友人2人と男3人旅で勝沼のワイナリー巡りをしてきました
時期的にはもちろん葡萄はほぼ収穫済み、ワイナリーの方も仕込みなどに忙しそうな時期ではありましたが、楽しい旅になりました
忙しいなか、ワイナリー案内をして頂いたルミエールからご紹介
勝沼のワイナリーエリアにあるのですが、飛び地のような境界線があるらしく笛吹市一宮町にあります
1885年操業という古い歴史のワイナリーです 元々は甲州園という名前だったらしく、コンテナにもその名が多数残っていました
甲州種です 淡い色のぶどう 平安末期、または奈良時代からあったとする記録もあるそうですが、真偽はわからないそう 江戸時代には桃、梨、柿などとともにこの地域の名物となっていたのが紀行文などに残っているそうです
収穫後ですが、ぶどう棚 こちらはフランスなどの栽培方法、垣根栽培ではなく日本で一般的に見られる棚栽培 勝沼ぐるぐる歩きましたが、ほぼこの棚栽培でした 香川で見るブドウ畑もこの栽培方法ですよね 土壌や季候の違いによるらしいです ただルミエールさんでは、カベルネ、メルロー、テンプラニージョなどは垣根栽培の畑がありました
メルロー
カベルネソーヴィニヨン
地面にもかなり雑草が生い茂ってますし、虫、クモなども畑にはいっぱいですが、これもルミエールさんのこだわりで畑は耕さず雑草の種類を多くするビオディナミの手法でつくられているからだそう
また国の有形登録文化財に指定されている日本初(1901年築造)のヨーロッパ式石蔵ワイン発酵槽もみることができました 使用されてない時期もあったそうですが、この石蔵発酵槽の2槽を整備しなおし、1998年より石蔵ワイン醸造を復活させたそう 花崗岩による天然の冷却効果が良い効果をワインにもたらすそう
発酵槽
文化財なので説明もしっかりと書かれています
地下熟成庫
ラベルを貼る前のボトル
2代目当主の作ったワインだそう ラベルもいい味でてますね
信玄印の葡萄酒、気になります
葡萄のなる時期に是非来て見たいワイナリーでした
いくつか購入しましたが、特に楽しみなのがこちらの『トラディショナルスパークリング光』
『甲州種を、ビン内発酵と長期熟成によって仕上げたトラディショナル・スタイルのスパークリングワインです
リンゴの蜜やグレープフルーツなどの香りに上品な緑茶や紅茶の香りが調和し、まろやかで厚みのある味わいが広がる風格のあるワインです』
とのこと お値段も結構するので、試飲は出来ませんでしたがルミエールの他のスパークリングがすごく美味しかったのでこちらには期待しています
このほか、試飲のみでしたが『ダイヤモンド酒造』 10種ほどのワインを造り手のお母様が丁寧に説明してくれました ここも最近特に人気の高まっているワイナリーだそうで、こだわったベリーAのワイン『シャンテY・AますかっとベリーA』のシリーズは特に美味しかったです また『シャンテY・Aアマリージョ』という甲州のシュールリーも印象に残る美味しいワインでした
また『くらむぼんワイン』でも試飲をたくさん頂きました
『べるかんと』、という赤をお昼に行った勝沼のビストロで頂いたのですがそれが美味しくて予定外でしたが立ち寄りました 沢山の種類をつくっているようで甘口タイプのものもデザートワインとして美味しい出来でしたが
個人的には『べるかんと』が一番のお気に入りになりました
道中見つけたご当地マンホール、ぶどうのデザインです
勝沼醸造 こちらも試飲がメインとなりました
広い自社畑が広がります 8月ぐらいに来れたら最高でしょうね
また今回は宿泊が山中湖で、早朝の富士山は最高でした 念願の山中湖一周ジョグも出来て大満足 年末に向けていいリフレッシュになりました
ジョグ中に見えた『逆さ富士』 最高にきれいで感動しました
普段あまり扱うことの無い国産ワイン、勝沼ワインですが、いい勉強になり、美味しいワインにもたくさん出会えたのでスポット的にはなると思いますがジャガトでも楽しんで頂けたら、と思います