなさんご存じの大聖堂の真横です ホントに真横で、窓を開けたら聖堂の塔が目にとびこんできます もちろん安いホテルなので、シャワー共同、テレビが無くベッドのスイッチを押すとラジオが流れてくるという部屋ですが、ロケーションは良かったですね 

疲れ果てていたので、結構休憩をとったのですが、頑張って町を歩くことにしました 
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一軒目は大聖堂から100メートルほどのPELGROMという地下に降りていくビアカフェです 観光局でもらったガイドに載ってたのですが、ほぼロウソクのみの真っ暗な店でした 石造りのどっしりとした店が真っ暗なのですから、中世の雰囲気たっぷりで独特の風情です 400種ほどのストックがあるそうですが、こちらのオリジナル地ビールと”ネロ”というフランダースの犬にちなんだビールを飲みました
オリジナルの地ビールは、お店のイラストが入ったジャグ瓶に入っていて、可愛かったので持ち帰ろうかと思ったのですが最終日に荷物を減らさなきゃならなくて捨ててしまいました2007_1103ベルギー03072007_1103ベルギー0309













Pelgrom
Pelgrimstraat15, 2000 Antwerp
tel: 03 234 08 09  fax: 03 231 93 35

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前日はほどほどでホテルに戻り、さっさと寝ました なぜなら、次の日朝早く起きなければいけなかったので・・・
ということで、ベルギー初の醸造所見学に行ってきました 

ドゥ・ハルヴ・マーン醸造所というところで、現在ブルージュ唯一のブルワリーということです 
ここは実は2002年までストラッフェ・ヘンドリック醸造所と呼ばれていたところで、ぼくが昔買った地球の歩き方にもそう書かれています 

現在はストラッフェ・ヘンドリックは他の醸造所でつくられているようで、ここではZOT(ゾット)という銘柄をつくっています 面白いラベルなので、意味を調べたところブルッグス・ゾットというのは”ブルージュの馬鹿”という意味らしく、再開したドゥ・ハルヴ・マーン醸造所のビールに命名したのはなんとブルージュ市長だそうです
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場所はホテル(市街中心部)から駅に向かう途中でしたので、荷物を持って歩いて行きました 早めに着いたので、早速ブルッグスゾットを飲みながら待っていると、日曜日ということもあり40人ほど集まって見学ツアーがはじまりました
女性の案内役の人が、オランダ語、フランス語、英語の順に一人で3か国語で案内していきます 僕らは英語のグループで回りましたが オランダ語が16,7人、フランス語が12,3人、英語が7,8人といったところでしょうか 醸造所の案内自体は結構さらっと終わりました で、ここは5階建てぐらいの建物でしたが、醸造所兼ビール博物館のようになっていて、昔の醸造器具や瓶、ラベリングの機械、ボトリングの器具などなどがたくさん展示されていました 醸造所よりも、こちらのほうが説明も長く、僕ら含めみなさんかなり熱心に見てましたよ
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醸造の工程などを蝋人形などを使って説明してくれます(ちょっと不気味でしたが)
今回は画像を掲載しなかったのですがビールやグラスのコレクションも相当のものでした アンティークの域のものがたくさんありましたよ 

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ドゥ・ハルヴ・マーン醸造所のhp↓
http://www.halvemaan.be/



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ブルージュはフランスや近隣ヨーロッパからの観光客もすごく多く、夕方ごろは大きめの通りは人でいっぱいでした
が、日帰りの人も結構多いのか、夜になると人気も消え、運河沿いも静かで、のんびり散歩などしながらビアカフェを探してました 
今回ご紹介する de garre ガレ(ハレ?)は、結構細い路地を入った突き当たりにある店で、知らずにたどり着くことはないんじゃないかな?運河の町だけあって、道が判りにくかったです 
ここは夕方一回来たのですが、いっぱいで入れず10時過ぎて通りかかったので再チャレンジしました やはりかなり混んでましたがなんとか席があるらしく2階に案内されました 
テーブルが傾いてる!と思ったらテーブルじゃなく2階の床が全体に斜めになってます 古いつくりのヨーロッパのホテルなどでは何度か経験があるのですが、ここまで斜めなのは初めてです 人も一杯で床が崩れ落ちたりしないのかな?と心配になりました  







De Garre
De Garre 1, 8000 Brugge
tel: 050 34 10 29 fax: 050 34 78 78



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で、行く予定にしていたエラスムスというカフェが閉まっていたので、歩いていて見つけた”De kogge"というビアカフェに入りました 地元近辺のビールにこだわっている感じで生樽のマルールとシュッフをオーダーしました どちらも僕が大好きなビールですが、生は初めてです どちらもさわやかな甘さがあっておいしかったです
『いいチョイスだ!』という声がするので見てみるとカウンターに常連ぽいおじいさんがマルールをおいしそうに飲んでいました 僕らと少し会話をしたあと、もう一組いた若い女の子2人に話しかけ、ビールをおごって楽しそうに飲んでました
しょっちゅう飲みに来てるんだろうなー、店主も同じ年ぐらい(60ぐらい?)だったので仲のいい友達なんでしょうね


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前回まででご紹介したゲントの地を昼過ぎに出発して、電車に30分ほど乗ると運河の町ブルージュです オランダ語ではブルッヘと呼ぶらしくまたオランダ語圏なのですが、耳慣れないと思いますのでブルージュで表記させていただきます
それにしてもベルギーはコンパクトな国だなー、というのが実感です ブリュッセル、ゲント、ブルージュ、アントワープとそれぞれそこそこ大きな町が1時間以内の列車の旅で行き来できるのですから・・・
で、ブルージュにはあっという間についたのですが、さすが運河の町・・・でした 昔、ヴェネティアに行ったときもだったのですが、細い路地がいっぱいあり、大きな建物が少ないので完全に迷ってしまいました 予約していた安宿は当然路地の中にぽつんとあるちっちゃな建物で、かなり歩いてやっとのことで到着しました
 
この町もやはり鐘楼とコーレンマルクトがランドマークになっていて、とりあえずその中にあるビアカフェでヒューガルデンを飲んで喉の渇きをとりました 
古い街にはたいがいマルクト広場があって、カフェもいくつかあったりするのですが観光客向けに高めの設定になっていることが多いです なので、あんまり行かなかったんですが、ま、テラスで古い広場の立派な建築物をみながらというのもたまには悪くないなと思いました 

で、お腹すいたのでどっかでご飯と思い少し裏通りにあるレストランに入ったのですが・・・久々に麺類でもと思い頼んだボロネーゼが予想どおりのぐちゃぐちゃ茹で過ぎパスタでした サラダも貧相で値段もパスタ 12ユーロ サラダ 10ユーロとそのときの為替だとパスタが1800円ぐらい・・・ヨーロッパの観光地で適当な店に入ると結構こういう目にあいます
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ま、気を取り直してと思いガイドなどでも紹介されていた”'Brugs Beertje "に向かいました ここも細い路地にありましたがわりとすぐ見つかりました 夕方でしたが、結構いっぱいです コルセンドンクやペトリュスなど、日本であまり見かけることのない飲んでみたかった銘柄をオーダー、それとベルギーチーズの盛り合わせもオーダーしました
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ベルギーチーズはどれもセミハードタイプで羊乳のものが多めかな うちでもたまに扱うオルバルのウォッシュチーズみたいなのもありました つけあわせのディップが4,5種類あってびっくりしました チーズ自体はそんなに味に個性のあるものはなかったのですがディップのバリエがこんなにあるとは・・・

地元の人に愛されている感じの居心地いいビアカフェでした 

BRUGS BEERTJE(5 Kemelstraat,BRUGES)
05 033 96.16

前日結構飲みましたので、この日は朝ゆっくり起きました 昼過ぎにはブルージュに向かおうと思っていたのですが、その前にどうしても行きたい所があって行ってきました 1つはHOP DEVEL というビアカフェ もう1つもHOP DEVEL というこちらはビアショップです どちらもすごい品揃えということで、期待していきました 以前は同じオーナーでしたが現在は経営が別らしいですね 場所は昨日飲み歩いたゲント中心部からはかなり離れていました いったん駅の方に向かい、地図をみながら大学?の近くの静かな通りを歩いていくとビアカフェのHOPDEVELが見つかりました

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ここは今まで行ったビアカフェとはかなり違う佇まいで、広い旧家をビアカフェにした感じでしょうか 
古いアンティークの看板やグラスの飾られた何部屋にも分かれたスペースがあります 僕らは中庭の見える明るめのところに場所をとりました そして、メニューを広げたのですが・・・
これがすごい!ずっしりした本のようなメニューにびっしりとベルギービールのリストがのってます
見たことないものもかなりありました 2007_1103ベルギー01742007_1103ベルギー0171








残念なことにお昼前だったので、お客さんはご飯を食べてコーラを飲んでた主婦っぽい人たちだけでしたが、夜はかなり
盛況になるんだと思います 逆にゆっくり店中見ることができて良かったですけどね

Rokerelstraat 10, 9000 Gent
tel: 09 225 37 29

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で、このあとビアショップのHOPDUVELに向かいました こちらも期待通りのお店で、ビールの品揃えやグラスも勿論ですがビール醸造の材料、用具の品揃えがすごかったです ホップや麦芽も何種類も揃ってましたし、ベルギービールに欠かせないコリアンダー、ジュニパー、オレンジピールなどもありました 発酵や醸造、瓶詰、ラベル貼りにつかうような機械まで・・・ こうやって自家製や少量生産のビールを週末につくる環境があるんだなー、とうらやましくなりました 
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こちらのHet Waterhuis aan De Bierkantは、有名な店らしくガイドブックにも出ていました
10時過ぎに一度来たときはいっぱいで中に入れませんでした 何件か廻ってもう一度入ったのですが、12時頃でもいっぱいです ほとんどの人が立ち飲みで飲んでて、僕らもその中を掻き分けてやっとオーダーし、隅っこで飲みました
ホップのドライフラワー?がいろんな所に飾り付けられていたのが印象的でした
飲んだのはtroubadourとquintineというどちらも初めて見るビールです どちらもブロンド系のさっぱりしたなタイプで、
熱気のあるこのお店で飲むのにちょうど良かったです 地元の人よりは旅行者が多かった気がします

HET WATERHUIS AAN DE BIERKANT (9 Groentemarkt,GENT)
09 225 06.80  11:00〜2:00 

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その後、ぶらぶらしてホテルに戻りましたが、夜の聖堂がきれいだったので少しそこで休憩しました
ベルギー二日目はここで終了です この後、またまたケバブ屋を見つけたので夜食に買って帰り、寝ました

次の日はゲントで楽しみにしていたhopduvelに行きました ここはすごい店でしたよ 次回ゆっくりご紹介しますね







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前回ご紹介の店の並びには、たくさんのレストランやビアカフェがあり、適当にいくつか入ってみました 
the out は、いかにも若いお客さんが多そうなカジュアルなお店でビアカフェというより、バーといった感じのお店 若いスタッフが一人でやってましたがBGMの選曲を色々いじってることが多く、奥に広いスペースがあり週末とかにはイベントとかもするのかもな、と思いました 息抜きという感じでヒューガルデンを飲んで出ました 

このあと、もう一軒いったのですが食事がメインのとこだったようでビールだけのオーダーに嫌そうな感じだったので、すぐに退散しました 名前もメモしてませんでした

次に向かったのがフランドル伯の城のそばにある絞首用の縄という意味の店名のストロプケ'T STROPKEです こちらも食事もしっかりとれる感じでしたがビールのみのオーダーでも平気でした グーデンドラークのドラフトと店名のついたビールを飲みました 店名と同じ名前のビールは後日紹介するDE HOPDUVELという素晴らしいビアカフェのレシピによるものらしいです ちなみにフランドル伯の城は「拷問室」として使われていた当時の拷問具などが展示された博物館になっているらしいですね 中に入らなかったのですが、いかにも中世の城といった貫禄ある佇まいでした


'T STROPKE(14 Meersenierstraat,GENT) 09.224.36.00

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たまにアップするこのビアカフェ巡りですが、1年半ほど前にベルギーに行った際の旅行記を覚え書き的にまとめたものです なので、廻った順番に少しずつ写真や日記を見ながら書いてはアップしてます まだまだかかりそうですが完成させる気はたっぷりですので気長に待ってくださいね まとめて見るときは左のカテゴリの欄から”ビアカフェ巡り”をクリックして古い記事から見ていただくと時系列に沿う形になってますのでよろしくお願いします では・・・

前回ご紹介したGOUDEN MANDEKEの後一旦ホテルに戻り、昼寝してから町にでました 
夕方ですがすでに暗くなってきました この日は天気が悪く、少し雨が降ったりしてました 
夜は運河沿いのギルドハウスがライトアップしてきれいでした

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ゲント名物のワーテルゾーイを食べようと思い、ブラッスリーを見つけたので入りました BOULUUTという新しそうな店でした ワーテルゾーイは、まあ鶏のクリームシチューみたいなものですね ここのはちょっとシャバシャバした感じでまあまあでした 一皿シェアしてかなり濃い目のエールを飲みました 


次に向かったのは”絞首刑”という意味の‘TGALGENHUISJEというビアカフェです 有名な店でいくつかの本でも紹介されてました かなりこじんまりした建物がなんとなくですが傾いて建ってるように見えました 
入ると想像どうり狭いお店でしたが、人もいっぱいでごちゃっとした雰囲気でしたね 地元の団体の人がいい感じで賑やかにやってました 
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BGMが70年代のハードロックで、雰囲気にあってるなあと思いながら2杯ずつ飲んで出ました バックバーに世界中の紙幣が貼ってあって、ロンドンのパブにもこういうとこあったなあと思いました 旅行者が多く訪れるところだと日本の飲食店でもありますよね 日本のお札があるかは人が多すぎて確認できませんでした

 Groenmarkt 5, 9000 Gent Tel&Fax:09/233.42.51




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カフェレッフェから出て、一旦ホテルにチェックインして、町中をぶらぶらすることにしました 今回ホテルは全て海外のホテルサイトを使って予約したのですが、めちゃめちゃユーロ高だったこともあり予算内だとバス・トイレ無しかシャワーブースのみの部屋ぐらいしかとれませんでした ゲントで宿泊した部屋もバストイレ別だったのですが同じフロアに宿泊客がいなかったので結構のんびりできましたよ 
ギルドハウスの立ち並ぶ運河沿いを歩くと人が集まってる赤い大砲がありました 後で調べると"気狂いフリート”という大砲で名所になっているみたいです
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そこから少し歩いて見つけたのが”'t Gouden Mandeke”というビアカフェです 古い石造りの建物で少し下がったとこに入り口があります ロンドンの古いパブのような雰囲気でいい感じでした 昔のものであろうパブミラーやビールのポスターが貼ってあります 
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ここではTONGERLO , KEIZER KAREL(トンゲルロー、ケイゼルカーレル)を飲みました どちらもフルーティで香ばしい美味しいエールです KEIZER KARELはCHARLS QUINT(チャールズクイント) ともいいます 神聖ローマ王国皇帝 カール5世にちなんだビールらしいですね カール5世はゲント生まれでかなりのビール好きだったそうです

そのあとGENTSE TRIPLE というゲントのビールとADLERという多分ルクセンブルグのビールを飲み、ぶらぶらすることにしました

気に入ったお店だったので夜にもう一度来ようかと思い閉店時間を聞くと、大体2時ぐらいだけどその日による・・・みたいな返事で、ヨーロッパだと大抵はっきり閉店時間を言われますし、実際時間が来ると客がいてもどんどん片付けするとこも多いので日本ぽい返事だな、と思いました 僕の答え方と似ていたので・・・
Pensmarkt 9
9000 Gent
Tel: 09/224.33.88

Saturday and Sunday from 15.00 till ?
Other days from 11.00 till ?

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前回までベルギー初日のブリュッセルでの飲み歩きのことを書きましたが、今回より2日目のゲントでのビアカフェ巡りです
ブリュッセルには、またあとで戻って色々飲み歩きましたが一応時系列に沿って書いていきますね 
ブリュッセル中央駅に午前11時ぐらいに向かい、(グランプラス近くのホテルから徒歩10分ぐらい)ゲント行きのチケットを買いました 5ユーロだったかな?30分ぐらいでゲントに到着します セントピータース駅で降りて、トラムに乗ってコーレンマルクトというところで降りました そこからiがある聖バーフ大聖堂付近一帯が町の中心になるようです  その一角にCAFFE LEFFEを見つけたので入りました CAFFE LEFFE はアビイスタイルのビール、レフを生産している世界最大手のビールメーカーのインベブが展開しているビアカフェで、ベルギーの都市いくつかにあるらしくブリュッセルやブルージュにもありました お腹も空いたのでランチを食べました スープとパン、それとミラノカツ風の薄めのカツのフライにつけあわせのポテトです まあ、そこそこの味といった感じですけど、パンのバターがロシュフォールだったのがなんとなく嬉しかったです ロシュフォール修道院でビールと同じようにつくられているのでしょうか?
この記事を書くにあたって場所を確認しようと検索してみたんですが見つからずgooglemapでもでてきませんでした
ひょっとして、ゲントの店は今は営業してないかもですね
 
 
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証券取引所周辺からホテルに戻ろうかな、と思って歩いてたんですが、もう1軒ぐらい行こうと思いレストランが立ち並ぶイロサクレ地区の少し脇道にあるAPEROBARというビアカフェに入りました この日入った中で、一番小さな店で地元の常連さんがメインぽい感じでした ハッピーアワーもあるようで、いい味でてる微妙な看板が出てましたよ
マスター1人のショットバーという風情で、フツーのお店なんですがこういうとこも落ち着きますね まったりヒューガルデンのドラフトを飲みました
そういえば、この時期日本ではヒューガルデンがかなり品薄状態でしたね 醸造所サイドのトラブルということで、ドラフトは特に輸入が無かったように思います が、ベルギーではどこでも普通に飲めて拍子抜けした覚えがあります 輸出する量が無かったということなんですかね 
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で、翌日ゲントに行く予定にしてたので、さすがにホテルに帰ることにしました 小腹が空いたので、さっき目をつけていた
ケバブ屋へ行きました 証券取引所のすぐ近くです 野菜たっぷりのスパイシーでとお願いしてチキンケバブを持ち帰りで2つ頼みましたが、これがめちゃめちゃ美味しかったです この後、この旅行中に何軒もケバブ屋にはお世話になりましたが、ここが1番美味しかった気がします SALTANS OF KEBAB というお店ですね 2時ぐらいまでやってたと思います これで到着初日のビアカフェ巡りはおしまいです 翌日からゲント、ブルージュ、アントワープと廻ってもう1度ブリュッセルに戻ってくるのですが・・・少しずつアップしていきますので気長にお待ちくださいね

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前回紹介したfalstaffを出た後、一旦ホテルに戻ったのですが飲み足りなくて1人で証券取引所あたりをぶらぶらして何軒か入ったのですがそのうち2軒を今回ご紹介します
まずは、chat noir 黒猫という意味のこちらは、ビアカフェというよりレストランのようでしたが、ビールだけでもいいということでオルヴァルを飲みました 同じ名前のカフェがパリにもありましたよね 中にはクロネコのポスターがいくつか飾っていましたがカジュアルな感じのお店でした が、閉店間近だったみたいで早めに切り上げました 午前1時頃だったでしょうか 

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次に入ったのが、すぐ近くにあった le roi de berges というビアカフェです ここは、若いお客さんで一杯でした
スタッフも年配の人が多いビアカフェのイメージと違い、若い男前スタッフが数人いました クラブイベントのフライヤーとかもあって、それまでのクラシックなビアカフェとはかなり違う雰囲気でしたが、日本のカジュアルなバーにいるような雰囲気で妙に落ち着いてしまいました ロシュフォールを頼んで、しばらくするとタバコを切らしたので自販機を見つけてコインを入れたのですが何度入れてもコインが戻ってきます スタッフに聞くと、その自販機用のコインを買って入れなくてはいけないようなシステムらしく、結局銘柄を言ってやってもらいました
ここは2時閉店らしく時間が近づくとどんどんお客さんが出て行きだしたので僕も出ました
で、お腹が空いたので目をつけていたケバブ屋にいったのですが・・・続きはこの次に書きますね 

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前回のシリオに続いて、証券取引所そばの有名店Falstaff  ファルスタッフです アールヌーヴォーな内装は昔のままらしく、歴史を感じさせるお店でした 入り口の感じははアールデコぽい感じです 1900年の建築らしいので100年前です 高い天井とステンドグラスやインテリアがとても興味深かったです 食事も結構美味しいらしいのですが、お腹いっぱいだったのであきらめました カクテル的なものや、コーヒーなどのメニューも結構あって、ヴァンショー〈ホットワイン〉を頼んでみました シンプルなレシピっぽかったですが美味しかったですよ
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夜中まで開いてるらしいですが、この日は12時ぐらいで結構暇そうでした 入り口横に広いオープンスペースがありましたが一組ぐらいしか見ませんでしたね 早い時間は一杯だと思いますよ

ue Henri Maus 19
phone: 02-511-87-89
10:00〜2:00
 

ベカスから少し歩くと、大通りに面して立派な建物が建っています 証券取引所らしいのですが、この辺りにはビアカフェがたくさんあります ランドマークにして歩くと便利で、迷うと証券取引所に戻ってました その近くで見つけたのがビアカフェ Le Cirioです アンティークな雰囲気ですが、とても入りやすいお店でした
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こちらで一番の思い出は、人懐っこいネコが横でずっとまったりしてたことです 模様もうちのネコ(4匹います)の中の1匹にそっくりで家で飲んでるような気分になれました
あとで知ったのですが、ここはベルギー生まれの偉大なシャンソン歌手ジャック・ブレルが好きで通ってた店らしいですよ ジャック・ブレルは詩人としても評価も高く、好きな曲がいくつかあるので近いうちにこのブログでも紹介しようと思ってます ジャック・ブレルが飲みにきた時もこんな風にネコが横でのんびりしてたんですかねー  
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少しお腹が空いたので、シコリのグラタンを頼みました ほろ苦いシコリがビールによく合いました ビールはレフとグリムベルゲンのドラフトとヒューガルデンをオーダーしたと思います  2007_1103ベルギー0018

Rue de la Bourse 18
phone 02-512-13-95
10:00〜1:00
 

去年ベルギーのビアカフェを廻ったときに撮影した写真の整理がてらでビアカフェを紹介していきたいと思います 6日の滞在で大体40件ぐらい廻りました・・・
記念すべき1件目は、こちらa la becasseです
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ここはブリュッセルのグランプラスのそばにある有名なビアカフェで、ランビックという野生酵母を使ったブリュッセルの地ビールをホワイトビールとブレンドしたものと、ランビックを黒砂糖で味付けしたものがおすすめになっています
日曜日の21時ぐらいでしたが、町の中心なのに廻りもひっそりしてました
ちょっと古ぼけたネオンを見つけて細い入り口を入っていくと、ランビックが入ってるであろうピカピカに磨かれた銅?の樽が見えました こじんまりとした落ち着くお店でした

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Rue de Tabora 11, Bruxelles
phone 02 511 00 06
10:00〜24:00

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