今回写真ぼけてます・・・酔っぱらってたのですみません
グアダラハラ1泊目、夕食を食べて飲みに出ようと町をぶらぶらしました 祭日だったのですが昼間と比べると夜はそんなに人が多くは無かったです
実はメキシコで飲んでみたいお酒がいくつかあり、一つは醸造酒のプルケ、一つはペパーミントやスペアミントなどではなく "イエルバブエナ" というハーブを使ったモヒートでした
ジャガトでもよくオーダーされるモヒートですが、スペアミントやペパーミントを使ってお作りしています モヒートはブリュッセルやパリなどヨーロッパのカフェでも結構飲む機会が多かったのですが、それらもペパーミントをつかったものでした
で、当然発祥の地キューバやその周辺メキシコでのモヒートもそれらのミントを使ってつくられているのだと思っていたのですが、数年前ごろから
『ラテンアメリカのモヒートは日本で使われているようなミントではなくイエルバブエナという香草でつくられているらしい、ヘミングウェイが愛飲していたのもイエルバブエナでつくったモヒートらしい』
ということを聞くようになりました 調べてみるとイエルバブエナもミントの1種のようです(スペアミントに近いらしい)・・・で、直訳すると"良い草"という意味であることからちょっと予想できたのですが、どうやら地域や国によって、この言葉"イエルバブエナ"が意味するハーブは若干種類が異なってくるようです
ということで、キューバでのイエルバブエナとメキシコでのイエルバブエナが全く同じ種類のハーブでは無いのかもしれませんが、共通するフレーバーがあり、それが一般的に僕らが普段使っているミントの香りとは違うようで、ラテンアメリカに行ったら是非飲んでみたいと思っていました
ホテル周辺に飲み屋が点々としていたので、どこにしようかとぶらぶらしてから大通りの一つ裏にあったバーに入ってみました メニューを見ると"hierba buena"と書いてあります
そして、メニューには1929か年代はっきり忘れましたがその辺りから出しているメニューであると添えられていました きっとこれがモヒートのイエルバブエナバージョンだろうと思いオーダーしました 冒頭のピンボケ画像がそのカクテルです 見にくいですが、真ん中にモヒートらしきグラスが映ってますので見てみてください
で、店の雰囲気はこんな感じ 広い店でいくつかのフロアに分かれていてましたが、歴史のありそうなバーでした 壁には古い写真やはく製など・・・
・・・飲んでみるとミントとは違う香りです ミントの爽快感ではなく、より薬効がありそうな草の香り そして、野性味のある力強い風味がします 薬草のような独特の風味で体に良さそう・・・子供の頃雑草を潰した汁でなんか遊んだ記憶がありますがそんな強い青臭い香りがしました 美味しいですけど、確かに普段飲んでいる、そして提供しているモヒートとはかなり異なる味わいでしたね
もちろんここだけでメキシコのモヒートがこうだ!というわけにもいかないです というわけで、結局メキシコシティでも3軒ほどモヒートをオーダーしましたがどこもこういったタイプのモヒートでした メニューには mojito (hierba buena)と書いてあったり、hierba buena mojitoとあったり・・・一応ペパーミント系のモヒートとは違うということを明示している感じでした
で、今回この記事書きながらイエルバブエナについて検索していたら南米系食品を扱っているネットショップで売っているのを発見しました!早速注文しましたので届いたらイエルバブエナのモヒート、お出しできます 届き次第ブログにあげますね